ケインズと並んで、20世紀を代表する経済学者の一人であるシュンペーター。
20代にして独自の経済理論を打ち立てたこの天才は、経済学だけではなく、現代の経営の最重要事項である
「イノベーション」をはじめ、「創造的破壊」「企業家」といった画期的な概念を100年も前に提唱したのです。
ウィーン大学からドイツの名門・ボン大学を経て渡米。
ハーバード大学ではサミュエルソン、ガルブレイス、ソローなど、現代経済学における大家やノーベル賞
受賞者たちを数多く輩出しました。
▼ あなたは、イノベーションをもたらす「企業家」か、実は何も生み出さない「経営管理者」か?
シュンペーターの考え方は、経営学・マネジメント論の大家であるドラッカーが引き継いで発展させ、
スティーブ・ジョブズのような優れた企業家がまさにその理論を具現化しました。
「イノベーション」はいまや、アップルやGoogle、フェイスブックなど、現代のグローバル企業の躍進を
支える「成長原理」と言っても過言ではないでしょう。
シュンペーターは、画期的なイノベーションを生み出す「企業家」と、経済の波間に漂いながら経営する
だけの「経営管理者」を明確に分けました。あなたはどちらを目指しますか?
▼グローバル企業の成長原理を解き明かす「イノベーションの授業」
本書の著者は、ナイキやゲランなど4社の外資系企業の日本法人トップを務め、現在はFiNCやCreww、
エアウィーヴなど、注目のスタートアップ企業数社の経営に携わっています。
その著者が、シュンペーターの難解な理論を読み解き、ドラッカーや『イノベーションのジレンマ』の
クリステンセンの理論、ジョブズの残した足跡などをたどりながら、「イノベーション」の本質を探ります。
いわば経営者・ビジネスパーソンに向けた「イノベーションの授業」です。
本書で、これから先の時代を見通す強力な「武器」を身につけてください。