出版実績

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書籍
ゴールドマン・サックスで2000億円運用していた機関投資家が教える「プロの投資」

ゴールドマン・サックスで2000億円運用していた機関投資家が教える「プロの投資」

  • 著者:アミン・アズムデ/斎藤岳
  • 定価:1738円(本体1580円+税10%)
  • 発行日:2021/12/1
  • ISBN:9784295406235
  • ページ数:240ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

ゴールドマン・サックスで磨き上げた究極のトップダウン思考とボトムアップ分析 プロの投資アプローチを個人投資家に開放する今注目の書!

投資において最も大切なことは、負けないことです。
どんな厳しい相場でも、負けないコツをつかめば、資産は着実に増えていくでしょう。
しかし多くの投資家は勝つことばかりを意識しているため、リスク管理が疎かで、
せっかく儲けたお金を一度の大負けで吹き飛ばしてしまうこともしばしばです。
こんな危なっかしい投資スタイルを卒業して、今こそ負けない、
そして安定して勝ち続ける投資を身につけたい。

本書は、外資系金融機関の雄・ゴールドマン・サックスで10年以上運用に携わった
勝率9割超のプロ2人が、投資の初心者にも実践できる「勝ち続けるプロの投資」の
極意を伝える一冊です。

著者紹介

アミン・アズムデ/斎藤岳

アミン・アズムデ(あみん・あずむで)
イランで生まれ5歳でアメリカへ。メリーランド州立大学時代に立教大学に留学。2004年ゴールドマン・サックスに入社し、東京オフィスに赴任。07年にゴールドマン・サックス・アセット・マネジメントに移籍し、選抜された5人のファンドマネージャーの1人として最大2000億円のポートフォリオを運用し、上場株・未上場株・為替・デリバティブ等への投資を行う。14年に社員のトップ1%が就くマネージング・ディレクターに昇格。17年に退職し、投資SNSと仮想通貨の税金サービスを提供するクリプタクトを創業。Twitter のフォロワーは2万人を超える。

斎藤岳(さいとう・がく)
大阪府出身。灘高校から東京大学工学部システム創成学科へ進学。同大大学院工学系研究科を経て2007年ゴールドマン・サックス証券入社。10年にゴールドマン・サックス・インベストメント・パートナーズへ移籍し、ヘッジファンドチームで、選抜された5人のファンドマネージャーの1人として運用にあたる。最大800億円のポートフォリオを運用。2019年退職し、現在はクリプタクトの共同代表を務める。2021年JCBA(日本暗号資産ビジネス協会)税制検討部会長に就任。AbemaTVや雑誌などメディアで金融をわかりやすく解説している。

目次

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はじめに

 

第1章 投資のプロは勝つために何をやっているか

【解説:アミン・斎藤】
ゴールドマン・サックスでのキャリアが始まる
ヘッジファンドのマネージャーへ転身
トップダウンのアミン、ボトムアップの斎藤
投資で勝つために必要な5つの思考
勝つための思考01
投資する理由──「なぜ」を明確にする
勝つための思考02
銘柄管理──極端に分散も集中もしない
勝つための思考03
変化への対応──つねに自己否定するから負けない
勝つための思考 04
投資戦略──どちらの転んでも勝てるバーベル戦略
勝つための思考05
投資タイミング──大きな戻りを待つターンアラウンド戦略

 

第2章 投資のプロはトップダウンからどう銘柄選択をするのか【市場分析編】

【解説:アミン】
まずは金利と株の関係をおさらい
金利と株の関係を事例でわかりやすく紹介
金利と成長がわかれば将来の株価動向がわかる
金利だけが上がると将来の株価が下がるワケ
トップダウンアプローチの基礎① マクロ経済から市場・業種を選ぶ
デンソーとテスラの比較からわかる米国優位の理由
トップダウンアプローチの基礎② マクロと大型銘柄の関係性
トップダウンをボトムアップに落とし込む──不動産バブルの例
トップからボトムへ東日本大震災とアベノミクスの事例
グロースとバリュー、金利が上がると優勢なのは?
金利上昇局面でGAFAMが買いだった理由
50年ぶりのスタグフレーションはあり得るか?
完璧なタイミングで重なるかどうか
その時、米国株がどうなるかをシミュレーション
日本株はどうなるか? その上昇可能性は?

 

第3章 投資のプロはボトムアップで「株」の本質をつかむ【銘柄分析編】

【解説:斎藤】
私のボトムアップの原点=「モノの値段とは?」
株の持つ「価値」と「価格」の違いを知る
ボトムアップの目的は業績を予測すること
会社のビジネスモデルを理解する
「売上」「営業利益」「純利益」を予想する
「費用」を予測して「営業利益」を出す
市場予想との乖離を見て投資判断をする
市場予想をどのようにして入手するか?
PERをおさらい。業績予想にどうからむか
PERの適正水準の考え方
代表的な投資法とボトムアップとの関係
GARP投資で狙う銘柄の条件
GARP投資の成功例──日本瓦斯の勝因
先入観とのギャップに投資チャンスがある
複数の投資アイデアを結びつける──バーベル戦略
「ハイ・コンビクション」アイデアを磨く

 

第4章 プロ直伝! 投資がうまくなる「近道」教えます!

【解説:アミン・斎藤】
近道1 とにかく実践。「1万円」でトレーニング
近道2 ETFでマーケットを覚える
近道3 「底値で買う」「高値で売る」を狙わない
近道4 下値リスクを覚える
近道5 投資をしない勇気をもつ

 

第5章 分岐点を迎える投資と金融。2022年以降勝つための備えとは

【対談:アミン・斎藤】
テーマ1 転換点を迎えるコロナと金融政策。テーパリング、景気対策は?
2022年のキーワードはインフレリスク
アメリカはスタグフレーションに陥る!?
新たなニューノーマルの岐路にいる
テーマ2 日本人と投資。なぜ投資をするのか?
なぜ日本人は金融リテラシーが低いのか?
若い時に損をしてもいずれ挽回できる
「なぜ投資をするか」は長期投資でも短期投資でも大切
テーマ3 ESG、SDGs、仮想通貨──。新しい金融と投資の概念とは?
社会貢献につながる投資は難しいのか?
仮想通貨へのハッキング攻撃に備えられるか
ビットコインはデジタル上のコモディティ
金利の概念を仮想通貨に与えた

 

おわりに