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これだけ! FXチャート分析 三種の神器

これだけ! FXチャート分析 三種の神器

  • 著者:佐藤正和
  • 定価:1628円(本体1480円+税10%)
  • 発行日:2020/12/1
  • ISBN:9784295404576
  • ページ数:172ページ
  • サイズ:210×148(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

プロが極めたチャート分析の技を大公開! 大成功している個人投資家が使っているテクニカル指標とは?

本書ではローソク足や、テクニカル分析の指標として広く利用されている“三種の神器”として、
「移動平均線」「MACD」「一目均衡表」について解説しています。
この3つのテクニカルは、著者の佐藤氏がフランスの銀行でチーフディーラーを務めていたとき、
実際のトレードに頻繁に利用していた指標でもあります。

テクニカル指標には他にも、ボリンジャーバンドやRSI、RCIといったオシレーター系指標など、
さまざまなものがありますが、テクニカル指標の数を増やしたからといって、
FXトレードで勝てるわけではありません。たった1つだけ、というのも判断に偏りが出るため、
2つか3つ程度のテクニカル指標を使いこなせるようになれば、
十分、FXで好成績を収めることができます。

個人投資家の中には、FXで数千万円以上の利益を出しているトレーダーもたくさんいますが、
彼らにトレード手法について話を聞くと、一目均衡表で流れを読みながら、
MACDとその移動平均線であるシグナルのゴールデンクロス、
デッドクロスで売買している人がとても多いことがわかりました。

最近のFX市場では、ブロの世界でもAIを使った高速自動売買が主流になるなど、
「機械」が取引の主体になるケースも増えています。
多くのAIも、テクニカル分析主体のプログラムで運用されています。
そのため、最近は移動平均線の前後でピタリと相場が反転したり、
直近高値・安値ラインの前後で異常に取引量が増えるなど、
「よりテクニカル分析が効きやすい」相場展開になっています。

AIはともかく、テクニカル指標を使って相場の大局や全体像を把握し、
さまざまな売買シグナルを参考に実際のトレードを行うのは、
プロも個人投資家もまったく変わりありません。

本書で紹介する移動平均線、MACD、一目均衡表の3つを自分なりにマスターすれば、
ある意味、怖いものなしです。

著者紹介

佐藤正和

外為オンライン・シニアアナリスト。邦銀を経て、パリバ銀行(現BNP パリバ銀行)入行。インターバンクディーラー、資金部長、シニアマネージャーなどを歴任。通算30年以上為替の世界に携わっている。

目次

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序章 収益アップの原則

FXの“メリット”を整理して活かす
うまく使わなければ害にもなるレバレッジ
どんな相場も想定の範囲内に収めるには
自分のスタイルに合ったトレード構築法

 

第1章 ローソク足の基本

ローソク足に盛り込まれた重要な情報
ロンドンで、ニューヨークで、何があった?
ロンドン、NY市場で形成された大陽線
小陽線は相場が膠着している証拠
酒田五法が教える相場の転換や加速
酒田五法が教えるローソク足の組み合わせ
「上げ三法」「下げ三法」は相場の転換点
天井・大底圏の「はらみ線・包み線」は注目
サポート&レジスタンスラインの引き方
トレンドラインの引き方と応用
「フォーメーション」分析も覚えよう
トレンド転換型フォーメーションで爆利
欧米流ローソク足分析・プライスアクション

 

第2章 三種の神器「移動平均線」

移動平均線は「値動きの平均値」を示した線
移動平均線の「傾き」でトレンドを判断
ローソク足と平均線の位置で「勢い」を見る
平均線の「並び」でトレンドの変化を見る
移動平均線にはさまざまな種類がある
「グランビルの法則」でトレンドフォロー
「ゴールデンクロス」の正しい使い方
クロスシグナルのタイムラグに注意しよう
世界が注目!200日線は必ず見る
移動平均線を使った押し目買い/戻り売り
グランビルの法則も実際の売買に使える
5日線など移動平均線突破の勢いに乗る
平均線の並びの変化でトレンド転換を察知
押し目買いは5日線超えでエントリーする
戻り売りは5日・25日線割れを売買根拠に
トレンド転換は「横ばい」を挟むことが多い
200日線で相場の大局観を養う方法
ドリル 移動平均線の3つのポイントを常に意識

 

第3章 三種の神器「MACD」

MACDは長・短移動平均線の「間隔」
MACDのクロスで相場の天と底がわかる
0ラインより上か下かでトレンドを判断
MACDは中長期のパラメーターで見る
トレンドの衰退を示すダイバージェンス
トレンド発生初期のクロスは精度が高い
0ライン超え/割れでトレンド転換に乗る
ダイバージェンスのダマシを克服する方法
ドリル MACD以外のシグナルにも注目する

 

第4章 三種の神器「一目均衡表」

一目均衡表は「中間値」を大事にする指標
転換線、基準線は移動平均線のように使う
為替レートの値動き予測に使える一目の雲
遅行線の日々線超え/割れで勢い加速
三役好転/陰転でトレンド転換を見る
一目の雲タッチで押し目買い・戻り売り
雲入り、雲抜け、雲割れは相場の転換点
遅行線と日々線のクロスで急騰・急落
ドリル 一目均衡表を相場観やシナリオ作りに活用

 

第5章 テクノファンダ「応用トレード」

ファンダメンタルズがやっぱり必要な理由
テクニカルだけでは予想できない相場急変
テクノファンダメンタルズの発想とは?
政治イベントをテクニカル分析で読み取る
時間軸を変えてみることで大局観を持つ
上がる・下がる・横ばいとシナリオを立てる
雇用統計、FOMC、大統領発言はチェック
為替はテーマで動く。市場の関心に注目
通貨ペアの値動きグセやトレンドを把握
ドリル 時間軸や通貨間強弱を意識してシナリオ化

 

コラム
三種の神器、その威力
勝率がメンタルを制する