
目次
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はじめに
序章 本書について
スーパーGPか、専門医か。どのように差別化するか
なぜ、戦略的アウトソーシング経営なのか?
診診連携としての戦略的アウトソーシングの可能性や利点
患者利益を優先する理想と、現実
第1章 歯科業界のトレンド:いまとこれから
コンビニより多い、歯科クリニックの数。統計の先を読む
都道府県・地域別に見てみると
歯科医師国試女性合格者の増加から見てとれること
歯科クリニック経営でのジレンマ
・患者さん利益・ファーストの治療がしたくてもできない現状/保険診療と自費診療の選択
あなたのクリニックに、強みや特徴はあるか?
・専門的な知識から得る利益/専門性という柱があるからこそ、外部とのネットワークが生まれる
コラム 3代目の挑戦
アウトソーシングに活路を見い出せ
・小さな歯科クリニックに力を与える「アウトソーシングの戦略的役割」/診療というコアコンピテンシーに集中できる(内部のアウトソーシング)/人材不足問題への対応/スペシャリストとのコラボレーション、専門家のネットワーク(内部のアウトソーシング)/経済的側面〜費用対効果の高い成長/アウトソーシングこそ、小さな歯科クリニックの成功戦略となる
第2章 成功事例に学ぶ:医療分野の戦略的アウトソーシング
小さな歯科クリニックに海外からの患者さんが訪れる理由
世界標準の専門医への理解度
・ロンドンからの国際電話/台湾で受けた歯内治療から時間が経って/専門医の存在と認知度
連携の事例と可能性
・ご紹介を受けた歯科医師も、当院の治療を受けるに至った例/総合病院で抜歯を宣告されたご婦人の例
プロだからプロを知っている利点を患者さんに還元する
対談1 先端を行く東北大学の取り組み。大学医局と歯科クリニック連携の未来
第3章 小さな歯科クリニックのサバイバル戦略
歯科クリニックの経営戦略:「ゾウの戦略」と「ネズミの戦略」
・大きな歯科クリニックにおける「ゾウの戦略」/小さな歯科クリニックでの「ネズミの戦略」
戦略のミックスとバランス/最適な戦略選択のために
小さな歯科クリニックが戦略的にアウトソーシングを活用すべき理由
【ヒト編】
人材採用と育成/労働人口減少と歯科衛生士不足/最も有効な求人メディアは「歯科クリニックそのもの」/人材の定着が問題。長く勤めてもらうには/経営者としての聞く力/安心できる場所を整える/スキルよりも大切なこと/理念への共感
【モノ/立地編】
歯科クリニック開業に必要な設備と備品(設備とサービスの差別化)/開業時のアドバイス/最新設備よりも大切なもの/立地選定のポイント/歯科医院の得意・不得意を把握する/開業・移転時の広告戦略
【カネ編】
開業時の資金について(財務管理と収益性の向上)/資金調達のポイント/経営時のランニングコスト/役員報酬と人的コスト/連携によるコスト削減とサービス向上/顧問税理士選びの重要性と経験談
対談2 小さな歯科クリニックが行うべきアウトソーシングとは?
第4章 小さな歯科クリニックを支える戦略的アウトソーシング術
【清掃/滅菌】歯科クリニック特有の汚れに対応する、専門清掃サービス導入のメリット
【人事総務】効果的な外部リソースの活用で、費用対効果を最大化させる
【フランチャイズ】フランチャイズ導入で、クリニック運営の新たな選択肢を得る
【IT保守・管理】iPad1台から始める、小さな歯科クリニックのDX
【AIさん】AIさんの進化がもたらすクリニック運営のさらなる効率化
【経理・会計】会計管理におけるパートナーシップの重要性
【医療事務】常勤事務スタッフが不要な、小さな歯科クリニックの柔軟な運営手法
【福利厚生】小さな歯科クリニックができる、スタッフ満足度向上の鍵
【電話対応】自動応答で営業電話をシャットアウト、患者さん対応の質も上げ、診療効率アップ
戦略的アウトソーシング実践の際の留意点
・アウトソーシング先とのコミュニケーションの強化/アウトソーシングする業務範囲の選定/コストパフォーマンスの見極め/アウトソーシング業務の品質管理/スタッフとの連携強化/委託業者の選定における慎重な検討/柔軟な対応が可能な契約/データセキュリティの徹底/スタッフのモチベーション管理/委託業務終了後の引き継ぎ
おわりに