出版実績

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新刊
家主・地主・オーナーのための30年後も選ばれ続ける「未来」の賃貸マンション経営

家主・地主・オーナーのための30年後も選ばれ続ける「未来」の賃貸マンション経営

  • 著者:西田芳明
  • 定価:1628円(1480円+税10%)
  • 発行日:2023年10月11日
  • ISBN:9784295404682
  • ページ数:206ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

本書は地主・富裕層に向けた、土地活用の成功事例&未来予測の指南書です。
創業から50年にわたり、大阪・堺で建設・不動産業を営んでいる会社だからこそわかる、
大阪ならではの土地活用の事例と、未来に備えた施策を伝授します。

▼土地活用の事例と、未来に備えた施策

日本は人口減少や高齢化の影響で、賃貸マンションオーナーや家主・地主たちが
厳しい時代を迎えると予想されています。空室が当たり前、入居者の集め方、
そしてライフスタイルの変化に適した間取り……そんな悩みを抱える方々への答えが、
この書籍には詰まっています。

本書は、関西地域の独特の土地活用の事例を中心に、
全国の地主や不動産オーナーにも応用できる実践的な情報を提供。
特に以下のポイントに焦点を当てています。

・長期的目線での経営……目先の利益よりも、将来の持続可能な経営を目指す。
・入居者の幸せを優先……入居者や地域の発展に意識を向けることで、長期的な経営成功へと繋がる。
・地域で入居者を集める視点……自身の物件だけでなく、エリア全体を活性化させる。
・時代の流れを掴む……スマホやAIのような技術の進化を活かした経営戦略の構築。
・専門家(エージェント)との連携……オーナー1人では難しい課題にも、
 専門家の知識と経験を活用して対応。

実際の事例を豊富に取り入れながら、未来の土地活用のために知っておくべき全てを網羅。
SDGsへの取り組みや、海外の賃貸事情についても詳しく触れています。
Webで「賃貸マンション経営」「空室対策」「間取りの工夫」といったキーワードで
悩みを解消しようと検索する多くの方に向けた1冊です。

本書を読むことで、オーナーは時代の変化や社会的トレンドを理解し、
これからの経営戦略を立てるための具体的なヒントや方法を手に入れることができます。
また、持続的な経営のための実践的なアドバイスや、
オーナー自らが施策を講じる際のサポートとなる情報も得られるでしょう。
これにより、経営の安定と成功、そして入居者の満足度の向上に繋がるはずです。

著者紹介

西田芳明

進和ホールディングス株式会社 代表取締役。進和建設工業株式会社 代表取締役。株式会社資産パートナープランナーズ 代表取締役。株式会社進和ホーム 代表取締役。FBAAファミリービジネスアドバイザー/建築コンサルタント/一級建築士。1951年大阪府堺市生まれ。1987年4月に2代目進和建設工業代表取締役に就任。「地域密着」で建設事業と資産コンサルティング事業を展開し、これまでに750棟以上の賃貸マンションなどを建築。現在でも入居率95%以上を維持するとともに、さらなるマンションの開発、技術の向上、低コスト化などにも力を注いでいる。その一方で、自らの使命は「人づくり」にあると感得。経営理念を見直すなど、社員の価値観を高める教育にも積極的に取り組み、世の中に役立つ人づくりを目指している。著書に、『トップは志(ひと)をつくりなさい』『頭が勝手に働き出す思考法』(現代書林)、『行列ができるマンション経営』(しののめ出版)、『土地活用の成功学』(クロスメディア・パブリッシング)、『中堅建設会社が実践する「家計簿経営」』(プレジデント社)、『真の富裕層になるための3つの鍵』(麻布書院)などがある。

目次

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はじめに

 

Chapter1 賃貸経営の大前提となる環境変化/空室が当たり前の時代になる未来

人口&世帯数の減少は生産年齢人口の減少
2040年に消滅するかもしれない都市
伸びない可処分所得は、家賃が増えない状況となる
多額な国債が及ぼす影響(税金や福祉関連費用が増加=家賃に回せるお金が減少)
空室が埋まらない時代になってくる
建物を建てる人がいなくなる未来(建物を建てたいというニーズが少なくなっていく)
相続税が上がる可能性
南海トラフ大地震や超大型台風など、来る大災害に備えておくことが重要
これからのオーナーに必須の「経営管理」

 

Chapter2 これからの入居者集め。オーナー自ら入居者を入れる、街で人を集める時代になる

オーナー自身で入居募集をする時代に。入居者はオーナーで決める
セルフ内見という方法
これからのオーナーが自ら入居者を集めるには?
いますぐできる、自分で入居者を集める仕掛け
地域に人を集める取り組み(街全体で人を集める)
地域全体で人を集めるためにできること。エリアリノベーション発想

 

Chapter3 これからの間取り/時代やライフステージによる変化に対応

入居者の求める部屋が変わっていく
ウィズコロナ時代を見据えた賃貸マンション企画例
人が集まる賃貸マンションの共通点
入居者ターゲットを絞りこんだ、カテゴリーマンション
コミュニティをデザインする、コンセプト型シェアハウス
これから主流になるかもしれないIOTマンション
コミュニティが可能にする家賃ゼロ賃貸マンションの可能性
入居者の生活様式を踏まえ、「可変性」のある設計に
賃貸マンションの分譲化も見据える
物件の特徴を打ち出す+α。エリアの特徴をつかむ

 

Chapter4 まずは賃貸管理。そして運営管理を

賃貸管理と運営管理の違い
入居者に喜んでもらえるサービスの例
「モノ→コト→シェア」のサービスを
3つのコミュニティを生み出していく
大家ブランディングとは?
建築のプロとしての入居者サービス
建築費はマンション経営にとって一番大事(リフォームも同じ)

 

Chapter5 これからのオーナーに必須の「経営管理」

これからの時代は賃貸管理から経営管理へ
経営管理はプロとともに行う時代に
エージェント管理が主流になる時代になる
エージェントとともにオーナーが目指すゴールとは?
オーナーとエージェントが行うべきこと
プロとしての資金繰り分析
税金(所得税)でマンションの資産価値を上げる
経営管理的リフォーム&リノベーションの考え方

 

Chapter6  賃貸マンションオーナーとしてのSDGsと社会性の追求

地球環境と地域価値までとらえる視点。SDGsに対応したマンション経営
賃貸マンションもSDGsに貢献できる理由
SDGsをマンション経営に活かすメリット
省エネルギー住宅(ZEH・ZEB)の推進
自然災害に対応したマンション経営。オーナーとしての使命
「社会価値・顧客価値・物件価値」に応えるマンション経営
安心・安全もオーナーの責務。犯罪のリスクに備える

 

Chapter7 これからの賃貸経営のために知っておきたい、海外賃貸事情

賃貸経営に対するマインドの違い
アメリカ 賃貸経営に欠かせないエージェントの存在
イギリス 独自の入居までの流れ
フランス 日本以上に契約社会、空き家税にも着目
ドイツ 家具付、光熱費込物件は当たり前
イタリア 古い建物にも価値がある
スペイン オンラインやコネで、物件探し
オーストラリア 6か月間のお試し期間あり
ニュージーランド 国民的アプリで家探し
シンガポール 貸主・借主双方のエージェントが取引
香港 家賃前払い、家賃変動が当たり前の文化
アラブ首長国連邦(ドバイ) 家賃年間一括払いが一般的
スリランカ 複雑な法律で制約のある不動産取引
日本にも訪れるであろう、空室税の問題

 

おわりに