出版実績

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仕事術・ビジネススキルの本
マッキンゼー式 人を動かす話し方

マッキンゼー式 人を動かす話し方

  • 著者:赤羽雄二
  • 定価:1518円(本体1380円+税10%)
  • 発行日:2021/7/21
  • ISBN:9784295405788
  • ページ数:272ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

本当に「仕事で使える」話し方の決定版! フレーズや言葉尻を変えても、人は動かない! マッキンゼーや多くの大手・ベンチャー企業支援を行う中で編み出されたノウハウを初公開。

・いくら話しても、言うことを聞いてくれない。
・打ち合わせや会議で決まったのに、何も進まない。
・いろいろと指示しても、動かない。

このような悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。
実はそれ、話し方の問題かもしれません。

本書では、著者の赤羽氏がマッキンゼーや多くの企業支援の場で培ってきた
「仕込み・仕切り・仕上げ」という話し方のノウハウをお伝えします。
話し方が変われば、目の前がパッと明るくなり、
「自分がやりたい」と思っていたことが次々と実現できるようになります。
物事を進めていても、自分も我慢せず、相手を嫌な気持ちにさせず、 
お互いにとってよい結果を出すことができます。
苦手だった人との会話にも苦労しなくなるでしょう。

著者紹介

赤羽雄二

ブレークスルーパートナーズ株式会社 マネージングディレクター。東京大学工学部を卒業後、コマツで超大型ダンプトラックの設計・開発に携わる。スタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了後、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。マッキンゼーソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となるとともに、韓国LGグループの世界的な躍進を支えた。マッキンゼーで14年勤務した後、「日本発の世界的ベンチャー」を1社でも多く生み出すことを使命として、ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。企業の経営改革、人材育成、新事業創出、ベンチャー共同創業・経営支援に積極的に取り組んでいる。著書に『ゼロ秒思考』『速さは全てを解決する』(以上、ダイヤモンド社)、『マンガでわかる ! マッキンゼー式ロジカルシンキング』(宝島社)など23冊がある。

書籍:https://b-t-partners.com/book講演:https://b-t-partners.com/event
オンラインサロン:https://community.camp-fire.jp/projects/view/318299

目次

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[はじめに]
物事が進まないのは、あなたの話し方が悪いから
物事が進まない人に共通する話し方とは?
話し方の改善・強化で、人生が劇的に変わる

 

第1章 最速で人を動かす話し方とは?

人はどういうときに動くのか
心に響くように話す
信頼されるために、まずは聞く
相手の話を聞くのは負けではない
うまく話すコツは、何もしないこと
物事をうまく進める人は全体観がある
アドリブのようでいて、用意周到、細心の注意
人を動かす話し方には、3つの鍵がある
[第1の鍵]話す前の「仕込み」
[第2の鍵]話している間の「仕切り」
[第3の鍵]話した後の「仕上げ」

 

第2章 「仕込み」話す前に勝負は決まっている

話す前にすべき「仕込み」とは何か
普段から、仕事の成果をできるだけ挙げ、期待に応えておく
相手には適度に相談、報告をしておく
上司以外にもよい関係を構築しておくべきグループ
同僚、同級生、友人など、無理が利くグループをつくっておく
できる範囲で、全員と丁寧なコミュニケーションをしておく
落としどころの目星をつけておく
関係づくりが苦手な私がやっていること
効果的な資料を最小限用意する
心に余裕があれば、うまくいく
わずか15分のロールプレイングで劇的に改善する
[コラム]服装、ヘアスタイル

 

第3章 「仕切り」共感で、相手を動かす

通常の進め方と「仕切り」は何が違うのか
最初は相手が聞きたいことから
どのように会話をリードするか
どのように自分の主張・思いを伝えるか
知ったかぶりは絶対にしない
質問には、素早く考え即答する
相手の言葉を繰り返す
決して言い負かさない
論破ではなく、共感
相手の気持ちに寄り添う
自己中心的な考え方をなくす努力をする
説得ではなく、納得
話しながら味方をつくる
用意した資料は、出さなくてもいい
ホワイトボードを駆使する
ホワイトボードの効果的な使い方とは
ホワイトボード活用トレーニング
オンラインではどう仕切るか

 

第4章 「仕上げ」すべての手段を使ってフォローする

フォローがないから、動かない
実現するかどうかは自分次第
相手の利害関係を探って動かす
相手が仲間をつくるお膳立てをする
「そこまでやるの?」というほど、やり抜く
ばかばかしいと思わず、取り組む
相手が動かざるをえない状況をつくってフォローする

 

第5章 自分の考えがあるから、心に響く

自分の考えをしっかり持って話す
読書で賢くなる
普段から情報の仕込みを行う
好奇心を持つ

 

[おわりに]
物事を進めるのは、「仕込み」「仕切り」「仕上げ」のステップ

付録❶ もやもやをなくし自分を客観視する『ゼロ秒思考』のA4メモ書き方法
付録❷ 相手の状況、心情を理解し、信頼されるアクティブリスニング