出版マーケティング入門

出版マーケティングの具体的なプロモーション施策

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ブックマーケティングの施策をご紹介

出版マーケティングでは、具体的にどのようなプロモーション施策をしているかご存じですか?企業出版した書籍がどのようにプロモーションされているのか、具体的にどこで露出しているのかイメージがしにくいかもしれません。

本を出すだけじゃないの?と思っている方も多いかもしれません。実は書籍は、書店だけではなく色々な媒体と連動しやすいのです。出版マーケティングでは、書籍を様々な場面で活用してプロモーションに成功している例がたくさんあります。今回はその様々な施策を詳しく紹介していきます。

書店における施策

 本といえばやはり書店です。本を出しても本屋に置いてもらわなければ意味がありません。そのうえで平積みや面陳してもらえれば、さらに目に留まりやすくなり、認知度が上がります。

そのためにも、まずは書店員の方に書籍の魅力を知ってもらう必要があります。クロスメディア・マーケティングでは、最新のビジネス事情を提供する情報誌をつくり、書店に配布することで関係性を強化しています。また、発売前後に1店舗ごとに訪問し、書籍デザインや書籍の特長や類書、著者情報、売り方に関する様々な情報をお伝えすることで、いい場所に展開してもらえるように交渉し、書店員さんと共にベストセラーを作り出す活動をしています。

Amazon施策

本を買う際、ネットのAmazonや楽天ブックスなどのECサイトで購入する人が非常に増えいます。膨大なユーザーを抱えるECサイトでのブックマーケティング施策も様々です。今回はAmazonでの施策をご紹介します。

電子書籍の活用

 コロナ禍において電子書籍は非常に伸びているコンテンツで、kindleなど利用されている方も多いと思います。このKindle Unlimited(定額制読み放題サービス)やAmazon Prime Readingなどを利用することにより、Amazonでの電子書籍の販売数やDL数を飛躍的に高めることができます。また、Amazonで定期的に開催されるKindleセール で、書籍のリーチを最大化することができます。これらの活用により、通常価格での販売に比べ、日別比較では、2倍~200倍程度のDL数や購入数の向上が見込めます。企業出版の目的は、知名度や認知度を高めることにあるので、積極的に読み放題などを活用することをおすすめします。

Amazon広告

 Amazon Advertisingというシステムをご存じでしょうか?Amazon AdvertisingとはAmazon広告のことで、Amazon内で広告を出す場合に活用します。仕組みはリスティング広告に似ており、キーワードやターゲット商品を設定することで検索ページや商品詳細ページに自社商品を露出することができます。

 また、Amazonという日本最大級のECサイトに蓄積された膨大な購買データにより、ターゲティングでき、過去に購入した商品から類推して閲覧履歴から購買意欲が高いと見込まれるユーザーに、アプローチすることができます。

書籍の読者特典で読者と繋がる

書籍を購入していただいた方や検索してくれた方に、読者特典を用意し、ダウンロードを促すことでwebで繋がる事ができます。具体的には、書籍と連動したHPやLPを用意し、そこから読者特典をダウンロードしてもらい、メールアドレスなどの情報を獲得します。メルマガなどの情報発信を行い、商品や会社のファンになってもらったり、アンケート調査などを行い、商品開発の参考データにするなどのアプローチが可能になります。

この施策を実施することで、書籍からweb、webからリアルへと繋ぐ集客の仕組み作りが可能になり、書籍をホットリード獲得のための手段として活用することができます。

ホワイトペーパーとしての活用

ホワイトペーパーとはwebマーケティングでよく使われる言葉ですが、webサイトなどの中でメールアドレスの入力してもらい、資料ダウンロードを促すコンテンツのことで、これは出版マーケティングでも活用できます。ホワイトペーパーとして、出版した書籍の一部を無料で提供することで、ニーズが顕在化した層にアプローチすることも可能です。実際にダウンロードする人は少なくともその書籍を知っており、興味があることが分かっているため、非常にアプローチしやすくなります。このようにwebを介して書籍を活用する事が可能なのです。

広告・メディアPR施策

実際に書籍の認知度を高めるためには、メディアPRも欠かす事はできません。書籍をフックにした広告やメディアPRは様々です。

 一つは新聞広告です。新聞広告では1~4面の記事下は基本、書籍か雑誌の広告のみの掲載になっています。この枠は、書籍以外の商品広告と比較すると安価に掲載する事ができるため、出版後のプロモーションとして、費用対効果が高いのでおすすめです。また、出版記念イベントなどの形でイベントを実施することがあれば、書籍の広告ではありながらも、イベントの告知も広告に組み込むことができるので、集客の効果も見込むことができます。

 メディアPRとして、オンライン記事の掲載も効果的です。媒体力を利用し、特定のカテゴリに対し興味のある方へ数多くアプローチすることが可能であり、書籍を紹介するコンテンツは記事扱いになることが多いため、公平性を保ちながら自社の知名度を上げることが可能です。

SNS広告やSNSを通じたUGC(User Generated Contents)

書籍のコンテンツ力が高かった場合、読者が自らSNSを通じて新しい読者へ拡散してくれることもあります。これをUGC(User Generated Contents)と言い、個人のSNSの投稿やブログなど、一般ユーザーによって作られたコンテンツのことを指します。

書籍はこのUGCが出やすい商材で、TwitterやInstagramなどで本の紹介やレビューを目にしたことがある人は多いと思います。企業主体ではなく、読者の感想だからこそ、信頼や共感が得られやすくなります。また、最近は著名人やインフルエンサーの紹介によってUGC創出の事例も増えてきています。依頼してPRしてもらうわけではないため、非常に低コストな上、高い宣伝効果があり、時代に合ったマーケティング施策になります。

GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)を味方にする最強キーワード・マーケティング

書籍とはそれ自体がとても信頼性が高い物であるため、GoogleなどSEO対策としても有効です。「関連性と信頼性が最も高い情報を提供する」検索方針のGoogleにおいて、書籍はその信頼性を認められています。 そのため、Googleでキーワード検索した時に、そのキーワードに該当する書籍があった場合は、検索ページのトップに表示されることもあります。本をフックにweb上のコンテンツを量産でき、SEO対策やリスティング広告をしているわけではないのにキーワードマーケティングができてしまうのです。また、著者自身の名前で指名検索された場合、本の情報も掲載され、著者自身のブランディングになり、信頼を得られるという利点があります。これもすべて信頼性が高い書籍だからこそできるマーケティング施策になります。

おわりに

ここまでいくつか出版マーケティングの行っている施策についてご紹介してきました。どの施策も非常にマーケティング力が高く、コストもかからないことから、ブックマーケティングは広がりを見せています。他社との差別化をはかるためにもいち早く出版マーケティングに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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