▼パフォーマンス低下の原因は「目」にあった
疲れ目対策の方法 ・ドライアイの対処法 ・目の疲れから来る頭痛、肩凝り解消法 ・視力回復 ・老眼対策 単にこうした目の不調が解消されるだけでも十分生産性は上がりますが、本書が目指すのは、さらにもう一歩先。 疲れに負けない最強の目と脳をつくり、仕事効率を極限まで高めることです。 詳しくは本書でご説明しますが、ひと言で言えば、目と脳は繋がっています。 ですから、目が疲れていたり悪かったりすると、脳への情報伝達力が落ち、脳機能が低下します。 目のコンディションによって、パフォーマンスの良し悪しが決まる。そう言っても過言ではありません。 これは逆に考えれば、目をよくすることで「脳力」を高めることができる、ということでもあります。
▼「目凝り」をとれば、すべての不調が解消される
目を鍛えることで脳が最適化され、仕事のパフォーマンスが今よりさらに向上する……。 「そんなうますぎる話、ありえない」「相当めんどくさいことなんじゃない?」 そう思うのも無理はありません。 なぜなら、なぜなら、多くの人が目はよくならないと信じているからです。 やれることといえば、せいぜい目薬を差すか、メガネ・コンタクトをかけるか、レーシック手術を受ける、といった対処療法のみ……。 でも、本当にそうでしょうか? 目が疲れたり悪くなったり、何かしらの不調が現れる原因は、 もとを正せば「目の筋力」が低下し、「血流」が滞ってしまうことにあります。 端的に言えば、肩凝りならぬ「目凝り」状態。 これでは目と脳に十分な酸素や栄養が行き届かなくなり、うまく機能してくれません。 つまり、眼筋を鍛えることこそ、目の疲れから引き起こされる様々な症状を改善するための近道というわけです。
▼「眼筋トレ」で視力も脳力もアップする!
著者は36年間、3万人超の目の悩みと向き合い視力回復を助けてきた中川先生。 現在64歳にして、近視でも老眼でもありません。 本書では、数々のカウンセリング、独自の研究・開発を重ね、その集大成として生まれたメソッド「眼筋トレ」をはじめ、 目を酷使せざるをえない現代ビジネスマンに必要なアイケアを一冊にまとめました。 眼筋トレとは、「動かし、温め、鍛える」という考え方を核とした、 目の凝りを解消し疲れにくい強い目をつくるための、誰にでもできる、とてもシンプルな方法。 あっと驚くようなスゴ技ではないかもしれませんが、続ければ確実に効果の出るメソッドです。
▼疲れ目で心・身体・脳が侵される
今、世の中は「画面」だらけです。 パソコン、スマホ、テレビなど、どれも身近で便利なだけに、これらを一切見ない、使わないという選択肢はほとんどあり得ません。 「夕方になると目がチカチカして重たくなる」「ドライアイでつらい」「充血が治らない」といった症状を感じながらも、それでも「画面」と向き合わねばならないのが現代ビジネスマンの宿命です。 「目の疲れ? そりゃあるけど、画面見なきゃ仕事できないし、仕方ないよね」 仕方がない……。そう思っている人は、きっとたくさんいるでしょう。 疲れ目なんてしょっちゅうだけど、仕方がない。近頃、視力も右肩下がりだけど、仕方がない。 そうやってごまかし続けた先に待っているのは、腐った身体と心、そして脳です。 「目が悪くなった」だけでは済まされない深刻な状況が、そこにはあります。 どうかそうなる前に、1日も早く対策を始めてくだ