●まずリトルデータで勘所を養う
●指標(KPI)を制する者がデータ分析を制する
●現場を躍動させる”OODA”ループ
●話題の”scExcel”で分析ツールRを操る
●特別付録[Excelを高機能な定量分析ツールにするための諸設定]
「なんか、ビッグデータ的なこと、やってよ! 」
会社のエライ人から、このようなことをいわれたビジネスパーソンは、たまったものではない。
何をすればいいのかわからない。
本書は、あなたが「最速で収益につなげる完全自動のデータ分析」に向けて動き出すための、
地に足の着いた実践的な知識を共有する。それは、主に以下の2つである。
1.データ分析の民主化
2.定量分析の完全自動化
データを活用し成果を出すには、より多くの人が、当たり前のように、気軽に、データ分析ができた方がいい。
少なくとも、データ分析の効用を知っていた方がいい。それが、「データ分析の民主化」である。
データ分析と聞くと、定量分析のイメージが強いが、本当に重要なのは、次につなげるために
できるだけ解釈や整理、洞察といった定性的なブレインワークに時間を割けるようにすることだ。
そのために「定量分析の完全自動化」を目指す。
したがって、「最速で収益につなげる完全自動のデータ分析」とは、
「データ分析の民主化」と「定量分析の完全自動化」を目指した、質の高いデータ分析の活用のことを指す。
(「はじめに」より)