出版実績
「幸せのマイホーム」と引き換えに、背中に乗る大きなプレッシャー。
このイメージは大きな間違いです。
住宅は本来、「一生に一度の買い物」ではなく、売却や賃貸などを自由に選択できるもの。
金額が大きいから危険に見えますが、押さえるべきところを押さえておけば、
資産として育てていくことができます。
マイホームを正しく選べば、将来子供に大きな財産を残すこともできる。
そのための方法を、不動産コンサルティングマスターであり、
相続対策専門士でもある著者が伝えます。
いまの楽しさが将来の安心へとつながる住宅選びをしましょう。
目次
はじめに
いま、不動産を購入するべき理由
世の中のイメージとのギャップ
「売る」「貸す」「継ぐ」という選択肢
ローン金利や税金控除の優遇策が多い
不動産購入が相続税対策になる
暮らしのグレードが上がる
こんな人は失敗する
失敗例①：駅から離れているけれど、安い！
失敗例②：マイホームに夢を詰め込んだけれど……
失敗例③：ペアローンで限度額まで借り入れ！
いくらの家なら買える？
まずはローン返済額をシミュレーション！
ローンを組む期間は？
ローンは1人で組んだほうがいい？
変動金利と固定金利、どちらを選ぶべき？
頭金はどう考える？
大切なのは「ビジョン」を持つこと
相続について考える
相続は遠い将来の話？
法改正で相続税が発生するケースは２倍に
相続人はそれぞれいくらもらえる？
3つの相続方法
不動産はどのように相続する？
配偶者は優遇されている
不動産で相続税対策！
小規模宅地等の特例
相続税対策ばかり意識するのは危ない
マンション／戸建て マイホームの選び方
マンションのメリット
マンションのデメリット
戸建てのメリット
戸建てのデメリット
新築？ 中古？ どちらがベスト？
新築のメリット／デメリット
中古のメリット／デメリット
中古のマーケットは拡大中
物件の選び方
不動産は大きく値動きするもの
最も大切なのは立地選び
周辺環境も考慮しよう
「用途地域」も必ずチェックする
自治体のハザードマップをチェック
耐震性能はマスト要件
資産性を高めるその他のポイント
中古の場合はここを見て！
こんな不動産は要注意
需要の少ない「二世帯住宅」
問題の多い「賃貸併用住宅」
ローンを組みにくい「借地」
不動産会社の選び方
担当者は資格を持っているか？
不動産取引の経験が一定年数あるか？
ヒアリングを細かくしてくれるか？
デメリットもきちんと伝えてくれるか？
地元の不動産屋を選ぶべき？
教えて！ 売買にベストなタイミング
不動産を買うとき
不動産を売るとき
こんなときに相場が動く
購入後の家の扱い方
資産価値を高める家のメンテナンス
「バレなければいい」は通用しない！
資産価値が下がってしまう家のトラブル
家を売りたいときはどうする？
住宅売却の手順
不動産会社を選ぶときの注意点
査定は複数の会社に依頼しよう
「境界確認」を取っておく
購入希望者の住宅ローンが通らなかったら？
「リースバック」とは？
値動きに影響を与える地域別の特性
東京の特徴
大阪の特徴
名古屋の特徴
福岡の特徴
すべては家族のため
不動産の引き継ぎ方
早めの準備が何より大切
法人化やプライベートカンパニー設立でおトクに管理
受け取る人が困らないために
相続税の計算方法
「遺言書」で望み通りの相続を
もしものことを考えて「家族信託」
認知症になってしまったら「成年後見制度」
column
ドイツに学ぶ不動産リテラシー
親からこんな不動産を受け継いだら
―自分で住みたい場合―
親からこんな不動産を受け継いだら
―住む予定がない家の場合―
親からこんな不動産を受け継いだら
―兄弟3人で1軒の家を相続する場合―
親からこんな不動産を受け継いだら
―田舎の不動産を相続する場合―
おわりに
