出版マーケティング入門

企業出版の費用はどれくらい?本の出版にかかる費用や内訳を理解しよう

  • Pocket
  • LINEで送る
企業出版の費用
はじめに

書籍の制作ってどのくらいの費用がかかるのか?企業出版の相場費用が知りたいという方に向けて、この記事では企業出版の平均的な費用とコストの内訳についてご紹介していきます。企業出版で費用に大きく影響を与える要因は「書籍の仕様」「出版部数」「ライター起用」「プロモーション活動」の4つになります。

書籍の仕様による違い

企業出版の費用を左右する1つ目の要因は、書籍の仕様です。書籍の仕様は判型やページ数などがあります。判型とは書籍の種類のことで、書籍は単行本(四六判)、新書判、文庫判、の3種類に分類されます。単行本(四六判)は表紙のデザインの自由度が高く、他の書籍との差別化が図りやすいことが大きな特徴です。ビジュアルデザインまでこだわることができるので、視覚的に読者にアピールできます。また、書籍の中身にも図版やイラストを挿入して、テキスト以外の要素でもコンテンツクオリティーを高めることができます。ただイラストなどを挿入する場合はデザイナーのアサインが必要となるため、その分コストは高くなってしまいます。その他の特徴として関連テーマごとにコーナー分類されることがありますす。経営やマーケティング、経理など特定のテーマごとに書籍が分類されるため、そのテーマに関心を持つ読者が見つけやすいというメリットがあります。2つ目の新書判は、単行本と異なり出版社ごとにコーナー分類されるため、幅広い潜在顧客にアピールできるという特徴があります。単行本に比べて単価も安く表紙にイラストなどを用いないため、書店というルートを使ってなるべく低コストで潜在顧客にアプローチしたいケースでオススメです。3つ目の文庫判は、最もサイズがコンパクトで薄いタイプになります。イラストを用いず基本的に文字中心のコンテンツのため、マーケティング的な活用というよりは、企業理念の浸透などインナーツールとして利用されるケースが多いです。以上が書籍の仕様二ついてで、どの仕様にするかによって費用が変わります。その他にも、ページ数や印刷代もコスト変動に影響を与えます。

ライター起用による違い

企業出版の費用には書籍の制作に際して編集者などの人件費が含まれますが、その中でもライターを起用するかどうかは費用を左右する大きな要因です。著者自らの手で伝えたいメッセージを書きたいという理由やコスト削減の理由から、ライターは起用せずに著者自身で原稿を執筆するというケースもあります。しかし、書籍に込めたい思いやメッセージを文章というコンテンツに正確に落とし込むためには、相応の文章力が必要となります。文章を書くことに慣れていない場合は基本的にはプロのライターの起用をオススメしています。普段からオウンドメディアの活用やブログ等で文章を書くことに馴染みがある人でも、書籍の原稿は少し訳が違ってきます。1冊の書籍に詰め込むことができる文字量は一般的に5〜10万字と、Webでの発信活動用の記事の執筆と比べて何倍もの文字量になります。その分執筆にも時間がかかるため、本業に支障が出ることも十分にありえます。そのような状況の中で執筆をこなせるかどうかをしっかりと見極めることが必要になります。ライターに原稿執筆を依頼する場合は、コストはかかりますがその分、時間と負担を大幅に軽減することができます。そして当然ながら原稿のクオリティーも担保されます。ライターの起用についてはメリット・デメリットがはっきりと分かれてきますが、著者自身の状況と予算を整理して冷静に判断したいところです。

出版部数による違い

制作した書籍をどのくらいの部数で書店展開していくかによっても費用は大きく変わります。一般的な企業出版の出版部数は3000部ほどで、目的に応じて全国各地の書店へと展開していきます。出版部数が多ければ多いほど、より多くのターゲットの目に留まるチャンスが増えますが、その分コストもかかります。そのため、ターゲットを的確に捉えた書店展開をすることが重要です。例えば、ビジネス書であれば東京駅や新宿駅など巨大ターミナル駅に立地する書店で売れやすい特徴があります。その他にも、大手町近辺であれば金融系の企業が多いためファイナンス系のジャンルが売れやすく、渋谷であれば多くのITベンチャーがオフィスを構えるためWebに関するテーマが好評など、書店ごとに刺さりやすいテーマがあります。出版社とターゲットと最も相性の良い書店展開プランを、予算と出版部数のバランスを取りながら決めていきます。

プロモーション方法による違い

前章でも述べましたが、書店展開などのプロモーション方法によっても費用は変わります。プロモーションには、書店での実売部数を伸ばすためのブックプロモーションと、書籍を活用して企業HPやオウンドメディアへの誘導を促進するためのプロモーションの2つがあります。ブックプロモーションの主な活動は、広告の掲載、セミナーの開催、プレスリリースです。デジタルプロモーションの主な活動は、LP制作やコンテンツマーケティングです。これらのプロモーションに際して、広告掲載料やポスター・チラシのデザインや制作費が必要となります。広告の掲載は新聞、雑誌、Amazon、Web記事など多岐に渡ります。リーチしたいターゲットがどのメディアをよく利用するのかをしっかりと考慮して広告掲載のプランニングをしていきます。また書店で大々的に告知していく際に、ポスター・チラシのデザインや制作を行うケースもあります。書店ごとに掲載できるサイズや期間、料金も変わってきます。その他にも、書店内の店頭や新刊コーナーに書籍を並べてもらうこともできます。書店の中で最も人の通りが多い場所におけるため、話題性や人気がある書籍だという印象を与えることができ、見込み客だけでなく潜在顧客にも効果的にPRできます。このようにプロモーションはたくさんの選択肢があります。企業の書籍活用の目的も多岐に渡るため、出版社と綿密に書籍の活用方法やプロモーションをすり合わせることが、費用対効果を高めるポイントになります。ちなみに書籍を社員向けのインナーツールとして活用することが目的で、書店展開を行わないケースもあります。その分プロモーションコストを抑えることができるため、費用を大幅に削減することも可能です。

  • Pocket
  • LINEで送る

無料eBook
企業出版完全入門ガイド

「会社や商品・サービスをもっと沢山の人に知ってもらいたい」「会社や経営者を効果的にブランディングする方法を探している」「企業理念の浸透、インナーブランディングをしたい」そのようなお悩みはありませんか?あらゆる情報・コンテンツが埋もれてしまう今の時代、良質な情報を確実に届けることで集客やブランディング、採用の課題を解決する企業出版という方法があります。

  • 企業出版とは何か?

  • 企業出版のメリットと成功事例

  • 企業出版の取り組み方


本の出版でビジネスを成長拡大させる企業出版について、分かりやすくまとめた一冊です。

無料eBookをダウンロード

コメントを残す

*