出版実績

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マネジメントの本
会社を強くする多角化経営の実戦

会社を強くする多角化経営の実戦

  • 著者:山地章夫
  • 定価:2068円(本体1880円+税10%)
  • 発行日:2015/9/2
  • ISBN:9784844374305
  • ページ数:256ページ
  • サイズ:四六判(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

多角化があなたの会社を飛躍させる

中小企業が、事業を多角化して儲かる事業会社を次々に作り出し、売上を10億、50億…100億円と積んでいく。
それが本書で解説する「連邦・多角化経営法」です。

 

「会社を幾社も立ち上げるメリットと戦略視点」
「子会社を任せられる幹部社員のハイスピード育成法」
「親会社の役割と独立採算グループ会社の運営ルール」
「子会社長に、経営を任せるところ、任せてはいけないところ」
「社員がワクワク楽しく勝手に会社を伸ばす仕掛け」
など、これら「連邦多角化経営」の実戦で、経営が安定し売上がぐんぐん伸びていきます。

 

本業を中心に、数千万~数十億円の事業を無数につくる方法を、今話題の経営者が教えます。

著者紹介

山地章夫

ヤマチユナイテッドグループ代表。

札幌市出身、明治大学経営学部卒。

事業の多角化で50事業年商160億円の企業グループを構築したトップ経営者。

中小企業の成長戦略は「選択と集中ではなく多角化である」「年商10億の事業を10個創れば100億企業になる」という考えのもと、ニッチトップ事業を次々と成功させている。

東京で行う日本経営合理化協会主催「連邦・多角化経営のやり方セミナー」は毎回満席キャンセル待ちで通算600社の経営者が受講。

自社開催の「連邦多角化経営実践塾」は札幌で開催するにもかかわらず、全国遠隔地から参加するほどの人気。
また、会長を務める勉強会「多角化経営者クラブ」は100人以上の多角化実施中の経営者が会員となり、東京での勉強例会はじめ、北米ポートランド事業開発視察を行うほど熱心に学びあっている。

著書に
『年商100億の社長が教える丸投げチームのつくり方』
『コンサルタントは教えてくれない社長のルール』
(クロスメディア・パブリッシング刊)など。

目次

目次

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1 今こそ「多角化経営」を始めよう

中小企業こそ「多角化」に取り組もう
「マルチプルニッチャー」を目指す/
100の事業、100人の経営トップを生み出す
「多角化」のメリットを理解する
多角化の4大メリット/多角化にデメリットはない
多角化をしないのが最大のリスク
まずは3本の柱を立てることを目標にしよう/
多角化を始めるベストのタイミングとは?/
失敗のリスクよりやらないリスクのほうが大きい/
新規事業に失敗はつきもの

 

2 事例でみる「新規事業」のつくり方

多角化には3つのパターンがある
既存の顧客に新しい価値をプラスした「アマゾン」/
中小企業でも異業種進出はできる
多角化戦略①現在の事業に新しい何かをプラスする
2000円 の バッグを買った お 客 様に 家を売る/
レンタル事業からイベント事業へ/
他社の成功事例を創造的にマネする/「マネの達人」になろう/
「この人は!」と思った人の講演会に行こう/
懇親会には必ず参加する/他の地域の成功例はねらい目
多角化戦略②現在の事業をベースに新しい市場を開拓する
市場を切り分ける/市場を他に求める/川上・川下へ進出する/
BtoB、BtoCに変化する
多角化戦略③異業種に展開する
FCに加盟する/代理権を取得する/日本の総代理店から始める/
「ノウハウを買う」のも多角化の近道/コラボレーションする/
経営者向け研修会社とコラボレーション/
コラボレーション成功の秘訣は「主導権を握る」こと/
地元で「多角化研究会」を主催してみよう

 

3 多角化を成功させる「経営のしくみ」

会社のレベルがアップする「システム経営」
トップダウンに偏ったリーダーシップは多角化に向かない/
今いる社員がベストメンバー/
システム経営の要となる6つのシステム/
トップダウン型から「システム経営」へ
経営計画は幹部がつくる
経営計画は社員全員参加でつくる/
トップのビジョンを経営計画に落とし込む/
目標利益を設定する/経営計画書は全社員で共有する/
財務改善計画を立てる
業績管理を幹部に任せる
業績管理を幹部に任せる/業績はスピーディーにチェック!/
事業部別に営業利益を管理する/管理指標の推移管理
成果分配のルールをつくる
成果分配システム/基準を設定する/トップのさじ加減は厳禁/
人事評価も幹部に任せる
会議・報告システムを整える
タイムリーな業務報告が欠かせない/
管理職以上は報告を共有する/会議の運営も幹部に任せていく
「委員会」が多角化人材を育てる
委員会が経営意識を育てる/人材育成も社員が自ら行う/
「委員会」がグループの一体化を生む/
グループ間のコミュニケーションが盛んになる/
まずは立ち上げやすい「委員会」からスタート
社員の成長意欲を促すしくみ
モラールサーベイ分析/自己申告制度/面接制度/給与体系

 

4 多角化の「人材戦略」

新規事業が人を育てる
人材教育の前に新規事業を立ち上げる/
スカウト採用にこだわる必要はない/新規事業は「部下発信」で/
「経営者の我慢」が人を育てる/自己主張のできる社員を育てる
新規事業は「人を動かした経験」がモノを言う
新卒採用を始めよう
新卒採用にはメリットがある/新卒採用を成功させるポイント
新卒社員を1年で一人前に育てる
新卒を即戦力に鍛える「フレッシャーズキャンプ」/
大勢の人の前で話す機会が新人を育てる/
新卒社員が新規事業計画を策定!/「教える」ことで成長していく/
社長と新人のコミュニケーションの場をつくる
丸投げが幹部を育てる!
イヤなこと、難しいことをさせる/幹部も研修に巻き込む/
会議で最初に答えを言わない/去る者は追わない

 

5 グループを結ぶ「連邦化」

横の連携を強化する
セクト主義を防ぐ「連邦経営」/
グループ全体をひとつの企業のように運営する/
「1+1=100」のシナジー効果
グループ横断型組織をつくる
連邦化までの6ステップ/分社化が逆に、子会社の甘えを生む/
ホールディング会社をつくる/経営推進会議で横のつながりをつくる/
グループ横断型組織をつくる/グループキックオフを実施する
ブランディングにこだわる
目的や相手に合わせてアピールできる/
ビジョンやミッションを明確にする
多角化を楽しむ「社風」を育てよう
明るく前向きな社風をつくろう/
ビジネスも人生も楽しめばうまくいく/社風が業績を伸ばす/
職場でハイタッチをしてみよう