“仕事を抱え込む”ことで自らの首をしめている管理職や経営者、またその逆で、”仕事をまる投げ”することで、部下・社員の不平不満を引き起こしている管理職や経営者が多いようです。一方、伸びている会社、元気のある会社、儲かっている会社の管理職や経営者は、部下や社員への仕事の任せ方が上手です。また、会社としても社員が進んで働くしくみや雰囲気をつくっています。 本書では、人事コンサルタントとして数多くの人材マネジメントに携わってきた著者が、豊富な生きた事例を基に、伸びていて、元気があって、儲かっている会社になるしくみを述べていきます。
仕事は部下に任せよう!
- 著者:内海正人
- 定価:1540円(本体 1400円+税10%)
- 発行日:2007/02/28
- ISBN:9784756910653
- ページ数:202ページ
- サイズ:188×127(mm)
- 発行:クロスメディア・パブリッシング
- 発売:明日香出版社
「これをやってほしい」「これはやらなくていい」をハッキリさせ、社員が進んで働くしくみをつくろう。
目次
はじめに
第1部 仕事を部下に任せれば、社員と会社、さらに自分も成長する
Chapter1 リーダーと部下と仕事の関係
なぜ、あなたは仕事を抱えてしまうのか?
部下に仕事を任せられない
仕事を任せられる人ってどんな人?
仕事を丸投げする上司たち
部下の短所が気になるあなたへ
同じミスが繰り返されるのはなぜか?
結果を褒めるか? 相手を褒めるか?
指示の五段活用で部下を動かす
営業報告の必要性?
営業をしているフリに陥る
役割をこなすことは、余計なことをしないこと?
人は無意識に情報を発している
Chapter2 コミュニケーションのポイント
コミュニケーション・ギャップについて
聞くことの重要性
記憶に残る伝え方とは?
上手な叱り方
部下が動かなくなったらどうします?
デキるリーダー = この人と一緒に仕事がしたい
部下からみた理想の上司とは?
デキるリーダーは外見も決まっている
リーダーの話は有言実行
社長一人が忙しい?
モノの見方の硬直化
社員に目標設定してもらう
答えのない時代?
ゴールはどこですか?
可能性にかける
第2部 社員に仕事を任せられる仕組みをつくる
Chapter1 組織で仕事を動かそう
社員に仕事を任せる仕組みとは?
システムで人を動かす
ポジションを与えて仕事を任せる
業務を細分化し、仕事を任せる
社長が現場で忙しいのは、組織としてよくない
伸びてる会社は活性化している
視野は現場の視線で、戦略は上から見る
組織のほころびをチェックする
会社と社員の目標設定戦略とは?
犯人探しをしてないか?
仕事を任せる前に、部下にレッテルを貼っていないか?
「忙しい社員」の話は鵜呑みにするな
社員のモチベーションアップ作戦!
賃金アップの効果とは?
Chapter2 組織のポイント
会社の顔は受付ですよ
就業規則は必要ない
職場のおしゃべりは必要か?
経営方針は何のため?
顧客満足の前に社員満足
組織は生き物
部下へのホウレンソウ
組織のフラット化
組織の進化とは?
個人面談を制度化する
新しい方法は嫌われる?
意識の違いをルールで変えよ
社長は社員にお金を払いたがっている
Chapter3 部下をマネジメント
評価を100%納得する社員はいるか?
社員に何を期待してるか?
数字を入れると効果がバンバン
意見は気持ちの裏返し
売れない営業を変身させる方法
要点を先に言うとどうなるか?
営業数字がいかないときには!
パート社員のやる気をアップ
コア人材の見つけ方
仕事の効率アップを図るには?
スタッフ部門の評価はどうする
労使トラブル最大の原因は?
「会社の雰囲気」は社長のマナーでつくられる
経営姿勢を伝えるには?
創業メンバーの強さとは?
自社の悪いところは改善するな
おわりに