「完璧を目指すよりまず終わらせろ。」ー”Done is Better than Perfect.”ー
(マーク・ザッカーバーグ)
Google、Appleといった世界的大企業から、Netflix、Airbnb、Uberなどの新進気鋭の企業まで、圧倒的なスピード感で常に新たなサービスを生み出し続けるシリコンバレー企業。
激化する市場競争を生き残るために今日本企業が取り入れるべきは、彼らの”スピード”である。
何がシリコンバレー企業の”スピード”を生み出しているのか?
そして、日本企業がそれを取り入れるにはどうすればよいのか?
ロッシェル・カップ、到津守男、スティーブ・マギー。日本企業の実態を知り尽くした3人のバイリンガルコンサルタントが総力を挙げて、この疑問に答えます。
アジャイル開発、リーンスタートアップ、ビジネス・モデル・キャンバスなど、シリコンバレーで重宝されている実践的なビジネス・アプローチに加え、その根幹となるマインドセット、目標管理制度やリーダーシップまで、実例を交えて解説し尽くします。
経営者はもちろん、会社の変革を望むビジネスパーソンにとって必読の1冊。
著者紹介
ロッシェル・カップ/到津守男/スティーブ・マギー
ロッシェル・カップ(Rochelle Kopp)
日本企業の海外進出、グローバル化をサポートするグローバル規模のトレーニング・コンサルティング会社であるジャパン・インターカルチュラル・コンサルティング社の創業者で社長。人事管理、異文化コミュニケーション、組織活性化、グローバル人材育成に特化している。特に日本の企業や起業家がシリコンバレーの独自の文化を理解し成功するための協力を惜しまない。クライアントは、DeNA、富士通、JINS、楽天、リコー、ソニー、トヨタ自動車など。『日本企業の社員は、なぜこんなにもモチベーションが低いのか』や『シリコンバレーの英語 スタートアップ天国のしくみ』など25 冊以上の日本語の著書がある。
到津守男(Morio Itozu: いとうづ・もりお)
日本語と英語のバイリンガルで、異文化を対象にしたグローバル組織開発コンサルタントとして豊富な経験を持つ。サンフランシスコ・ベイエリアを中心に25 年以上にわたって日系企業とグローバル企業の直面している問題を解決し、パフォーマンスとチームワークを向上させ、組織文化を変革し、M & A 後の組織や文化の統合、グローバルリーダーの育成に貢献してきた。日立、NEC、日東電工、東芝、日本航空、中外ファーマ、Microsoft、HP、Intel、Cisco Systems、Motorola、Universal Studios、UPS など多くの企業の手助けを行ってきた。世界中で使われている診断材料であるFIRO-B を作成し、組織開発の分野のパイオニアであるウィル・シュッツ博士の下で長年直接学び、活動した経験を持つ。
スティーブ・マギー(Steve McGee)
ソフトウェア会社のプロダクト開発の頻度を高め、リードタイムを短縮し、コミットメントの実現を可能にするアジャイル・マネジメントコンサルタント。日本で6 年間の異文化マネジメント・コーチとしての活動を含め20 年にわたる組織変革、トレーニングと人材開発の経験を持ち、異なった価値観を持つシステムを統合する企業の手助けを行ってきた。2007 年にソフトウェアとコンサルティング企業に初めてアジャイルを導入し、その後、アジャイルの原則とプラクティスを経理のポリシーやイベント、チェンジマネジメントなど多様なプロジェクトまで応用した。アジャイル・トランスフォメーションと組織変革のクライアントは、Western Union, ClearXchange, Flint, Ericsson, Motorola, Life360, Apple, Visa,TSYS, eBay, MobiTV, PlayStudios, Zephyr, UCSF, Quantum Art, Deloitte-Tohmatsu, Biosensors など。