目次
MORE1 今こそ「多角化経営」を始めよう
中小企業こそ「多角化」に取り組もう
「マルチプルニッチャー」を目指す/
100の事業、100人の経営トップを生み出す
「多角化」のメリットを理解する
多角化の4大メリット/多角化にデメリットはない
多角化をしないのが最大のリスク
まずは3本の柱を立てることを目標にしよう/
多角化を始めるベストのタイミングとは?/
失敗のリスクよりやらないリスクのほうが大きい/
新規事業に失敗はつきもの
2 事例でみる「新規事業」のつくり方
多角化には3つのパターンがある
既存の顧客に新しい価値をプラスした「アマゾン」/
中小企業でも異業種進出はできる
多角化戦略①現在の事業に新しい何かをプラスする
2000円 の バッグを買った お 客 様に 家を売る/
レンタル事業からイベント事業へ/
他社の成功事例を創造的にマネする/「マネの達人」になろう/
「この人は!」と思った人の講演会に行こう/
懇親会には必ず参加する/他の地域の成功例はねらい目
多角化戦略②現在の事業をベースに新しい市場を開拓する
市場を切り分ける/市場を他に求める/川上・川下へ進出する/
BtoB、BtoCに変化する
多角化戦略③異業種に展開する
FCに加盟する/代理権を取得する/日本の総代理店から始める/
「ノウハウを買う」のも多角化の近道/コラボレーションする/
経営者向け研修会社とコラボレーション/
コラボレーション成功の秘訣は「主導権を握る」こと/
地元で「多角化研究会」を主催してみよう
3 多角化を成功させる「経営のしくみ」
会社のレベルがアップする「システム経営」
トップダウンに偏ったリーダーシップは多角化に向かない/
今いる社員がベストメンバー/
システム経営の要となる6つのシステム/
トップダウン型から「システム経営」へ
経営計画は幹部がつくる
経営計画は社員全員参加でつくる/
トップのビジョンを経営計画に落とし込む/
目標利益を設定する/経営計画書は全社員で共有する/
財務改善計画を立てる
業績管理を幹部に任せる
業績管理を幹部に任せる/業績はスピーディーにチェック!/
事業部別に営業利益を管理する/管理指標の推移管理
成果分配のルールをつくる
成果分配システム/基準を設定する/トップのさじ加減は厳禁/
人事評価も幹部に任せる
会議・報告システムを整える
タイムリーな業務報告が欠かせない/
管理職以上は報告を共有する/会議の運営も幹部に任せていく
「委員会」が多角化人材を育てる
委員会が経営意識を育てる/人材育成も社員が自ら行う/
「委員会」がグループの一体化を生む/
グループ間のコミュニケーションが盛んになる/
まずは立ち上げやすい「委員会」からスタート
社員の成長意欲を促すしくみ
モラールサーベイ分析/自己申告制度/面接制度/給与体系
4 多角化の「人材戦略」
新規事業が人を育てる
人材教育の前に新規事業を立ち上げる/
スカウト採用にこだわる必要はない/新規事業は「部下発信」で/
「経営者の我慢」が人を育てる/自己主張のできる社員を育てる
新規事業は「人を動かした経験」がモノを言う
新卒採用を始めよう
新卒採用にはメリットがある/新卒採用を成功させるポイント
新卒社員を1年で一人前に育てる
新卒を即戦力に鍛える「フレッシャーズキャンプ」/
大勢の人の前で話す機会が新人を育てる/
新卒社員が新規事業計画を策定!/「教える」ことで成長していく/
社長と新人のコミュニケーションの場をつくる
丸投げが幹部を育てる!
イヤなこと、難しいことをさせる/幹部も研修に巻き込む/
会議で最初に答えを言わない/去る者は追わない
5 グループを結ぶ「連邦化」
横の連携を強化する
セクト主義を防ぐ「連邦経営」/
グループ全体をひとつの企業のように運営する/
「1+1=100」のシナジー効果
グループ横断型組織をつくる
連邦化までの6ステップ/分社化が逆に、子会社の甘えを生む/
ホールディング会社をつくる/経営推進会議で横のつながりをつくる/
グループ横断型組織をつくる/グループキックオフを実施する
ブランディングにこだわる
目的や相手に合わせてアピールできる/
ビジョンやミッションを明確にする
多角化を楽しむ「社風」を育てよう
明るく前向きな社風をつくろう/
ビジネスも人生も楽しめばうまくいく/社風が業績を伸ばす/
職場でハイタッチをしてみよう