▼最先端のビジネススクールで教えられている「アート」の授業
Appleのスティーブ・ジョブズは、
大学中退後もカリグラフィー(美術書道)の授業には通い続けた。
AirbnbやDropboxを世に送り出したベンチャーキャピタルY Combinatorの
ポール・グレアムは、イタリアで絵画を学んだ。
Googleのデザインに革命を起こし、YahooのCEOを務めたマリッサ・メイヤーは、
プロのアーティストだった母親からアートの手ほどきを受けた。
合理性や技術の積み重ねだけでは、もはやモノが売れない。
ビジネスモデルが一夜にして崩れ、新しいライバルがふいに現れるいまの時代、
「データ」「合理的判断」だけに頼ることはできない。
だからこそ、いまビジネスに「アート」が必要なのだ。
「デザイン思考」は、デザイナーの考え方・
視点をビジネスに取り入れる手法として広まっている。
一方で本書は、個人と組織の双方の視点から、アーティストの考え方・
視点をビジネスに取り入れる方法を教えてくれる。
本書はこうした内容を、世界に先駆けて翻訳。
「アーティストの視点をビジネスにどう取り入れるか」というテーマについて、
世界のトレンドや実際の企業・プロジェクトでの実例を豊富に盛り込みつつ解説。
また日本向けに、日本人の文化的・経済的コンテクストにも合った内容や事例を加えて刊行する。