出版実績

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マネジメントの本
組織をダメにするのは誰か? 職場の問題解決入門

組織をダメにするのは誰か? 職場の問題解決入門

  • 著者:岸良 裕司
  • 定価:1,738円(1,580円+税10%)
  • 発行日:2025年2月1日
  • ISBN:9784295410607
  • ページ数:264ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス
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★世界で1000万人が読んだベストセラー『ザ・ゴール』で知られるTOC理論の超入門書
★リーダー、マネージャー、現場の社員。「組織を変えたい」と思っている人のための本
★追加の予算、新しい人材確保は不要。これまで数百社以上で実証された特効薬の数々を入手できる!

・ 頑張っているのにうまく組織が回らない
・スタッフが全員疲弊している
・チームにイヤーな空気が流れている

こういった「どうしようもない」とみんなが諦めていた組織の問題を即効で解決する力が身につきます。

▼組織をダメにするのは誰か?

・「あれもこれも最優先で」と無茶振りしてくる上司
・強力な納期プレッシャーで品質が落ちてしまう
・「生成AI導入」など、バズワードに振り回される組織
・部分最適で軋轢だらけの組織

こういった職場の問題、その本当の原因は何でしょうか? いったい、組織をダメにするのは誰なのか?

著者の岸良氏は、ベストセラー『ザ・ゴール』で知られるTOC理論をもとに、誰もが知る大企業をはじめ、様々な組織の問題解決に携わってきました。
営業成績全国ワーストワンで閉鎖寸前の支店、大金をつぎ込んだのに成果が出ないDXプロジェクト、1週間後の経営会議で事業撤退が決まる事業部などなど、毎日のように危機的な状況に直面する中で気づいたのが、あらゆる組織の問題は、さまざまな「会社の害虫」が引き起こしていることです。

本書は、その問題を引き起こす「会社の害虫」を図鑑化! 害虫たちの正体、退治方法をわかりやすく解説していきます。その解決法は、お金も手間もいらないユニーク手法ばかり。「あるある!」と共感しながら読み進めるうちに、職場の問題解決が学べる入門書です。

著者紹介

岸良 裕司

ゴールドラットジャパンCEO
全体最適のマネジメント理論TOC(Theory of Constraint:制約理論)をあらゆる産業界、行政改革で実践。活動成果の1つとして発表された「三方良しの公共事業改革」は、ゴールドラット博士の絶賛を浴び、2007年4月に国策として正式に採用された。成果の数々は国際的に高い評価を得て、活動の舞台を日本のみならず世界中に広げている。2008年4月、ゴールドラット博士に請われてゴールドラット・コンサルティンググローバルパートナーに就任し、日本代表となる。東京大学MMRC(ものづくり経営研究センター)非常勤講師。主な著書に『全体最適の問題解決入門』『考える力をつける3つの道具』(以上、ダイヤモンド社)、『最短で達成する全体最適のプロジェクトマネジメント』(KADOKAWA)、『いま、あなたに必要なのは答えじゃない。問いの力だ』『脱常識の儲かる仕組み』(以上、アマゾン)、『子どもの考える力をつける3つの秘密道具』(ナツメ社)、監修書に『ザ・ゴール コミック版』(ダイヤモンド社)などがある。

目次

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はじめに 組織をダメにするのは誰か?

 

 

第1章 ダメ上司の問題を解決する

・「あれもこれも最優先で」と無茶振りしてくる上司問題
→〈ダメ上司に寄生する〉「マルチタスク虫」
・次々と部下をメンタルダウンさせる上司問題
→〈鬼詰めする上司に取りつく〉「ナゼナゼ虫」
・結果にケチをつけるだけの自己満足上司問題
→〈ヒーロー気取りでタチが悪い〉「シーエー(CA)虫」
・恐怖心でメンバーを萎縮させる上司問題
→〈現場に「変われ!」と責め立てる〉「キキカンアオリ虫」

 

第2章  ダメプロジェクトの問題を解決する

・強力な納期プレッシャーで品質が落ちてしまう問題
→〈納期以外は見えなくなる〉「シワヨセ虫」
・「生成AI導入」など、バズワードに振り回される問題
→〈目的より手段を優先させる〉「モクテキワスレ虫」
・不確実性の高いプロジェクト納期遅延問題
→〈遅延の悪循環を生み出す〉「サバヨミ虫」
・「商品をつくっているのか、書類をつくっているのかわからない」問題
→〈イノベーションを停滞させる〉「カクニン虫」
・反対意見続出でとん挫するプロジェクト問題
→〈とにかく変化を嫌う〉「テイコウ虫」

 

第3章  あなたをダメにする問題を解決する

・ 優秀なのに、新しい挑戦を怖がってしまう問題
→〈チャレンジ精神を失わせる〉「シッパイコワイ虫」
・学業優秀だったのに仕事ができない問題
→〈正解を探してしまう〉「ヨイコノノロイ虫」
・理想ばかり並べて何も行動できない問題
→〈頭でっかちになってしまう〉「ベキ虫」
・仕事とプライベートの両立ができないワークライフバランス問題
→〈ストレスと不安を生み出す〉「イタバサミ虫」

 

第4章 ダメな組織の問題を解決する

・部分最適で軋轢だらけの組織の風土問題
→〈部署間に見えない壁をつくる〉「ソシキノカベ虫」
・「DX化」に無駄な労力とお金をかけてしまう問題
→〈流行が好きな経営層に寄生する〉「DXアオリ虫」
・「予算さえ使い切れば、結果は問わない」と考えている組織問題
→〈課題を見つけ「もっとお金を」と要求する〉「カネクイ虫」
・需要予測が当たらず、無駄ばかり発生する組織問題
→〈正しそうな顔をしているけど当てにならない〉「ヨソウ虫」
・利益が出ているはずなのに、赤字になっている組織問題
→〈数字をゆがめ赤字に染める〉「ゲンカ虫」
・コストダウンしているのに、コストが上がる組織問題
→〈海外生産を手がける会社に生息する〉「ザイコフヤシ虫」
・「失われた〇〇年」でダメになった組織問題
→〈多くの職場に蔓延する、日本企業最大の敵〉「セイカシュギ虫」
column 「セイカシュギ虫」がラスボス級の破壊力を持つワケ

 

 

おわりに 月曜日が楽しみな会社にしよう!