この本は、日々の生活の中でちょっと凹(ヘコ)んだときに「素早く回復する」、
あるいは「そもそも凹みにくいマインドをつくる」ためのコツを教える書籍です。
「上司に怒られた」
「近所の人にキレられた」
「電車でヘンなおっちゃんに絡まれた」
など、仕事や生活の中には、あちこちに「凹むシチュエーション」が潜んでいます。
たとえ「これ、自分のせいじゃないんだけど……」と思うことであっても、
真面目な人ほど、自分の責任以上に凹んでしまうものです。
▼ 仕事も、人間関係も、心優しいあなたの毎日をもっとラクにする一冊
著者は資生堂、野村證券、国土交通省など多くの大企業・中小企業・官公庁で、
のべ2万人以上にストレスマネジメントなどの研修を手がけてきたほか、
メンタルセラピストとして、さまざまな悩み相談も受けてきました。
著者の元に相談にやってくる「ちょっとしたことで凹みやすい人」には2つの特徴があります。
1つは「真面目な人が多い」ということ。
もう1つは「自己肯定感が低くて、自分を過小評価している人が多い」ということです。
この本では、そうした「心優しくも傷つきやすい人」が、さまざまなストレスから
身体と心を守るための34のコツを取り上げます。
▼ 心の不調も、実は「生活習慣病」
ストレスは、一度に大きな塊かたまりがドンとのしかかってくるというよりは、
毎日の生活の中で知らず知らずに小さなストレスが積み重なっていって、
ある日、突然、病気の症状が身体や心に表れてくることが多いもの。
そういう意味では、心の病気も「生活習慣病」なのです。
本書では、日常ですぐできることを中心に、
「寝る前1時間はパソコンやスマートフォンから離れる」
「1日3分、いいことだけ考える時間をつくる」
「朝にバナナの習慣が滅入る気持ちを遠ざける」
など、心が癒され、回復力がつくノウハウをわかりやすくまとめました。
また、読者の方々への特典として、心を整える「アルファ波音楽」(約8分弱)の
無料ダウンロードも付いています。
人生は山あり谷あり、楽しいこともあれば、嫌なことも起こります。
そうしたことで凹んだとき、この本で紹介している方法を、まずは一つ、
試してみてください。