ブランディング

ストーリーブランディングの戦略プランとは

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企業や商品、サービスの開発のきっかけ、開発の苦労や挫折、道のりなどのストーリーを核に、ロゴやサイト、広告など、世界観を統一して展開していくストーリーブランディングは現在、様々な企業が活用しています。では、いったいどのようにストーリーブランディングを進めていくべきなのか、本記事ではどのようにストーリー策定し、活用していくのかを紹介します。

ストーリーブランディングについて詳しい記事はこちら↓

『ブランディングにおけるストーリー(物語性)の重要性』

ストーリー戦略プランニングをたてる

ストーリーブランディングの戦略プランは上の図のように進めていきます。以下で詳しく見ていきましょう。

1.現状分析 

まずは企業のあるべき姿とのギャップや課題を設定します。

現在の経営課題や過去の歴史、今後の展望、市場・業界の動向などを参考にストーリーの種を集め、みつけた課題に対するターゲットがどのようなものなのか明確化させます。

次にゴールの設定です。最終的目標は消費者をファンにすることですから、そこに至るまでの道のりの中でスモールステップで細かいゴールを設定します。ブランディングというのは一朝一夕で出来上がるものではないため、長い目で計画を立てる必要があります。

次はインサイトの抽出をします。ネガティブな面とポジティブな面の2パターンで消費者がどのような悩みをかかえ、ニーズをもってるのかを抽出し、そこに向けたメッセージを考える必要があります。また、ターゲットインサイトの設定では、自分たちが伝えるべき相手をきちんと設定することが大切です。すべてのインサイトに対応すると、軸となるコンセプトがぶれてしまいます。明確化したターゲットのインサイトを1つに絞ることで統一感を創り出す事ができます。

最後はキーメッセージを決めてコンセプトを設定します。

2.ストーリー戦略

現状分析で設定したコンセプトを元にストーリーを策定していきましょう。

ここで重要なのはターゲットに向けたストーリーはどのようなものを届ければ共感が得られるのかです。企業が伝えたいメッセージを一方的に押し付けるのではなく、消費者を主人公にし、物語を形成していきます。

3.コンテンツ制作

策定したストーリーを展開していく、コンテンツを制作していきます。様々なコンテンツを利用していくことが可能です。

たとえば

  • 書籍制作、出版
  • 広告、販促物制作
  • PR企画
  • イベント開催
  • オウンドメディア開発
  • webコンテンツ制作
  • 動画コンテンツ

などで、コンテンツを発信するコンテンツマーケティングを行い、ストーリーの認知度をあげ、ターゲットにアプローチしていき、ファンを増やしていきます。

このようなステップを踏み、ストーリーブランディングの戦略を立てていきます。実際にストーリーブランディングを進めた企業の例として、SNSでインサイトを拾い、コンセプトを立て、ラジオ番組のお便りでニーズを探し、それに基づいたストーリーをディープコンテンツである書籍コンテンツに落とし込み、書籍をさらに発展させ、トークイベント開催や、ストーリーの映像化に成功した企業もあります。

ストーリーブランディングは展開の仕方次第で様々なコンテンツを制作することができるのです。

用途によって変わるブランディング出版

ストーリーブランディングの手法として書籍出版を紹介しましたが、書籍というのはブランディングが非常に得意な媒体です。企業がブランディングのために出版した書籍をここではブランディング出版と呼びます。

ブランディング出版について詳しい記事はこちら↓

『ブランディング出版とは?自費出版やカスタム出版と何が違うのか』

ここではブランディング書籍がどのように使われているのか、用途別にご紹介します。

採用ツール

会社の特徴や文化、福利厚生などの切り口から読者に「こんな会社があるんだ」と話題性や認知度を上げる効果を狙います。マンガ等を用いてターゲットとなる学生も読みやすいようなこだわりをもって作成したり、働き方改革の取り組みを元に働きやすさを伝えるような書籍などがあります。

理念の浸透

創業からのストーリーを小説形式で表現したり、社史をマンガにするなど読みやすく読者目線での書籍づくりをしていきます。このような書籍は社内のインナーブランディングにも非常に効果を発揮します。

離職防止・定着化 

会社の文化や経営者の哲学、活躍している社員などを紹介したり、第3者の著者(ジャーナリストなどの専門家)を起用し、企業の良さを伝えることが可能です。若者の職離れが進む昨今、このような書籍で社員の定着化を目指します。

商品・サービス紹介

新商品をローンチする際に、商品開発のヒストリーや商品で伝えたい思いを書籍に落とし込むことでその商品をブランディングしていくことができます。また、消費者が限られるニッチな商品・サービスは、書店で目的買いをする読者(顕在層)にストレートに伝えることが可能です。例えば、投資や不動産関連など、専門的な分野の第一人者としての信頼を書籍で得ることができます。

企業ブランディング

パンフレットや名刺代わりの1冊として活用でき、全国流通することでより多くの読者に会社の強みや想いなど伝えることが可能になります。書籍は捨てられないDMとしても活躍します。

このように、書籍は企業が目指すゴールによって様々なかたちで利用することができます。また、このような書籍をwebやSNSで二次利用していくマーケティング方法も広がりを見せています。

まとめ

ここまで、ストーリーブランディングのための戦略プランのとして、現状分析からストーリーを策定してストーリー戦略をたて、そのストーリーを元にコンテンツを制作していくという流れを説明しました。そして、ストーリーブランディングに有効な書籍コンテンツの目的別の利用についてお話しました。今後も書籍を活用したブランディングは拡がりをみせていくでしょう。あなたの企業のストーリーも書籍という手法で形にしてみたらいかがでしょうか。

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