出版実績

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新刊
一生お金に困らない島投資の始め方

一生お金に困らない島投資の始め方

  • 著者:永野彰一
  • 定価: 1,738円(1,580円+税10%)
  • 発行日:2024年8月24日
  • ISBN:9784295409977
  • ページ数:176ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

「山投資」「家投資」に続く第3弾! 日本の「島」にはお宝が眠っている! 誰も教えてくれなかった島の魅力と投資価値

ここ数年、ネットやテレビを通じて、日本の「島」に関するニュースに接する機会が増えています。その内容は、ライフスタイルの変化からビジネスの領域まで、幅広い分野にわたりますが、大きく5つの現象に分類することができます。

【現象①】首都圏や都会から島への移住がブームになっている
【現象②】テレワークが拡大して、島がワーケーションの候補地に選ばれている
【現象③】キャンプやグランピングなどのレジャー地として島が人気を集めている
【現象④】海外企業や外国人が日本の島を購入している
【現象⑤】IT系やweb系を中心に島にオフィスを置く企業が増えている

こうした多面的な現象は、日本の島が持つポテンシャル(潜在能力)の高さを物語っています。その背景には、多くの人が島の暮らしに「ロマン」を感じている……ということが関係しているように思います。

慌ただしい日常から離れて、豊かな自然に囲まれ、ゆったりとした「島時間」を過ごせば、仕事のストレスを忘れることができそうです。心身のリフレッシュや癒やし、安らぎを求めている人が多いから、これだけ多くの島情報が発信されて、注目を集めているのではないでしょうか。
島に自分の「住処」を持つことができれば、次のような4つの選択肢が得られます。

①お盆休みや正月休み、GWや週末に別荘として利用できる
②自分が使わない間は貸し出すことができる
③使わなくなったら賃貸に出せる
④将来の移住先を確保できる

島投資を始めて物件の数を増やしていけば、多拠点生活のバリエーションが広がるだけでなく、賃貸に出すことで利益を積み上げることも可能になります。島投資には、これまでの「山投資」や「家投資」とは一味違う「夢のある第3の投資」としての魅力があるのです。

島は土地が限定的であるため、人気が高まれば、その値段が一気にハネ上がる可能性があります。格安の値段で島の物件を入手できれば、そこに新たな価値を付け加えて、さらに利益を積み上げる仕組みを作ることが可能になります。
島投資は、まだ手垢のついていない未開の投資です。本書が日本の島の魅力を見つめ直すきっかけになり、多くの人が島投資に関心を寄せて、新たな第一歩を踏み出してくれることを願っています。

著者紹介

永野彰一

投資家・実業家

1990年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。14歳の時に取得した「乙種第4類危険物取
扱者」を手始めに、100を超える資格を高校在学中の2年間に取得。最年少取得記録を多数
保有している。プロの雀士でもある。現在は不動産投資家として活動し、全国に数百の山や
不動産を所有。「山王」と呼ばれている。テレビ東京「日経スペシャル ガイアの夜明け」、フ
ジテレビ「ホンマでっか!?TV」などメディアにも多数出演。著書に『一生お金に困らない山
投資の始め方』『一生お金に困らない家投資の始め方』など。

目次

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いま、日本の島が熱い!

はじめに 日本の島には「お宝」が眠っている

 

第1章 誰も教えてくれなかった島の魅力と投資価値

島は人気が出ると、一気に値段が上昇する
日本には「1万 4125」の島が存在している!
「島に何を求めているのか?」を実態調査
ポイント① 日常から「隔絶」された環境を手に入れたい
ポイント② 物理的な「距離感」を求めている
ポイント③ 穏やかな「コミュニティ」で暮らしたい
ポイント④ 海外の島を選ぶほどの時間的、金銭的な余裕はない
なぜ「無人島」は島投資の対象にならないのか?
島の利便性は「経済圏」が影響している
島の地価に影響を及ぼす4つの要素
要素① どのくらい人が住めるエリアがあるか?
要素② 便利すぎず、不便すぎないアクセス
要素③ 最低限の生活インフラが整っている
要素④ 近くに経済力のある都市があるか?
島投資で利益を得ていた過去の実体験
引き取った家が450万円で売れた!
島投資が持つ無限の可能性を実感!

 

第2章 見ると聞くとは大違い! 僕の「島投資」奮闘記

「1円の物件」があっても簡単に飛びつかない
【鹿児島・種子島】
ロケットと鉄砲伝来の島で見つけた引取案件の一軒家
【長崎・五島列島】
島投資として申し分のない物件に遭遇
個人的な事情で、最終的に見送ることを決断
【山口・周防大島】
島投資の「サードドア」となる視点を発見
島投資としては「便利すぎる」ことが難点
【瀬戸内三海道】
瀬戸内の島々を結ぶ3つの海道に着目
【広島・向島】
地理的にも経済的にも、尾道の一部として機能している島
【広島・因島】
販売価格100万円の一軒家を「1円」で指値
【広島・生口島】
どんな物件であっても「最低200万円」からスタート
【本州四国連絡橋】
3つの幹線ルートを「除外する」という選択肢
【広島・倉橋島】
検討の末に見送った販売価格「10万円」の一戸建て
【広島・江田島】
100万円で売り出していた一軒家を「5万円」で購入
なぜ100万円の家を「5万円」で入手できたのか?
購入した家を活用して「島投資」を展開するビジョン
購入した物件は、島投資の「起点」の一つ

 

第3章 島にある「山」の投資価値を見極める

沖縄・宮古島の地価が500倍以上も高騰した理由
「山」で新たな利益を生み出すことができる
山に電柱があれば「電柱敷地料」が入ってくる
送電塔があったら「線下補償料」が得られる
【鹿児島・奄美大島】
約3300㎡の山を「マイナス400万円」でゲット!
なぜ山が「マイナス物件」になったのか?
山を有効活用するためのプラン作り
【兵庫・淡路島】
上場企業の進出を見込んで、洲本市の山を「1円」で購入
【沖縄・石垣島】
将来の大化けを期待して、山を「1円」で入手
【東京・八丈島】
合計2000㎡の2つの山を「1円」で取得
山に自宅や別荘を建てる際の5つの注意点
注意点① 山が「保安林」ではないことを事前に確認する
注意点② 地目が山林の場合は、宅地に「地目変更」する
注意点③ 山の一部が田畑の場合は「農地転用」の手続きが必要
注意点④ 地目変更や農地転用をすると、固定資産税が上がる
注意点⑤ 山の売買には「仲介手数料」の制限がない
相続案件であれば、価格変更のタイミングを見極める

 

第4章 島投資を成功に導く8つのポイント

永野流・「島」の選び方と交渉の仕方
PART1 どんな基準で島や物件を選ぶか?
ポイント① 「台風が怖い」という理由で南の島を敬遠する必要はない
ポイント② 近くに「大都市」がある島を選ぶとメリットが大きくなる
ポイント③ 築年数や部屋数ではなく「駐車場」の有無が決め手になる
ポイント④ 「賃貸」→「民泊」の展開を視野に入れておく
「競合が少ない」というアドバンテージがある
PART2 どのように交渉すればいいのか?
ポイント⑤ 島には「余所者」に家を売らない文化がある
ポイント⑥ 売り主が個人の場合は最初に「売却理由」を確認する
ポイント⑦ 売り出し期間が長い物件は交渉次第で「値下げ」の可能性が高い
ポイント⑧ 「地域コミュニティ」に積極的に参加して味方になってもらう
沖縄のコミュニティの宴会で「お宝案件」に遭遇
国が借り手となるため、安定的な収入が見込める
手放す人が少ないため「レア物件」と考えられている
利回りが低くても、高い価値を生み出す理由

 

おわりに 憧れの島暮らしをしながら趣味で稼ぐというロマン