初対面のあいさつ、目上の人と話すときや、ちょっとした飲み会など。
「気がきくようになりたい」と思う場面は誰にでもあります。
「『気がきかない』とよく言われるけど、そもそも気のつかい方がわからない……」
「自分では気をつかったつもりなのに、相手が気づいてくれない……」
と、悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
そこで本書では、気配りのプロフェッショナルであるベテラン秘書が、
「さりげない気づかい」で周囲の人から「感謝」や「信頼」を得る方法を
全46項目で述べていきます。
大げさなことをしたり、マニュアル通りにしたりすることはなにもありません。
普段の生活の中で実践できる考え方や行動の習慣から、
あなたの「気づかい」を変えていきましょう。
※本書は、2010年に刊行した『誰からも「気がきく」と言われる45の習慣』を、
時代に合わせて加筆・修正・再編集した上で刊行したものです
著者紹介
能町光香
株式会社リンク代表取締役、日本秘書アカデミー代表、気づかい研究家、人材育成コンサルタント、上級米国秘書検定保持者。
京都在住。青山学院大学、京都造形芸術大、The University of Queensland大学院卒業。10年間、ティファニーやバンクオブアメリカ・メリルリンチ、ノボノルディスクファーマなどの一流企業にて10名のトップ・マネジメント(社長・重役などの上級管理職)を補佐するエグゼクティブ秘書を務め、「気づかい」の大切さを知る。その後、2013年に「日本と世界をつなぐ架け橋となる」という思いから、株式会社リンクを設立。同時に、「日本秘書アカデミー」の前身である「一流秘書養成スクール」を創設し、講演、企業研修、執筆活動を精力的に行う。また、京都造形芸術大学にて芸術や文化の観点から「気づかい」に関する研究をおこなう。2019年4月から京都大学経営管理大学院に進学し、経営の観点からサービスやホスピタリティについて学びを深める。
21万部のベストセラーとなった『誰からも「気がきく」と言われる45の習慣』(クロスメディア・パブリッシング)は、中国語、韓国語にも翻訳される。その他にも、『エグゼクティブ秘書が教える一流の仕事術』(日本能率協会マネジメントセンター)、『なぜ一流のリーダーは東京—大阪間を飛行機で移動するのか』(扶桑社)など著書多数。