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プロファシリテーターのどんな話もまとまる技術

プロファシリテーターのどんな話もまとまる技術

  • 著者:田村洋一
  • 定価:1518円(本体1380円+税10%)
  • 発行日:2010/02/15
  • ISBN:9784844371175
  • ページ数:224ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレスコミュニケーションズ

「問題解決」「ロジカルシンキング」「交渉術」「心理操作法」より効果的!

どうしようもないもめごともまとめてしまう、リーダーシップの決定版。今話題のファシリテーター(話をまとめる専門家)が、「話がまとまるとはどういうことか」「自分が本当に望んでいるものは何か」「自分の価値を明確にする」「戦略的に緊張構造をつくりだす」「組織に動いてもらう」「相手主義」「話を聞く」「それでも話がまとまらないとき」という構成で述べていきます。

著者紹介

田村洋一

1965年、東京都生まれ。野村総合研究所、シティバンク、外資系経営戦略コンサルティングファーム、情報サービス事業会社を経て独立。2002年からピープルフォーカス・コンサルティング顧問、メタノイア・リミテッド代表取締役。組織開発(OD)、企業人教育、エグゼクティブコーチングを職業にしている。上智大学英語学科卒業(1987年)、バージニア大学ビジネススクール修了(1993年)、経営学修士(MBA)。 著書に『組織の「当たり前」を変える』(2006年 ファーストプレス)、『人生をマスターする方法』(2008年 ライブリー・パブリッシング)、共著に『組織開発ハンドブック』(2005年 東洋経済新報社)がある。

目次

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はじめに

 

序章 話がまとまるとはどういうことか

なぜ話がまとまらないのか
ロジカルシンキングでは駄目な理由
問題解決手法が問題を解決しない理由
知的プロフェッショナルの秘密
話がまとまるのには原理原則があり、技術や方法がある
話がまとまる3つのステップ
この本に期待すべきこと

 

第1章 自分が本当に望んでいることは何ですか

なぜあなたは話をまとめようとしているのか
水晶玉の代わりにビジョンを描く
思い切りわがままに考える
最悪の事態を想定して、いったんあきらめる
人間の死亡率は100パーセント

 

第2章 自分の価値を明確にする

まず自分のマスクをつけてみる
自分の持つ「宝」を棚卸しする
得意なことを思うままに羅列する
自分の魅力を自覚するための第一歩
徹底的に頭のスイッチを切り替える

 

第3章 戦略的に緊張構造をつくりだす

戦略的ファシリテーションの本番
緊張構造をつくることが全ての成功の鍵
何かに近づくために歩く
棚上げするスキル
言葉とイメージで具体化する
到達地点から現在を展望する
どうやって実践するかは後で考える
ビジョンを持つことの意味
コンテンツとプロセスを分けて考える
不安を味方につける
努力する前に意図を明確にする
見える山は遠い

 

第4章 組織に動いてもらう

組織を相手にするときの鉄則
利害関係者を洗い出す
味方を見出す
味方をつくり出す
味方が敵になる。敵が味方になる
役割と責任をつくり出す
メッセージをつくる
チームをつくる
ふたたび、問題解決を急がない
風邪をひくと丈夫になる
リーダーシップとマネジメントのスキル
あなたのチャレンジは何?

 

第5章 相手主義

相手の立場に立つということが難しい理由
相手主義は自己犠牲ではない
話がまとまったときの相手は誰なのか
相手の最大の不安を理解する
相手が何を欲しているかを理解する
信頼されるとはどういうことか
思い込みを捨てて、現実的に考える
ガンジーの交渉力はどこから来たのか
恋愛の鉄則
「何がいちばん大好きなの?」
離見の見

 

第6章 話を聞く

話を聞く意味
傾聴のトライアングル
積極的傾聴のパラドックス
ガス欠のライター
目的を持つというスキル
意識を制御するスキル
傾聴の3つのレベル
脱力状態のレベル3
結果を求めて結果にこだわらない
言葉をマスターする
思考の道具としての言葉
無責任かのごとく脱力する

 

第7章 それでもまとまらないとき

それでもまとまらないときにはどうすべきか
自分でやる。ひとりでやらない
話がまとまらない「言い訳」をする
責任を持つ
どんなときも自分が主人公
演歌風にあきらめる
遠近法プランニング
もう一度あきらめて脱力する
説得しない
本当の成果を見極める(戦略の勝利)
主体的に動くのは楽しい

 

終章 話がまとまるための行動様式

スキルを総合し、掛け算の効果を出す
主体的にスタンスを決める
修羅場の紅葉、ドラマの衝撃
相手から学ぶ姿勢
航空券を予約しておく
チャンスを積極的に待つ
常に選択肢を持ち、主体的に選ぶ
「それはちょうどいい」(目標に縛られない余裕)
説得しない
一人ひとりに語りかける
眼力と腕
1パーセントソリューション
学び続ける

 

参考文献ガイド

「話がまとまる」ためのキーワード

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