この本では、誰でも自分の考えを、すっきりまとめて、しかも人にわかりやすく伝えることができるようになる図の技術を紹介します。
私はこれまで約10,000枚のプレゼン資料を作成することで、誰にでもわかる図を、簡単に作るコツを習得しました。
「絵を書くのが下手だから、自分には図は書けない」。もしあなたがそんな風に思っているとしたら、まさにこの本はあなたのための本です。
なぜなら、この本で紹介している図の技術は「自分は絵がヘタクソだ」と思っている人ほど、大きな効果を感じることができるものなのですから。
著者紹介
村井瑞枝
株式会社キルン代表取締役
世界トップクラスのアートスクールで学び、JPモルガン、ボストンコンサルティンググループにてキャリアを積んだ異色のコンサルタント。辻調理師専門学校にて調理師免許取得後、米国ブラウン大学に入学、アートを専攻する。在学中、イタリアボローニャ大学、「美大のハーバード」と呼ばれるRhode Island School of Design(RISD)に姉妹校留学し、アートを学ぶ。大学卒業後は、JPモルガンを経て、ボストンコンサルティンググループにアソシエイトとして入社。約10,000枚以上のプレゼン資料を作成し、図解技術を習得。訳書に、『ウオール・ストリート・ジャーナル式 図解表現のルール』『イギリス式シンプル問題解決法! 図解思考50のルール』(かんき出版)、著書に『右脳プレゼン左脳プレゼン―そのプレゼン、場違いです! 』(朝日新聞出版)などがある。ミシュラン星付レストランを運営するレストラングループの経営企画室を経て、2014年に独立。
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お詫びと訂正
『図で考えるとすべてまとまる』の初版で、70ページの最終行において見切れた文の一部が、73ページに重なる誤りがありました。訂正させていただくとともに、深くお詫び申し上げます。
p70 最終行
アイデアを簡単にささっと書くことができるのです。
p73 1行目
それを言われた時、ガーンと殴られたようなショックを受けました。