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まるわかり 新築戸建と火災保険

まるわかり 新築戸建と火災保険

  • 著者:藪井馨博/ピットサポート株式会社
  • 定価:1848円(本体1680円+税10%)
  • 発行日:2022/5/21
  • ISBN:9784295406785
  • ページ数:340ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

新築戸建の火災保険がこの1冊でまるっとわかる

現在の火災保険は火災のみならず、豪雨、洪水、台風、地震など、
補償範囲がグンと広くなり、さまざまな災害での損害に対して補償を受けることができます。
近年増加傾向にある自然災害から我が家とそこに住む家族を守るために欠かせないもの、
それが火災保険です。

しかし残念ながら、火災保険を慎重に選ぶという人はあまりおらず、
「とりあえず保険料が安いプラン」を選ぶ人が多いのが実情です。
人生で一番大きな買い物と言われるマイホーム、
それがいざという時に十分な補償を受けられないとなると、
経済的損失は計りしれません。

なぜ、そんな重要ことを「とりあえず安いプラン」で片付けてしまう人が多いのでしょうか。
それは、火災保険がさまざまな災害に適用されるようになり、
とても複雑になったことが関係しています。
保険の約款には細かく保険の内容について書かれていますが、
字も小さく、読む気にならないという気持ちも理解できます。

本書は、「火災保険」「家財保険」「地震保険」の3つから成る火災保険の全容を
わかりやすく説明し、第7章では、実際によくある質問を77のQ&A形式でまとめました。
保険の約款に書かれているような難しい内容を誰でも理解しやすいように解説しています。
「知らなかった……」では後悔してもしきれない住まいの保険。安心して暮らしていくため、
戸建購入の前に火災保険についての知識を身につけましょう。

著者紹介

藪井馨博/ピットサポート株式会社

藪井馨博(やぶい・よしひろ)
1971年福岡県生まれ。1995年化粧品業界より外資系生命保険会社へ転職。2000年外資系生命保険会社を退社後、保険代理店として独立。2013年個人代理店、法人代理店を経験したのちに保険種目と活動エリアの絞り込みを行い、「専用住宅の火災保険専門店」としてピットサポート株式会社を設立し、現在に至る。保険業界27年の経験を活かし、ハウスメーカー・工務店主催のイベントや不動産投資オーナー主催のセミナーにて火災保険に関する講演も行う。

ピットサポート株式会社
2013年「専用住宅の火災保険」のみを取り扱う保険代理店として設立。戸建専門事業部・マンション専有部通販事業部・収益物件(主にアパート)専門事業部の3部門で構成され、沖縄県を除く九州地区エリアに限定して募集活動を行っている。契約後のアフターサービスにおける自然災害や家にまつわる事故やトラブル時の事故処理能力・解決スピードについて各取引保険会社の損害査定部署より高い評価を得ている。また、保険募集において損害保険募集人資格だけでなく宅地建物取引主任者資格・住宅ローンアドバイザー資格を有し、金融機関の融資状況などにも精通している。その他に、土地・建物に関する問題(相続含む)や賠償問題において弁護士・司法書士・税理士・土地家屋調査士・行政書士といった専門家の方々と連携したサポートも行っている。

目次

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はじめに

 

第1章 そもそも火災保険とは?

新築戸建の購入時には、どうして火災保険の加入が必要なの?
火災保険は3つの保険で成り立っている
その① 建物を守るための「火災保険」
その② 家財道具を守るための「家財保険」
その③ 地震が原因で起こる災害を補償する「地震保険」
column 損害保険の成り立ちは紀元前2250年頃!?

 

第2章 火災保険・家財保険で補償される内容とは?

火災保険と家財保険で補償される8つの内容
① 火災/落雷/破裂/爆発
② 風災/雹(ひょう)災/雪災
③ 水災
④ 漏水などによる水濡れ
⑤ 建物外部からの物体の落下/飛来/衝突
⑥ 騒擾(そうじょう)
⑦ 盗難
⑧ 汚破損/不測かつ突発的な事故
column 海上から陸上へ

 

第3章 地震保険で補償される内容とは?

地震大国ニッポンでも加入率は6割弱!
特徴その① 「居住用の建物」しか契約できない!
特徴その② 「都道府県別・建物の構造・耐震性能」で地震保険料は決まる!
特徴その③ 補償されるのは、地震が原因で起こった災害や事故のみ!
特徴その④ 単独では加入できない!
特徴その⑤ 「官民一体」の保険である!
特徴その⑥ 火災保険・家財保険それぞれ保険金額の最大50%までしか付帯できない!
特徴その⑦ 損害額と支払われる地震保険金は全く関係ない!
特徴その⑧ 公的機関と損害保険会社の損害判定は全く異なる!
特徴その⑨ 損害調査は「全件立た ち会あ い調査」が原則!
特徴その⑩ 総支払限度額には上限がある!
特徴その⑪ 警戒宣言が発せられた場合は加入できない!
特徴その⑫ 地震保険料は所得控除が受けられる!
column 日本での損害保険の始まり

 

第4章 今のご時世に合わせた様々な特約

各損害保険会社で異なる特約(オプション)
あれば便利な6つの特約
column 約25年前までは、各社の保険商品は同じ金額で販売されていた!?

 

第5章 保険加入時に押さえておきたいポイント

どの保険会社を選べばいい?
どのプランを選べばいい?
補償の対象を「建物」だけにするのか?「建物+家財」にするのか?
どこで加入すればいい?
どんな担当者を選べばいい?
いつまでに加入すればいい?
column 海上から陸上……そして宇宙へ

 

第6章 保険金請求は契約者だけの権利

誰でもカンタンにできる保険金請求手続きについて学んでみよう!
保険金請求の流れとポイント① すぐに加入している代理店・担当者へ連絡しよう!
保険金請求の流れとポイント②  保険金請求に必要な写真(画像)と修理見積もりを準備しよう!
保険金請求の流れとポイント③ 保険金を受け取るまでの流れを整理してみよう!
保険金請求で注意すべきこと① 修理は建てた工務店や購入した仲介業者に相談しよう!
保険金請求で注意すべきこと② 悪質な「保険金請求代行業者」に注意!
保険金請求で注意すべきこと③ 保険金が支払われないケースとは?
保険金請求で注意すべきこと④ 損害保険登録鑑定人が調査にくる場合もある!
保険金請求で注意すべきこと⑤ 損害保険会社の対応に納得いかない場合は「そんぽADRセンター」へ
column 「保険」は、助け合いの精神でできている!

 

第7章 Q&Aコーナー

火災保険/建物編
column 大雨で床上浸水に! 保険で補償されるの?
家財保険編
column 貯金は三角、保険は四角!
地震保険編
column 地震で家が全焼! 火災だから火災保険で補償されるよね?
一般的な特約編
column 隣から出火! わが家も全焼。隣から賠償してもらえるよね?
各種手続き編
column 損害保険は実際の損害に対して保険金を支払うのが原則!

 

おわりに