従来型のマーケティングとは一線を画す、事業の上流から下流までを俯瞰して分析し、
ゴール達成のために施策を導き出す手法を解説します。
未来をつくるグロースマーケティング
- 著者:櫻庭誠司
- 定価:1738円(本体1580円+税10%)
- 発行日:2022/10/21
- ISBN:9784295407560
- ページ数:192ページ
- サイズ:188×130(mm)
- 発行:クロスメディア・パブリッシング
- 発売:インプレス
目次
はじめに
第1章 なぜ、マーケティングに悩む会社が多いのか
あいまいになっている、マーケティングという言葉の定義
混同される、マーケティングとプロモーション
その時々で変わる、マーケティングの最適解
成功の方程式はさまざまあるが、失敗には共通項がある
失敗の理由① 施策が「部分最適」にとどまっている
失敗の理由② データの連動不足
失敗の理由③ 人に起因する問題
マーケティングへの投資を妨げる、経営者のリテラシー不足
技術革新でマーケティングの常識が書き換わった
問われているのは、「緩慢な死か、改革か」
第2章 利益を最大化する「グロースマーケティング」とは?
持続的な成長を実現する「グロースマーケティング」
なぜグロースマーケティングという考え方が生まれたのか
私がグロースマーケティングにたどり着いた理由
グロースマーケティングの原則「データドリブン」
グロースを実現するための3つのフェーズ
フェーズ① 目的の明確化
フェーズ② データ化とデータ連携
フェーズ③ ボトルネックの解消
部分最適のマーケティング手法と比べた強み
グロースマーケティングは業種・業界を問わず通用する
今、グロースマーケティングをやるべき理由
第3章 グロースマーケティングに求められる「データドリブン」の観点
大企業が続々と取り組む、データドリブン
データドリブンで、誤った判断は確実に減る
データドリブンの持つ、大きなインパクト
データドリブンだけですべては解決できない
データドリブンの成功の鍵を握る、イシューの設定
データの切り取り方は、企業のミッションやビジョンによって変化する
データドリブンの始め方
システム化をしただけで、満足してはいけない
データドリブンの見本となる事例
第4章 グロースマーケティングで利益最大化を実現するための経営改革
グロースマーケティングに求められる意識改革
売上よりも利益を重要視する
あらゆる事業活動は、投資である
震災で気づいた、事業活動と投資のあるべき関係
投資は、投資額ではなくリターンで決めるべき
ダブルファネルで顧客の行動を分析
事業の重要な指標となる「LTV」
LTVを高めるのに欠かせない、顧客のファン化
購入単価や購入頻度を上げ、コストは削減
LTVを加味したうえでの限界利益率の考え方
中小企業の経営者の多くが知らない、管理会計の力
管理会計が映し出す、会社のリアル
第5章 実践企業からみる、グロースマーケティングの効果
グロースマーケティングにより持続成長を実現した、3つの会社
事例① 廃車買い取りサービス業
事例② 牛肉の食肉加工・卸売・販売業
事例③ 住宅設備サービス事業
おわりに