人は、仕事時間の4割以上を「誰かに動いてもらうための活動」に充てています。
● 部下が教えた通りに動かない
● 他部署との連携が必要な仕事なのに、他部署の協力が得られない
● 社外との交渉ごとでは、いつも相手のペースになってしまう
● 顧客と合意したはずなのに、なぜか動いてくれない
● チームのためを思って提案したのに、上司の承認が得られない
……そんな思い通りにならない状況に、誰もが心当たりがあるのではないでしょうか。
相手が思い通りに動いてくれないとき、
自分が考え抜いたロジックに固執して相手を説得しようとしても、うまくいきません。
その場では何とか合意を得られたとしても、実際に動いてくれないとすれば、
それは表面的な合意だったということです。では、心から合意してもらい、
気持ちよく相手に動いてもらうにはどうしたらいいか?
それには、本書で挙げる「7つのスキル」が必要です。
新卒で戦略コンサルティングの会社に入った著者は、
「戦略コンサルタントの一番の武器はロジックなのだ」
と思っていました。しかし、コンサルティングの現場で直面したのは
「ロジックだけでは人は動かない」という事実でした。
それから会社を辞めて独立し、経営者、そして無敗のトップセールスとして
キャリアを歩む中でたどり着いた「人を動かす」方法論を、
本書にすべて詰め込みました。仕事でリーダーシップを発揮したい、すべての方に。