出版実績

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自己啓発の本
シェアライフ

シェアライフ

  • 著者:石山アンジュ
  • 定価:1408円(本体1280円+税10%)
  • 発行日:2019/3/1
  • ISBN:9784295402770
  • ページ数:208ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

シェアリングエコノミーの専門家による、 今すぐ始められるシェアライフ実践入門書!

著名人から推薦の声!!
『個人の時代が到来する。』 ―― 小泉文明(メルカリ社長兼COO)
『「コミュニティー」こそが現代の資産だ。』 ―― 西野亮廣

「新しい社会の新しい生き方」がこの一冊でわかる!
◎シェアリングエコノミー(共感経済・共有経済)とは?
◎働き方・子育て・教育・住まいetc…人生100年時代の「幸せ」な生き方とは?
◎地方創生・オリンピック・防災etc…新しい社会を支えるしくみとは?

近年、見聞きすることが多くなってきた「シェア」というキーワード。

たくさんのモノであふれる社会や生活の中から、
「必要なだけあれば十分だ」
「家も、仕事も、子育ても、誰かとシェア(共有)すればいい」
という価値観が生まれ、支持されるようになってきた。

あらゆるモノ・コトをシェアしながら生きていく
「シェアライフ」的生き方へのパラダイムシフトが
既に始まっているのだ。

さらに、シェアはライフスタイルだけでなく、
社会そのものを根本的に変革する可能性を秘めている。

この「シェア」こそ、これからの時代を幸せに生きていくために、
誰にとっても欠かせないキーワードになっていくはずだ。

著者紹介

石山アンジュ

内閣官房シェアリングエコノミー伝道師。一般社団法人シェアリングエコノミー協会 事務局長。1989 年生まれ。都内シェアハウス在住、実家もシェアハウスを経営。「シェア(共有)」の概念に親しみながら育つ。2012 年国際基督教大学(ICU)卒。新卒で(株)リクルート入社、その後(株)クラウドワークス経営企画室を経て現職。「シェアガール」の肩書でシェアリングエコノミーを通じた新しいライフスタイルを提案する活動を行うほか、政府と民間のパイプ役として規制緩和や政策推進にも従事。総務省地域情報化アドバイザー、厚生労働省「シェアリングエコノミーが雇用・労働に与える影響に関する研究会」構成委員、経済産業省「シェアリングエコノミーにおける経済活動の統計調査による把握に関する研究会」委員なども務める。2018 年米国メディア「Shareable」にて世界のスーパーシェアラー日本代表に選出。ほかNewsPicks「WEEKLY OCHIAI」レギュラーMC を務めるなど、幅広く活動。

目次

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はじめに

 

序章 私のシェアライフ

60人家族、100の家
シェアする社会の登場
気づけば、私はずっと「家族」を探してきた
個人の意思よりも組織の理論が尊重される社会への違和感
シェアとは希望である

 

第1章 新しい時代

前提が失われた時代に生きる私たち
幸福のロールモデルが消えた
より人間が人間らしく生きるには
孤独の原因
個人中心の時代の到来
組織から個人へのパワーシフト/個人と個人がつながる分散社会へ/個人が主役の時代
「豊かさ」のパラダイムシフト
お金から信頼へ
私から、私たちへ
つながりに幸せを感じる時代

 

第2章 新しい価値観

「シェア」とは?
昔からあったシェアという概念/今シェアリングエコノミーが注目されている理由/個人と個人が生み出す新しい経済の形/組合型のシェア/シェア時代には「信頼」が鍵
見えない価値が価値になる
シェアが生み出す新しい価値/制約からの自由。所有しない幸せ
シェアの本質とは「つながり」
新たな豊かさとは「つながり」/つながり資産/シェアすることで誰でも「つながり」をつくれる/新たな人間関係、コミュニティ/コミュニティが居場所になる/働く場所も居場所になる

 

第3章 新しい生き方

シェアで「働き方」が変わる
「働く」概念が変わる/会社で働くことの「制約」から解放される/シェアワークな私の1日/どこでも通用する評価と信頼が貯まっていく/副業解禁の追い風。一方で課題も
シェアで「住む・暮らし方」が変わる
人の自由の制約となるものは 「場所」である/「世界中どこに行っても居場所がある」私の暮らし/暮らしを起点につながりやコミュニティができる/家を所有しない様々なライフスタイル/日本の課題を解決する可能性
シェアで「旅」のスタイルが変わる
暮らすように旅する/ガイドブックの旅では得られないもの/日本でも広がるシェアと観光のスタイル
シェアで「人生100年時代」に備える
お金以上に必要なこと/つながりと生きがいを見つけられる選択肢/「介護」ももっとシェアで解決できる
シェアで「家族・子育て」の概念が変わる
家族の変化と、子育てが窮屈になった日本/子どもはみんなで育てるもの
子育てはシェアで解決/家族観を捉え直す
シェアで「学び」が変わる
日本の教育は「肩書き偏重」/「互いに教え合い、学び合う」新たな学びの形
プラットフォームが学びのハードルを下げる/誰でも「教える側」になれる

 

第4章 つながりが社会を救う

日本が直面する課題
公助・自助・共助:失われた共助機能と公助の限界/シェアで共助を再構築する
シェアで地域課題を解決する
日本政府も重点施策として推進/佐賀県多久市「シェアで就業機会の創出」/長野県川上村「女性が暮らしやすい村へ」/相模原市藤野「まち全体で自分たちの安全圏をつくる暮らし方」
世界中で広がるシェアリングシティ
行政主導でシェアを政策として取り入れた韓国・ソウル/市民主導で持続可能な都市を推進するオランダ・アムステルダム
新たなセーフティネット
つながりで多くの問題は回避できる/協同組合の新たな形/防災や災害時こそシェアが機能する/オリンピックとシェア

 

第5章 シェアするマインド

シェアライフは「信頼」で成り立つ
信頼を得られる人はシェアライフで最も得をする/「信頼」とは何か?/「信頼」の概念は変化してきた/テクノロジーと「信頼」の課題/人間にしかできない「信頼」を取り戻そう
信頼できる・信頼される自分になろう
自分と他人の境界線はどこに?/境界線を広げていく意志が必要/与えると、信頼が返ってくる/閉じずに、開きつづける/小さな「お互いさま」を積み重ねる

 

終章 シェアの未来

資本主義型と持続可能型 2つのシナリオ
ルールと社会制度の課題

 

おわりに

シェアライフを今すぐ始めたい人へ