飲み物を飲まずに生きている人はいません。
水、お茶、ジュース、コーヒー、炭酸飲料、ビール、お酒など、
誰もが1日のうちに何かしらの飲み物を口にしています。
しかし、ほとんどの人は「飲み物は単にのどを潤すためのもの」
「食べ物は気にするけど、飲み物は好きなものを飲めばいい」と考え、
飲み物の益と害に気づいていません。これは非常にもったいないことです。
なぜなら、飲み物は食べ物と同じくらい健康に重要で、
普段の飲み物の選び方や飲み方を変えるだけで、
日々の体調を改善し、仕事のパフォーマンスを上げることができるからです。
しかも、食事改善や運動に比べて圧倒的に手軽で即効性があります。
長年、東京農業大学で栄養学を研究してきた内科医の著者が、
医学×栄養学的に正しい飲み物の選び方とその効果を解説します。