ビジネスパフォーマンスを最大限に発揮するための土台として、
「健康」は必須要素であることは言うまでもありません。
「IQ」「EQ」とともに、仕事や人生の成功を支える
「BQ(Body Intelligence Quotient):身体知能」という考え方、
すなわち健康を適切に捉え、管理する能力を本書では紹介します。
今、世の中の多くの企業が「社員の健康は社員個々人の責任で管理されるべきもの」
という古い慣習を捨て、企業が経営課題としてサポートしていくフェーズに変化しつつあります。
社員の健康維持・改善を目的とした施策を強化する企業は確実に増えていますが、
一方で健康経営が福利厚生に留まり、形骸化している企業も少なくありません。
本書では
1.いかにBQ(身体知能)を向上し、パフォーマンスアップするか
2.周囲を巻き込み、意識・行動を変容させるためのリーダーシップ
という2つの軸から、健康経営が目指すべきゴールである
「健康を実現した先にあるパフォーマンスの向上」へと導くためのポイントを、
社員教育の現場の第一線にたつ著者がわかりやすくお伝えします。
著者紹介
阿部George雅行
株式会社ボディチューン・パートナーズ代表取締役社長、NPO法人アスリートヘルスマネージメント理事、早稲田大学スポーツビジネス研究所(RISB)招聘研究員。明治大学卒業、早稲田大学大学院博士課程単位取得退学。筑波大学大学院退学。グロービスMBA。富士銀行、みずほ銀行、グロービス等ベンチャーを経て現職。90kgのメタボ脱却経験から、“死の前日まで狩りをする虎”のように、生涯現役を志す「心技体」のバランスのとれた人財育成、組織開発のソリューション支援を行う。「生産性向上」「働き方改革」「健康経営」のテーマに沿って健康とビジネスパフォーマンスの研究にも携わる。過去アイアンマン、サハラ砂漠マラソン、オーシャンスイム等極地レース出場経験多数。現在は1日2分の運動だけの健康維持メソッドを継続実践中。牛肉赤身、生野菜、素焼きアーモンドと硬水(硬度1000mg/L以上)が大好物。最近は「記紀」を片手に神社巡りと(ゆるい)山登りにはまる。著書に『結果が出せる! 評価が上がる! ビジネスマンの「カラダ再生」プログラム』(幻冬舎)、『MBA式健康防衛』(クロスメディア・パブリッシング)がある。