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開業初日から大繁盛する「地域密着医院」の作り方

開業初日から大繁盛する「地域密着医院」の作り方

  • 著者:大野雅則
  • 定価:2508円(本体2280円+税10%)
  • 発行日:2021/5/21
  • ISBN:9784295405481
  • ページ数:192ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

「医師として10年以上のキャリアを積み、自分だけで診療を回していく自信がついてきた」
「当直やオンコールで拘束される勤務医生活に限界を感じてきた」
「医師以外からは高給取りだと思われているが、実態は労働に対して割に合わない。
さらに収入を高めたい」……
このような動機で、毎年多くの医師が新規開業を志しています。

確かに、開業すれば、治療についてはすべて自分の決裁でできますし、勤務形態も自分次第です。
開業は、ドクターのあるべきライフプランを実現するための有力な選択肢として、非常に注目されています。

一方で、医師は大学と臨床現場で医学を専門的に学びますが、
経営やビジネスに関しては知識を得る機会がありません。病院以外ではアルバイトすらやったことがない、
という医師が大半です。しかし、こと開業するとなると、医師であるのと同時に「経営者」という仕事を
こなさなければなりません。ビジネス知識のない多くの医師はそこで「経営者の壁」にぶつかり、
医療機器業者の言いなりになって過剰な設備を導入したり人を雇いすぎたりして、
せっかく開業した医院を赤字経営に転落させてしまうのです。

本書では、緻密な開業戦略により開業初月からの黒字を達成し、
ローカル医院の新星として注目される大野整形外科リウマチ科の院長、
大野医師が、医院の新規開業を成功させる知識を徹底解説します。

著者紹介

大野雅則

大野整形外科リウマチ科院長。島根県出身。平成6年鳥取大学医学部卒業。平成28年5月2日に大野整形外科リウマチ科を開院した。開業にあたっての緻密な戦略により、同院の初日の患者数は57人を達成。新規開業の医院としては稀な、初月からの黒字を実現した。開院5ヶ月目には1日の患者数が100人を超え、平成29年8月には医療法人化。その後、内科の分院も開院。人口減少の続く山口県において、地域密着型医院の新星として注目を集めている。

目次

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プロローグ 医院の開業はこうして失敗する
開業医が増え続ける理由
開業医は儲かる? 収入にまつわる実態
開業失敗が後を絶たない現実
知らないうちに開業する場所まで業者が決めてしまった!
意味のない贅沢が開業を失敗に終わらせる
重要なのは「理念」と「計算」
開業体験談 ― 梅木先生の場合

 

開業成功へのステップ1 患者が集まる「医院設計」の極意

「開業は立地が9割」ではない
予定患者数は大ウソ!「診療圏調査」はアテにならない
人の動線を重視した間取り設計のポイント
バンドワゴン効果で集患力を高める
競合より「少しだけ」豪華にするのがコツ
設計事務所と工事業者選びの極意
居抜き物件のコストメリットに騙されるな

 

開業成功へのステップ2 開業にはパートナーが必要!コンサルタントに依頼しよう

あなたは相談相手なしで開業できますか?
「無料コンサル」にご用心
開業までのコンサル、その後の経営も見据えるコンサル
コンサルタントのほとんどはサラリーマンコンサル
良いコンサル、悪いコンサル
具体的には何をしてくれるのか?
コンサルはいつまで依頼すべきか?

 

開業成功へのステップ3 バリバリ働くスタッフ選びと「理念」の共有

医院経営は「ヒト」が最も難しい
求人広告の費用対効果を最大にするコツ
以前の勤務先からスタッフを連れてくると失敗する
面接試験で重視すべきポイント
スタッフがついてくる院長、ついてこない院長
スタッフマネジメント成功の秘訣
準備が7割できたらまずスタートする
給与でどのようにスタッフのモチベーションを上げるか?
組織づくりで最も大切なのは「理念」
院長の人生を振り返れば医院の理念が浮かび上がる
理念はスタッフの邪魔になるところに貼る

 

開業成功へのステップ4 開業初日から繁盛医院にする「マーケティング」の方法

ただ開業しただけでは医院に閑古鳥が鳴く
医院の工事中からマーケティングは始まっている
圧倒的な効果を実現した集客手法
イベントを開いて地域に患者さん候補を増やす
院長の個人情報を出す医院が患者を集める理由
コンテンツは患者さん向けにも院内向けにも使える
目的に合わせたウェブサイトとSNSの活用法
しがらみを気にしたらマーケティングは失敗する

 

開業成功へのステップ5 患者に最大限満足してもらい、利益を最大化する「保険診療」術

ビジネスモデルとしての「保険診療」
保険請求のミスが致命傷に?
レセプトをじっと観察すれば光が見えてくる
医院の利益を損なわない薬の処方とは?
「勤務医グセ」が患者さんを逃す
無駄な出費を抑える医院経営のコツ
自費診療の是非は?

 

エピローグ 繁盛院長の心得 ―「3方よし」で発展を目指す

ドクターとしてアップデートするための開業という選択肢
医院によし、患者さんによし、地域によし
開業を成功させるために最も大切なのは?
読者特典 開業初日から大繁盛する「地域密着医院」の作り方特設サイト