目次
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はじめに
序章 内臓と疲労
疲れ=「休め」というサイン
ただの疲れとあなどってはいけない
「異常なし」でも調子が悪い?
第1章 脳と疲労 ─「疲れ」をつかさどる内臓
脳は「多忙すぎるプレイングマネジャー」
現代人を悩ませる、原因不明の不調たち
心が乱れやすい人は内臓も疲れやすい!?
昔の人より現代人の方が、感情コントロールが苦手
【感情疲れの原因①】人と近「過ぎ」
【感情疲れの原因②】情報が多「過ぎ」
脳疲労の一番の原因・マルチタスク
生きている限り、しょうがない?
マルチタスクは集中力を下げ、不安を増幅させる
第2章 脳疲労対策
シングルタスク化
【ポイント①】類似のタスクをまとめる
【ポイント②】タスクの時間割を作る
【ポイント③】余計なタスクは脳から追い出す
意識のコントロール力を養う
シリコンバレーの瞑想ブームは“当たり前”
“心ここにあらず”は悪ではない
まずは手のひらに触れてみる
マインドフルネスで感情と仲良くなる
「気づき」と「受容」の2ステップ
感情を自覚できない「アレキシサイミア」
アウェアネス・トレーニング
呼吸アウェアネス
歩行アウェアネス
第3章 胃腸と疲労 ─ストレスがモロに出る内臓
力を合わせて消化吸収「消化管レンジャー」
胃は「体内への来訪者をチェックする門番」
小腸は「消化・吸収」、大腸は「排泄」係
胃腸と疲労感の関係は?
日常に潜む不調の罠。風邪薬にも注意!
腸は「権限移譲された特別な部署」
「幸福感」は腸から生まれる?
チクチク、キリキリ……胃の痛み
胃はときに自らを攻撃する
胃に穴があく原因は「細菌」と「薬」?
ムカムカ、モヤモヤ……胃のもたれ
胃もたれは胃のキャパオーバー
脂ものがもたれるのは胃のせいじゃない!?
年を取ると、焼肉やラーメンを楽しめない?
起き抜けの胃もたれは「寝る前」が課題
ジリジリ、ヒリヒリ……胸焼け・胃酸の逆流
「胃のフタ」が緩むと中身が逆流!
猫背の人、肥満の人は要注意
下痢・便秘
下痢と便秘の原因は同じ?
便が出ていても便秘?
腸の状態チェック─あなたの便は、どれかな?
便の異常は体の緊急サイン!?
男性は下痢、女性は便秘に悩む人が多いのはなぜ?
苦痛が苦痛を呼ぶ『機能的な異常』
第4章 胃腸疲労対策
これだけはおさえたい3つの食べ方
【ポイント①】胃腸のリズムに乗る
【ポイント②】咀嚼なくして消化なし
【ポイント③】腹八分目が最良の薬
腸内環境を整える食事法
腸は、1000兆の花が咲き乱れるお花畑
善玉、悪玉って何?
腸内細菌を手なずけるシンプルな方法
【ポイント①】肥満予防にもなる…食物繊維!
【ポイント②】善玉菌の大好物…オリゴ糖!
【ポイント③】ちょい足しに最適…発酵食品!
医師が教える休み方のヒント
医学界でも使われるストレス対策・自律訓練法
第5章 肝臓と疲労 ─沈黙ゆえに怖い内臓
肝臓は「沈黙のマルチタスカー」
「肝臓が悪いと疲れやすくなる」はウソ?
メンタル強め、ゆえに要観察
肝機能が低下すると何が起こるのか
体の「発電所」と「工場」が止まる?
筋肉が減る?(タンパク質の代謝)
締めのラーメンが食べたくなる?(糖質の代謝)
脂肪が溜め込まれる?(脂質の代謝)
アルコールは「都合が悪い」物質
3人に1人の肝臓が「フォアグラ化」
脂肪肝が怖い本当のワケ
アルコール自体が脂肪を作る!?
お酒を飲まない人も脂肪肝になる
「節度を越えた量」ってどれくらい? 飲酒量チェック表
痩せている人にも起こる「隠れ脂肪肝」!?
第6章 肝臓疲労対策
飲酒習慣のある方の肝臓疲労対策
【ポイント①】お酒は必ずおつまみとセットで
【ポイント②】好きなお酒の「節度ある量」を覚える
飲酒習慣のない方の肝臓疲労対策
【ポイント①】順番が大事! 脱「デブ食い」法
【ポイント②】毎日「+10分」体を動かす
コラム 皮膚は内臓の映し鏡?
第7章 疲労の正体─体という組織のあり方を見直す
疲労の正体は「体がサビること」
究極にして唯一の疲労回復法、それは「睡眠」
リラクセーションは疲労回復に効果なし?
マインドフルネスで根本から対処する
内臓を疲れさせる2つの原因
第8章 疲労対策の共通ルール
食生活─内臓を疲れさせない食事法
【ポイント①】脂肪分の高い食事は控えめに
【ポイント②】魚を悪く言うやつはいない
【ポイント③】肉を食べるなら「鶏むね肉」!
【ポイント④】炭水化物は「茶色」のものをチョイス!
【ポイント⑤】自分の体質に合ったものを見極める
【ポイント⑥】現代人の不調は「食べすぎ」?
ストレス対処―心身の疲れを回復させる休息法
【ポイント①】なにはともあれ6時間寝る
【ポイント②】夜は五感を使ってリラックス
【ポイント③】週末は没頭趣味!
【ポイント④】リラクセーション・トレーニング
おわりに
監修者あとがき