「東洋医学と西洋医学を融合し、みんなを美しく、元気で、笑顔に!!」を理念に掲げる
「らいむらクリニック」。千葉市で落下傘開業した著者が売上追求路線を改めて、
省力化・完全予約制を導入して年間150日休めるクリニックに路線を変更。
がんばらなくても売上を確保するノウハウ。
さらにジョイントベンチャーやコラボレーションで
「世界を変える!」ビジョンの実現を目指す経営戦略を明かします。
「東洋医学と西洋医学を融合し、みんなを美しく、元気で、笑顔に!!」を理念に掲げる
「らいむらクリニック」。千葉市で落下傘開業した著者が売上追求路線を改めて、
省力化・完全予約制を導入して年間150日休めるクリニックに路線を変更。
がんばらなくても売上を確保するノウハウ。
さらにジョイントベンチャーやコラボレーションで
「世界を変える!」ビジョンの実現を目指す経営戦略を明かします。
目次
はじめに
和歌山から千葉へ勤務医からクリニック開業へ
和歌山で脳神経外科医としてスタート/頭痛との格闘と漢方との出会い/漢方を勉強したい/寺澤先生とのご縁/患者さんの全部を診てあげるということ/千葉に残る決意。妻の理解
何もわからず、無我夢中で開業
秋葉先生とのご縁/ありがたかった開業支援/準備から開業までわずか3カ月/いきなり休診・郵便が届かない。スピード開業の落とし穴
走り出したクリニック
1人でやることのプレッシャー/他人任せのダメダメ院長の時も/スタッフが6人から4人へ/4人から妻と私の2人へ
人を雇うことの難しさ
派遣会社を頼らない/自分たちが楽しく働ける環境づくり/過去最高の業績を喜べない雰囲気/売上を追わないということ
自分たちの元気を患者満足度に変えていく
「24時間戦えません」 医者といえども24時間戦うことは不可能/80パーセントの力で働くということ/売上を意識しない休診日の使い方/自分の時間を仕事の効率化へ/売上を気にせずメリハリ経営
小さなクリニックでも大きなことをジョイントベンチャー
開業にまつわるお金の話から実際の開業までのお話
家賃と開業資金/診療時間の設定/スタッフの募集・就業規則の整備/電話対応や受付業務こそはベテランの対応が必要、新規採用者にやらせてはいけない!
コラム① 仲間もまた同じ 亀田先生のこと
2診制の頃のお話/やれる範囲でやるということ/仕事のストレスをできるだけ減らす
集患について
まずはやれることから
コラム② 医師会のメリット
自分たちの専門、やれることに特化
クリニックの経営やお金周りのこと
経営コンサルタントについての考え方/自分の会社の経営は自分がやる/健全経営の数字。漢方が下支え/経営だけではない漢方の可能性
経営を支える税理士・社労士の存在
必要なのは人と人との関係/私と妻の2人なら顧問契約の社労士さんは必要ない/私がおススメする税理士事務所のタイプ/税理士さんはどっちを向いているのか?税務署向きと顧客向き/実際の日々の税理士さんとのデータのやり取り/会計ソフトもいいけど、やはり〝人〟/〝社労士さん〟について
クリニックを支える妻の存在
妻がクリニックの事務長兼CFO /患者さんのことをよく知っている妻の存在/「選ばれるクリニックづくり」のプロデューサー/妻からのメール
予約制の導入
まずはなんといっても重要なのは“予約制”の導入/予約制のメリット①/予約制のメリット②事前準備ができる/コロナ禍と「完全」予約制への移行
コラム③ 借金返すのは本当にタイヘン!
SNSの導入
他とは違う! 患者さんへの説明用としてのユーチューブの活用/医学とは関係のないオマケ動画が人気/今後の施策
可能な限り機械化する
手間がかかる電話とさようなら。高機能な自動応答電話/ POSレジと自動精算機で締めの作業を楽にしよう/血圧測定はあえて自動化しない
コラム④ 血圧測定や採血を医師がするメリット
血液検査はバーコードでほぼ自動化
人を雇わない経営
派遣会社は内容次第/紹介会社も期待外れ/人が定着する環境づくり
コラム⑤ らいむらクリニックは、ほぼホワイト企業です!
経験して学んだマネジメントの方法
他人を変えるより自分が変わるほうが簡単/マネジメントの方法論としての識学/医療経営大学の仲間と識学の適用と実践
広告に費用をかけず自分自身のメディアを持つ
自らが広告塔に。挨拶回りとホームページが広告の主力/ホームページの更新は欠かさずに/無理な集患より患者の定着が大事
院長コラム⑥ 広告費のお話
ジョイントベンチャーの積極活用
ジョイントベンチャーの始まり。漢方を広めたい/目指す方向が同じならジョイントは可能/漢方普及のジョイントベンチャー/ジョイントから生まれた頭痛に効くサプリメント/コラボの一つのカタチ。大塚製薬さんとスーパーマーケットのランドロームさんとのジョイント/ミッションとビジョンの実現のため/本を出すということ。証クリニックとのコラボ/スタンド・エフエム(stand.fm)「らいむら院長のハッピーアワー」ジョイントベンチャーの一つのカタチ
漢方と頭痛治療を広める
私の考えを広めたい/他者(社)との協力・協業/頭痛の経済損失は莫大!
私の考えるリーダーシップ
自然と周りが手を差し伸べてくれるリーダーシップ/魅力あるミッション・ビジョンに人は吸い寄せられる/大きな魅力ある目標を/JALの教訓
クリニックの現状とこれから
従業員1人当たりの利益1500万円/スナックモデルでありたい
コラム⑦ 院長、妻に漢方を盛られる!
漢方で世界を変える
さいごに