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パーソナルブランディングの意味とは?個人をブランド化する方法を解説

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「ブランディング」の中でも、より個人に焦点を当てたブランディング手法として「パーソナルブランディング」「セルフブランディング」と呼ばれる手法も存在しています。

「個人」による発信のハードルが下がった現代においては、SNSなどを活用してより「顔の見えるブランディング」を展開することが可能となりました。

その手法や、実施する上で注意すべきことを考え「パーソナルブランディング」をはじめてみませんか?

パーソナルブランディングとは?

「パーソナルブランディング」とは、企業や団体・組織に所属している個人や関係者についてブランディングしていくことを指す言葉として多く使われています。似た言葉として「セルフブランディング」という言葉も存在し、「企業に所属している/していない」で使い分けしているという場合もあるようですが、実際に両者に明確な差はありません。

どちらも「個人をブランディングすること」によって、企業が提供している商品やサービスの価値をより高めるという効果も望むことができます。

パーソナルブランディングはなぜ必要か?

「パーソナルブランディング」は絶対に必要なものというわけではありません。企業に関わりのある個人について全面に打ち出すことが適している商品もあれば、そうでない場合ももちろんあるからです。

しかし、人を相手にするビジネスにおいては「顔が見えること」で安心感や信頼感、親近感を抱くという効果も見込むことができるため「パーソナルブランディング」をするということが大きなプラスになることもあるのです。

有名な例としては自ら登壇し新商品のプレゼンテーションをしていた、アップルのスティーブ・ジョブズ。日本人にとってわかりやすいのは松下幸之助や本田宗一郎のほか「ジャパネットたかた」の創業者であり自らがラジオショッピングやテレビショッピングでプレゼンターを務めた高田明前社長や、「私が社長です」というキャッチフレーズとともに、自ら広告に登場しているアパホテルの元谷芙美子社長などがパーソナルブランディングの成功例と言えるでしょう。

パーソナルブランディングのメリット・デメリット

「個人」「自分自身」などにフォーカスされる「パーソナルブランディング」に長所もあれば短所も当然存在します。ここでは、代表的なメリットとデメリットについて考えていきたいと思います。

パーソナルブランディングのメリット

パーソナルブランディングによって「個人」の価値や評価が高まれば、さまざまなメリットが生まれます。

信頼性を高めることができる

「個人」がブランディングされることによって、その人が発信する内容に対する信頼性が自然と高まるようになります。同じ内容を発言したとしても、パーソナルブランディングが確立されている人であれば「〇〇さんが言っているから」という風に自然と言葉に説得力が生まれる効果が期待できます。

人脈をベースにした広がりが期待できる

人を全面に押し出したブランディングによって「人とのつながり」がより色濃くビジネスに反映されるように。個人をベースにした人からの紹介などによってそれまであまり関わりの無かった業種や分野の企業や個人とのやり取りが生まれるなど、新たなビジネスを開く可能性が広がります。

パーソナルブランディングのデメリット

パーソナルブランディングにおける大きなデメリットは、良くも悪くも一個人の評価や評判がブランドや商品、企業にも多大な影響を及ぼすということです。

「人」にフォーカスしてブランディングをおこなうことは「諸刃の剣」であり、仮に個人が問題を起こしてしまった場合には、ブランド全体を毀損することとなってしまいます。

法令に反する行動などはもちろんですが、メディア等に露出する人物に対して清廉さや品行方正を求める傾向が高まっている現代においては倫理違反によってもイメージの低下が起こる可能性が高いため、パーソナルブランディングの対象となる人物には高い倫理観が求められるということも認識しておかなくてはなりません。

また、企業がパーソナルブランディングを活用する場合にはブランディング対象が「人」であるため退職や転職によって組織を離れる可能性がある人物よりも創業者や経営者などの方が向いていると言えるでしょう。

パーソナルブランディングを確立するための方法

現代において個人を前面にブランディングする場合には、気軽に活用ができるTwitter,Facebook,InstagramなどのSNSでの発信は欠かすことができません。

また、ブログや自らのサイトを作成して情報を発信するというのも有効な手段。インターネットを活用して自社の商品やサービスのブランディングを展開することが大前提となるという点は頭に置いておきましょう。

ここからは、具体的なブランディングの手段を考えていきます。

何が一番の強みなのか?USPを考える

「パーソナルブランディング」する上で、重要なことは「何が自分の強みになるのか?」を明確に考えて打ち出すこと。マーケティング用語ではUSP(Unique Selling Proposition)とも呼ばれています。

大会での「日本一」や「世界一」といったわかりやすい受賞歴があればそれをUSPとすることが可能ですが、なかなかそういったものがある方ばかりではありません。

そういう場合には、資格や自分の仕事における実績を棚卸しながら考えてみてください。「1時間に〇〇万円売り上げた商品を見出した伝説のバイヤー」「倒産寸前の状態から企業を〇社救ったコンサルタント」といった看板になるような仕事があればそれでも良いですし、「ちょっとした工夫で売上を〇%アップした宣伝マン」などこれまでのあなたのことを踏まえ、ターゲットとしたい層に刺さるようなUSPに工夫を凝らすことも大切です。

キャラクターを設定しての発信も一つの手段

「個人」にフォーカスしてブランディングおこないたいと思っていても、自分自身を表に出すということに抵抗があるという場合もあると思います。そんな時は、キャラクターを作りそれを発信の軸に据えるということも可能ではあります。「キャラクター」と言うと、アニメのような絵や「ゆるキャラ」のようなものが無くてはいけないのか?などと感じる方もいるかとは思いますが、そんなことはありません。

近年の企業のSNS担当によくあるパターンのような「中の人」というやり方でも構わないのです。複数担当する方がいる場合には、キャラクターの一貫性や言葉の使い回しなどにも統一性を持たせるため、事前に大枠となる設定を決めておくようにしましょう。

難しい言葉だけでは伝わりづらい

ビジネス上では専門的な用語を活用する場面が多く登場すると思います。ターゲットと想定する相手を専門知識を豊富に持っている人と絞り込んだ上でブランディングする場合には、それでも良いでしょう。しかし広く一般に向けたパーソナルブランディングを考える場合には、難しい言葉では伝わりづらいことも。より多くの方に対して情報の拡散や浸透を図ると考える場合には、より平易な言葉による情報発信が重要なポイントであると意識しながら取り組むことが大切です。

短期集中では意味がない

『「パーソナルブランディング」をするぞ』と取り組みを始めた時点では気合が入っているためSNSの発信に力を入れるという方もいらっしゃいます。しかし、ブランディングは短期的な取り組みで結果が出るものでは無いのです。

ダイエットのように「無理なく取り組むこと」がパーソナルブランディング/セルフブランディングの成功のカギと考え、定期的に継続して発信することを心掛けておきましょう。

パーソナルブランディングまとめ

商品やサービスなどによっての向き不向きは存在しますが、「パーソナルブランディング」をはじめることに関する難易度自体はそこまで高くありません。より戦略的に考え、継続的に取り組むことにより大きな効果を生むものです。

企業出版のクロスメディアマーケティングは、書籍出版を通じてパーソナルブランディングの確立をお手伝い。SNSによる発信などと組み合わせて「書籍」を活用することによって、より効果的なブランディングを実現します。

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