私の人生を劇的に変えた出来事は、「58歳で子どもを産んだ」こと。 そのとき、感じたのは「喜び」、「歓び」。そして、子どもが物心ついてからは、大きな「責任」も感じ始めるようになりました。 〈中略〉 人は「希望」を失ったとき、生きる意欲を失うと思います。 今はどんなに大変でも、どんなに辛くても希望という灯さえあれば、どんな微かな灯でも行く手を照らし、前へ進んで行けるはず。 希望……そうです。 まさに私にとって、子どもは、希望です。 出産して子どもの面倒をみて、まさに世話を焼くだけの一方通行の生活のときでさえ、子どもの表情に、泣き声に、寝顔に大いなる希望を見出して、勇気を得ています。 〈中略〉 結婚・出産・育児には、各々事情もありますから、「なんて無責任な意見なの! 簡単に言わないでよ! ! 」と感じている読者の方もいるかもしれません。でも、責任をもって、私は「大丈夫ですよ」と言えます。 その理由は、これから恥も外聞もなくたっぷり書くつもりですので、ご期待ください。 ともあれ、貴女のこれからの人生がハッピーで、家族が増員されることの一助になれば、著者として睡眠時間(子どもとの時間は削れないので)を割いて本書を著す甲斐があるというものです。 「貴女の幸せ」の第一歩は、ここから始まります。 〜「はじめに」より
