出版ストーリー

「信頼できるコンテンツ」で考えるメディア戦略。(株式会社BLAM)

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株式会社BLAM代表取締役杉生様

2018年11月に『デキるやつは起業しろ』を出版した、株式会社BLAM(ブラム)代表取締役社長の杉生遊様。仲間とともに様々な危機を乗り越え、株式会社BLAMを創業した若手起業家が、年商10億円を見据える会社をつくりあげるまでの等身大でリアルな挑戦の記録。渋谷の若きベンチャー起業家に、出版の経緯や当時の様々なエピソードを伺いました。

初めて気が付いた「出版」というメディアの存在

最初に、BLAMさんが行っている事業について教えてください。

杉生:当社では主に4つの事業を行っておりまして、1つ目はインターネット専業の広告代理事業で、これは私の前職での経験を活かしたものです。2つ目は「KAIKOKU」という、デジタルマーケターの方を対象とした複業支援サービスです。他の会社やプロジェクトで自分のスキルを活かしたい人とデジタルマーケターを採用したい企業をマッチングする事業で、書籍でもご紹介させていただきました。3つ目は「でじたりあん」というウェブメディアの運営です。「人生100年時代といわれている今の時代で一番正しい生き方とは?」という問いをユーザーと一緒に考えていくようなメディアです。そして4つ目は「KOC(キングオブチアリーダーズ)」という男子チア団体の部活動支援を行っております。

現代らしい様々な事業を行っているのですね!

杉生:はい。当社のビジョンは「幸せな人生を送る人をハタラクを通じて創出し続ける」と設定しているので、様々な福利厚生、柔軟な雇用形態などを用意しメンバーにとって働きやすい職場も提供しています。また、メンバーには生き生きと働いてほしいので、「親孝行制度」や「大切な人の誕生日休暇」、「フレックス&昼寝休憩制度」など、私たちならではの制度もあります。

ユニークな制度ですね。そんなBLAM代表の杉生さんが出版することになったきっかけについて教えてください。

杉生:あるきっかけで、企業出版のお話のご連絡をいただいたことです。それまでは「本を出して、ブランディングをする」という考えは頭にありませんでしたが、「本を出すって面白いし、今時の若手の経営者でそういったことをする人は珍しいだろうからより世間に注目していただけるのではないか」という考えから企業出版に挑みました。元々創業期からの予定で、最初の三期間は新規事業をやるための「ヒト、モノ、カネ」を集め、四期目からサービスをリリースする準備期間として、代表のメディア露出を増やすというのを計画していました。さまざまなメディアで取りあげてもらった際、当社に興味を抱いていただいた方は、きっと検索しますよね。そのときに検索結果として出る、「信頼できるコンテンツ」を作っておきたいというのが企業出版の一番の目的です。また、採用ブランディングとして活かしたり、受注率をあげるために営業ツールにしたいという思いもありました。

株式会社BLAM代表取締役杉生様

コンテンツ力の限界を突破する本の魅力

執筆や出版の過程で、新しい気づきや発見はありましたか?

杉生:初めての試みだったので全てが新しい経験でした。普段から過去の振り返り、自己分析や未来設計を行っているので、制作段階ではスムーズにアウトプットが出来たという印象はあります。創業準備期などを改めて振り返ってみると、創業メンバーの存在に改めて感謝しました。また、制作の段階でこれまでにお世話になった色んな方と話をする機会があり、そこで気が付いたことがあります。これまでにもWebメディアへの掲載などの話をいただくことは多いのですが、書籍を出している人は本当に少ないんですね。「書籍の準備してるよ」ってSNSのプロフィールとかに書くと、「本出すんだ」といったような反応をいただくこともあり、本だから出せる効果だなと思いました。また、実際の書店に並ぶことで、昔からの知人友人を含め、IT業界以外の人の印象にも残りやすいと思いますし、オンラインではない紙の価値を感じられて、非常に面白かったです。当社もWEBメディアを運営しているので、Webだけではコンテンツ力として限界値があるのかもしれないと考えるきっかけにもなりました。

出版後の反響はどのようでしたか?

杉生:有識者同士によるプレゼンを行う比較的大きなイベントがあり、その中で僕の顔がスクリーンに大きく映ったんですが、そのときに興味を持ってくれた人の中に、本を買ってくれた人がけっこういらっしゃって、そこからご連絡をいただき仕事の話に発展したこともありました。これからもっと本が売れたり、様々な場所で活用したりすることで、相当効果が出てくるのではと思います。また、本の出版経験があることで、他の経営者や知人の方に「こういう本を出している」といった切り口で紹介していただけるようにもなりました。

クロスメディアとの本作りはどうでしたか?

杉生:シンプルに言うと、すごく楽しくて面白かったです。編集者の方と何度も話して打ち合わせをするのですが、伝えたいことや表現したいことを沢山引き出してくれました。また、出版社ってかなりお堅いイメージを持っていたのですが、全然堅苦しくなくて、進め方も近代的で、色々なことをスムーズに進めてくださいました。

ありがとうございます!

事業拡大へ向けた、新たな一歩

最後にこれからの展望を教えてください。

杉生:ビジョンを実現へ向けて、どんどん事業を拡大していきたいです。IPO(新規公開株)路線に移ろうとしています。「KAIKOKU」を中心にサービスを大きくしていき、将来的には「KAIKOKU」が、フリーランスや複業のデジタルマーケターにとって共通のリファレンスデータになっているような世界を作っていきたいですね。今の「KAIKOKU」は登録した後、ユーザーは90問の診断を受けた後に企業とマッチングします。そして実際に仕事を一緒にした後に、お互いに評価してもらう形式になっています。人手不足の中、ユーザーだけが評価されてもナンセンスです。採用する側も、ユーザーに選んでもらっています。現在は準備中ですが、今後もっと情報が詰まったサービスにしていきたいです。ユーザー自身がマイページの情報を充実させる、つまりスキルや経験・実績を「KAIKOKU」で記録・公開していくことで、次のキャリアに発展する。そんな世界を目指しています。

本日は貴重なお話、ありがとうございました。
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