出版実績

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仕事術・ビジネススキルの本
脳を味方につけて独自性と創造性を発揮する技術 脳マネジメント

脳を味方につけて独自性と創造性を発揮する技術 脳マネジメント

  • 著者:秋間早苗
  • 定価:1,738円(1,580円+税10%)
  • 発行日:2024年12月8日
  • ISBN:9784295410393
  • ページ数:228ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス
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混沌とした時代を生き抜く、究極の「脳」活用術

「なぜ、いくら頑張っても思うような結果が出ないのか?」
「なぜ、周りとのコミュニケーションがこれほど難しいのか?」

VUCA時代と呼ばれる今、私たちは前例のない不確実性の渦中にいます。けれど、本当の問題は外部環境ではありません。 実は、私たちの「脳の無意識の癖」が、自らの可能性を閉ざしているのです。

『脳マネジメント』は、この見えない足かせを解き放つ革新的な一冊です。 20年以上にわたり人間の潜在能力を研究してきた著者が、ついに明かす「脳の制御法」の決定版。 あなたの脳を「使われる存在」から「使いこなす存在」へと進化させます。

▼ 本書であなたが手に入れるもの
・無意識の反応パターンを意識化し、最適な選択ができる力
・ストレスや閉塞感から解放される、実践的な「脳の手綱」の握り方
・複雑な状況下でも冷静に判断できる、揺るぎない自己コントロール力
・チームの潜在能力を引き出す、新時代のリーダーシップの核心

▼ こんな方に特におすすめです
・ビジネスの現場で、より効果的な意思決定力を求める方
・教育者として、次世代のポテンシャルを最大限に引き出したい方
・組織のリーダーとして、チームの創造性を高めたい方
・自分の本来の力を解放し、新たなステージへ踏み出したい全ての方

不確実な時代だからこそ、確かな羅針盤が必要です。その答えは、あなたの「脳」の中にあります。

『脳マネジメント』は、あなたと「脳」との新しい関係を築き、予測不能な未来を切り拓く力を与えてくれるでしょう。

著者紹介

秋間早苗

株式会社La torche(ラトルシェ)代表取締役

2005年、東京大学農学部卒業。在学中よりサステナビリティや国際協力に関心を持ち、2007年に国際学生サミットを主宰。前例も正解もない、ゼロからプロジェクトを立ち上げる経験を通じて、自身の創造力を最大限に発揮できる領域を見出し、2008年に同大学大学院国際協力学を修了後、起業の道を選ぶ。産官学連携プロジェクトや多分野にわたる事業開発をリードしながら、事業性と社会性の融合、マルチステークホルダーの共創関係構築に取り組む。 2017年、結婚と出産を経て株式会社La torcheを設立。これまでの経験と領域横断的な知見を基に、独自のアプローチ「脳マネジメント」を打ち立て、個人や組織がその「存在ならでは」の価値を最大限引き出すための支援を行っている。国内外の現場で培った人間理解に基づき、持続可能な未来を志向した人材育成と組織づくりを目指し、積極的に発信を続けている。カナダ・バンクーバー在住。2児の母。

目次

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第1章 VUCAな社会に蔓延する閉塞感・あきらめ・無力感の正体

あなたには今、危機感や閉塞感がありますか?
「これから」の時代、「これまで」のやり方は通用しない
自動的に発動する「脳のクセ」とは何か
脳マネジメントは、脳に手綱をつける技術
脳マネジメントによって、意識とマインドセットが大きく変わる

第2章 人類の進化と脳の暴走

なぜ、私たちは生きづらさを感じるのか
人類の進化と脳の進化
非VUCAな仮想世界と脳の命題
メカニックビューとホリスティックビュー
産業革命と機械論的世界観
「これまで」のOSと「これから」のアプリケーション
「見えるもの」と「見えないもの」
ジャッジメンタルとカチコチ脳
省エネモードと自家発電モード
「無自覚のクセ」と「自覚的な選択」

第3章 無自覚な脳を巡る7つの資質

脳マネジメントのゴールとは何か
脳の無自覚な7つの働き
・1 みんな同じで、みんなそれぞれ違う
・2 心や身体のエネルギーが不足すると健全に働かない
・3 知らない間に省エネのための処理をする
・4 主体性が持てるとパフォーマンスが高い
・5 見立て、言葉・イメージやストーリーに駆動される
・6 身体性、環境に連動する
・7 周囲と響き合う
「ならではの力」を発揮する世界へ

第4章 基本の脳マネジメント ――個人が変わる

脳マネジメントの概要と、個人を変える3つのステップ
「すぐにできること」から始めよう
ステップ1:気づく ――4つのフレームワーク
・1 「刺激と反応」モデル
・2 「ABC理論」モデル
・3 ジャーナリング
・4 「4方向」モデル
「気づく」のポイント ――「ノンジャッジメンタル」
ステップ2:働きかける ――5つプラスαのフレームワーク
・1 言葉遣いを変える
・2 姿勢を変える
・3 呼吸を変える
・4 表情を変える
・5 見立てと設定を変える
「働きかける」のポイント ――効力感の植え付け
ステップ3:体現していくこと ――3つのフレームワーク
・1 自分の大切にしたいことを自覚化して、「自分ならでは」を見つけていく
・2 一つひとつ丁寧に意図を持った選択を重ねて、「自分ならでは」を形づくる
・3 すべてを総動員して、「自分ならでは」を自覚的に表現する
「変革の仕掛け人」になるために
エネルギーチャージ
・1 自分の呼吸に目を向けて「深呼吸」する
・2 夜、寝る前に蛇口を一拭きする
・3 上を向いて口角を上げる
・4 セルフハグする
・5 パソコンの周りや机の上をキレイにする
・6 「喉が渇いた」と思う前に水を飲む
・7 食事に感謝する
・8 あえてボーッとする
・9 殴り書きする

第5章 私たちの脳マネジメント ――チームや組織が変わる

チーム・組織における脳マネジメントの3つのアプローチ
組織の価値創造や変革
1 対人コミュニケーション・声がけ
・1 まなざし
・2 声がけ・問いかけ
・3 環境
2 場づくり・チームビルディング
・「場=水」の状態変化から
・主体性を引き出す―チェックイン/チェックアウト
・目的設定―ストーリーの原型
3 組織の価値創造や変革
・自律型人材の課題
・熱を引き出し、広げる
・パーパス策定―「これまで」と「これから」
・組織の価値創造・変革の2つの事例
個人から他者へ、組織へ、社会へ

第6章 脳マネジメントはVUCAな社会と未来を灯す松明となる

脳マネジメントによって広がる世界
組織における変革の加速
・1 学術的な知見を実践知に繋げられる
・2 領域の違う実践例や知見を、横展開(援用)できる
・3 自覚的にVUCAを扱う道具を開発できる
個人における変革の加速
VUCAを扱う技術は、これからの時代に必須のサバイバルスキル