出版実績

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仕事術・ビジネススキルの本
勝つ投資負けない投資

勝つ投資負けない投資

  • 著者:片山 晃(五月)、 小松原 周
  • 定価:1628円(本体1480円+税10%)
  • 発行日:2015/5/15
  • ISBN:9784844374121
  • ページ数:223ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

日経平均は上がっているのに、なぜあなたは勝てないのか 「機関投資家に個人は勝てっこない・・・」そんな常識を打ち破る画期的な本

本書では、株式売買からの圧倒的なリターンを出している個人投資家の一人である
片山晃氏(ペンネーム:五月)と、 TOPIXなどの指標に対して負けたことのない機関投資家の一人である
小松原周氏の、それぞれの立場でのトップ・プレーヤーが タッグを組み、投資家が本当に知らなければ
ならないことについてホンネを語っています。

 

前半では、個人投資家の片山晃氏が大きく資産をふやし、大投資家になるまでの変遷を交えながら、
そこで得た貴重な知見や実際の投資に至るまでの考え方(=勝つ株式投資の秘訣)を明らかにしています。
後半では、小松原周氏が機関投資家としての立場から、株式投資をするにあたっての基本的な知識や
銘柄の見方、心構え(=負けない投資=勝つ投資)などを解説しています。
投資の初心者の方はもちろん、大きくステップアップしたいと考えている方にとって有用な、
不敗の投資経験から得られたノウハウ・アドバイスが含まれています。

 

投資の神様に愛される、二人にとっての共通点は、「投資ストーリー」の巧みさにあります。
それらのストーリーの組み立て方が、成果を決めるといってもいいのです。
株式市場に潜む、10倍、100倍などの大化けする株を探し出すための「ストーリーづくり」の秘訣が
ここにあります。

 

もちろん、個人投資家と機関投資家では、投資先の選定方法やそのプロセスは大きく異なっています。
本書では、その行動の違いを知り、投資の本質を知りスキルを高め、投資の神様に愛されたいと願う
すべての方にとって、負けない=勝ちに行くためのヒントが得られることを意図しています。

著者紹介

片山 晃(五月)、 小松原 周

片山 晃(かたやま・あきら)
シリウスパートナーズCEO
専門学校を中退後の4年間をネットゲーム廃人として過ごした後、22歳で株式投資に出会い、投資活動を開始。
2005年5月から7年半で、65万円の投資額を12億円まで増やした。2013年には運用会社レオス・キャピタルワークスに転じて機関投資家業務に従事。2014年、ベンチャー投資を行うシリウスパートナーズを設立して再独立。複数の上場企業に名を連ね、本格的な長期投資を実践している。
現在の総額は25億円。ペンネームは「五月(ごがつ)」。

小松原 周(こまつばら・あかね)
大手資産運用会社にてファンドマネージャー・アナリストを務める。
徹底した企業リサーチと業績予想をもとに投資を行うファンダメンタリストであり、長いキャリアの中で一度も負けたことがないため「不敗の投資家」として知られる。これまでに日本通算で5000社以上の会社へ取材した経験を持つ。
様々な業種業界に通じており経営戦略からコーポレートファイナンス、経済学、財務分析等の知識が豊富であることから、上場起業の経営者の間でも氏との面談は評価が高い。
巨大ファンドを運用する現役のファンドマネージャーであり、株式市場への影響が大きいため、氏名以外の個人情報は基本的に非公開としている。

目次

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はじめに 小松原周

 

序章 投資家になるということ

五月 バイトで貯めた65万円を握りしめて
小松原 行きがかりでなったファンドマネージャー
五月 個人投資家の強みを生かした投資を
小松原 機関投資家の制約
五月 あなたの投資方法は株を始める前から決まっている
小松原 投機家ではなく投資家になろう

 

第1部 勝つ投資編……個人投資家 片山晃(五月)

第1章 デイトレはそろそろ限界かもしれない

右も左もわからなかったデイトレ時代
デイトレーダーとしての限界
割安株投資に活路を見出す
どんなやり方が向いているかは人それぞれ
かけられる時間と情熱によって取れる手法が決まる
時間も情熱もかけられない人が取るべき手段とは
諦めずに続けることが何よりも大事

 

第2章 株式投資で勝つための銘柄選別法

どんな銘柄に投資するのか
低PERや低PBRで買っても大きなリターンは得られない
投資で最も大事なのは「変化」と「想像力」
事実を知ることによって想像力は養われる
疑問を持つことで投資力が磨かれる
数字の先にあるストーリーを見る
興味や感心を幅広く持つことも大事
なぜ優勝型株に投資するの

 

第3章 買い方、売り方、見分けのポイント

投資で利益が得られる3つのパターン
「いつか上がる」ではなく、「いつ上がるか」
ストーリーはなるべくシンプルに
アイデアを多数持つことで塩漬けを回避する
自分の都合でポジションを動かさない
信じることは疑うことをやめること
チャンスは積み上げて勝負する
普遍的な手法というものは存在しない
なんのために投資しているのか

 

第2部 負けない投資編……機関投資家 小松原周

第4章 株式投資のキホン

マーケットが暴露しても心配ない投資とは?
株価が何からできているかをご存知ですか?
理論株価は簡単に計算できる
株式とは何でしょう?
投資家になるってどういうこと?
「投機」と「投資」の違いとは?
リスクとリターンのバランス感覚
大化けする銘柄が眠る場所
証券会社の情報は完全に信用できるか?
マクロデータは実はあまり重要ではない

 

第5章 プロはこうして銘柄を選ぶ

メガトレンドを探せ!
好奇心さえあればトレンドをつかめる
投資したくなる会社とは?(社長編)
投資したくなる会社とは?(社員編)
投資したくなる会社とは?(ビジネス編)
投資アイデアの発見
より詳細に調査する
伸びる会社のサイン
伸びない会社のサイン

 

第6章 ポートフォリオの組み方と勝つ投資家のメンタル

安く株を買う
エントリーのポイント
1 ドルコスト平均法を用いる
2 テクニカル分析法を使う
移動時間/一日平均衡表/RSI
お勧めは長期投資
ポートフォリオの基本
リターンを大きくするポートフォリオづくり
自分に合ったポートフォリオを組む
勝てる投資家のマインドセット
お金の価値と人生の価値
あとがき 投資家の魅力とは 片山晃(五月)