出版実績

出版実績

新刊
少数株主にとっての非上場株式売却入門

少数株主にとっての非上場株式売却入門

  • 著者:いしだのりこ
  • 定価:1958円(1780円+税10%)
  • 発行日:2023年7月21日
  • ISBN:9784295408529
  • ページ数:176ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

「⾮上場企業の株式」の売却⽅法を、具体的な事例を交えながら分かりやすく解説します。
巻末では、よくある質問がQ&A形式で掲載しています。

【こんな⼈に読んでほしい】
・売りたくても売れない、不当に安い価格でしか株式発⾏会社に買ってもらえない⼈
・交渉もできないくらい株式発⾏会社と関係が悪い⼈
・⼋⽅塞がりで絶望している「⾮上場少数株主」の⼈

【本書を読んでわかること】
1.⾮上場株式は、困難であっても売却できる
2.譲渡制限付き株式でも売却できる
3.⾮上場株式の売却には、税⾦の知識が必要

著者紹介

いしだのりこ

いしだのりこ
少数株ドットコム株式会社 社主。大学卒業後、東証一部上場企業の創業者一族の家に嫁ぐ。産業界の豊富な人脈を生かし、国内外を問わず魅力ある企業や不動産に投資を行ってきた。現在は「同族会社」の実体験から、少数株主へのサポート活動を行っている。

監修者:少数株ドットコム株式会社
少数株主が保有する非上場株式の売却の相談に応じており、ご希望者には株価算定のうえ買取価格の提案から買取までを自社で行っている。専門スタッフの他に弁護士や税理士といったアドバイザリーメンバーも対応している。

目次

目次

MORE

はじめに

 

第1章 株式の基礎知識をおさえよう

上場株式と非上場株式の違いとは?
コーポレートガバナンス・コード
非上場企業の将来は?
持株比率、議決権割合と株主権利

 

第2章 なぜ非上場株式は売却が困難なのか?

同族会社
譲渡制限
特別支配株主による株式等売渡請求
相続人等に対する売渡請求

 

第3章 非上場株式保有の問題点

売りたくても売れない、換金できない
税金の問題
みなし譲渡所得課税
みなし贈与課税
相続税
株式発行会社に売却した場合のみなし配当課税
みなし配当の例外

 

第4章 非上場株式の売買価格

非上場株式売買価格決定の実情
非上場株式売買価格の評価方法

 

第5章 非上場株式の換金化事例

CASE01 関東の建設工事会社X社、C氏の事例
CASE02 九州の製造業Y社、D氏の事例
CASE03 関西の電子機器メーカーZ社、E氏の事例

 

第6章 少数株主として最低限知っておきたいこと

Q&A
CASE01 少数株主の権利にはどのようなものがありますか?
CASE02 非上場株式は、持ち続けたほうがよいのでしょうか?
CASE03 非上場と上場の少数株主の違いはあるのでしょうか?
CASE04 少数株主であることによるリスクはなにが考えられますか?
CASE05 「譲渡制限株式」は、取締役会や株主総会での承認がなければ譲渡できない株式だと思いますが、「売却して現金化することはできない」ということでしょうか?
CASE06 譲渡制限株式の株主です。譲渡人と譲受人の間で売買は成立したのに、
発行会社が譲渡承認しなかった場合はどのようになりますか?
CASE07 株式発行会社から「額面価格でしか買い取らない」といわれています。どうすればいいですか?
CASE08 非上場株式を第三者に売りたい場合はどういった方法がありますか?
CASE09 一般的に第三者機関に株式の換金化をお願いした場合、
手数料などはいくらくらいかかるのでしょうか?
CASE10 非上場株式を相続することになりました。最初にすべきことはどのようなことがありますか?
CASE11 少数株主の裁判事例について教えていただけますか?
CASE12 株式発行会社(親族)と関係が悪いので、
交渉など接触をできるだけ避けたいのですが、どうしたらよいでしょうか?
CASE13 少数株主の問題をまず相談するとしたら、税理士や弁護士ですか?

 

おわりに