
目次
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はじめに
・止まらないメンタル不調の連鎖
・会社の基盤となる「人と組織」の健康を考える
序章 「部下の心」は理解できなくていい!
「なぜ、職場で折れるのか」を考えても意味がない理由
・上司が見るべきは「仕事に関する行動」だけ
・ストレスはカレーと同じ
・メンタル不調の三大原因は「不平等感」「孤立感」「裁量権の不在」
・「原因」よりも「結果」と「対処」を重視する
序章のまとめ
第1章 「部下思い」より「自分思い」の上司の方がうまくいく
部下を不調にしない上司は、自分を大切にしている上司である
・「普通にしていれば健康は失われない」という勘違い
・セルフケア7割・ラインケア3割
・「自分思い」の上司の方がうまくいく理由
「揺らぎに気づいて、整える」だけで不調は予防できる
・全速力で走るためにはピットインが必要 066
・「休養の予定」を入れておく
・「食う寝る遊ぶ」は揺らぎパラメーター
・遊ぶことも重要な健康管理
・脳のシフトを組めば忙しくても疲れない
現代の不調の9割は「環境」のせい
・諸悪の根源は「生活環境病」
・環境を変える方法を考える
・二言目には「これだからうちの職場は……」
・自分の「行動」だけ変えてみる
・言葉を変えて脳をだます
第1章のまとめ
第2章 部下のケアは「3割」でいい
「気づく・うながす・つなぐ」の3ステップで部下はケアできる
・「勤怠の乱れ」は黄色信号
・「挨拶」を最強のメンタルケアとして活用する
・セルフケアの大切さを情報提供する
・複雑な問題はプロに投げよう
第2章のまとめ
第3章 最も少ない力で人をマネジメントする方法
最適なマネジメント方法は部下本人が知っている
・初期投資をしないと後々苦しくなる
・当事者不在型マネジメントの恐怖
・「教える」のではなく「教わりに行く」
・「指示」ではなく「選択肢」を与える
・「大丈夫?」「わかった?」というセリフは果てしなく無意味
・メンタルの問題とマネジメントの問題は「混ぜるな危険」
第3章のまとめ
「モチベーションのツボ」を突く対話術
CASE1「やる気が出ない。仕事にやりがいを感じない」
ネガティブループに陥っている島崎さんの場合
・相手の軸を早く見つける
・モチベーションの原則は「サクセスファースト」
・やる気の矛先は本当になんでもいい
・まずは考えるより動いてみる
CASE2 「働く意味がわからない。いまの環境が合っていない気もする」
自分がわからない渡辺さんの場合
・嫌いを知って好きを知る
・やる気スイッチが職場にあるとは限らない
・「先が見えない」の「先」とはどこか
第3章 ケーススタディのまとめ
終章 逆転マネジメントで「いきいき部下」は育つ
うつうつ部下をいきいき部下に変える世界一シンプルな方法
・マネジメントの極意は「逆転の発想」を持つこと
・まず肩の力を抜けば、マネジメントはうまくいく
終章のまとめ
おわりに
・最短距離でゴールを目指していたが……
・3・11とスティーブ・ジョブズ
・点と点が線になっていく
・行動すれば環境も変わる