本の活用方法《目的別》

書籍をどのように活用するかは、目的や課題によって異なります。
ここでは、様々な書籍の活用方法をご紹介します。

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集客力や顧客満足度の向上

集客力や顧客満足度の向上

セミナーやイベントで配布し、商品やサービスの理解を深めてもらう

商品や商材、サービスの認知拡大や見込み顧客のための展示会出展、セミナーイベントの開催に合わせて、書籍を活用することが可能です。展示会やセミナーなど、その時だけでは提供できない情報を1冊の書籍というパッケージとして配布することで、お客様の商品や商材サービス、事業内容などへの理解度を高め、エンゲージメント向上に貢献します。書籍は手元に置いて、いつでもどこでも読むことができるメディアです。展示会やセミナーイベントが終わった後でも、それを受け取った人に訴求し続けることができます。お客様の状況やニーズに合わせて内容の書籍にすることで、適切な情報を正しく伝えましょう。

Web広告と合わせて活用して、質の高い見込み顧客を獲得する

WebやSNSの広告・マーケティングを活用して集客する場合も、書籍を活用することで相乗効果が得られます。書籍内容や訴求ポイントを軸にしたコンテンツを用いて大規模メディアへ広告出稿し、自社サイトや書籍専用の特設サイトへ誘導することも可能です。出稿するメディアを適切に選べば、質の高い見込み顧客の集客に貢献します。また、書籍は紙メディアの中でも信頼性が高い媒体です。ランディングページやバナー広告に書籍情報を掲載したり、書籍プレゼントという形で訴求したりすることで、コンバージョン率(CVR)やクリック率(CTR)の向上に貢献します。オフラインメディアとしての書籍は、様々な方法でオンラインメディアと融合することが可能です。

営業資料や企業(代表)の名刺代わりとして、お客様にインパクトを与える

書籍は営業資料としても機能します。多くの企業が、パンフレットや小冊子を営業資料として活用していますが、商品や商材・サービスの優位性や独自性、競合他社との違いなど、多くの情報を詰め込むことはできません。しかし、書籍ならばそれが可能です。情報量の差は勿論ですが、商談や打ち合わせの後も、お客様の手元で存在感を発揮します。また、出版マーケティング(企業出版)の場合、書籍の著者は企業もしくはその代表であるケースが多く、その場合、書籍自体が企業(代表)の名刺、ブランドとして活躍してくれます。お客様や取引先、知人友人の手元に残り続けることでしょう。

 

知名度・認知度の向上、ブランド形成

知名度や認知度の向上

全国の書店に流通させ、会社やサービスについて広く知ってもらう

書籍と他の広告メディアとの最も大きな違いは、掲載期間です。期間が限定された広告出稿などは、投資をしたその期間ならば効果を得ることが可能ですが、投資を止めてしまうと効果も得られなくなります。書籍は一度出版されると、書誌情報として登録され、全国の書店は勿論、オンライン書店でも半永久的に販売され続けます。つまり、様々なニーズを抱えた人が来る書店という場所で、企業の代わりに、見込み顧客でもある読者に営業活動をしてくれると言っても過言ではありません。そして、書籍内容やタイトルなどを工夫して、読んで欲しい人(=潜在的な見込み顧客)に確実に届くようにすれば、読者からの反響も期待できます。

様々なメディアと連携した情報発信で、認知拡大とブランド形成につなげる

書籍出版というのは、企業・団体にとっては1つの大きなプロジェクトでもあります。一般的には出版と同時に新聞広告掲載やプレスリリース配信を実施することで、一気に企業情報と出版事実を各メディアへ告知・拡散します。話題性のあるテーマやターゲットに合わせたメディアであれば、テレビやラジオ、雑誌などにも取り上げられ、さらなる認知拡大につなげる可能性があります。リアル書店、オンライン書店と同時に様々な媒体へアプローチ出来ることも、出版マーケティング(企業出版)の強みです。

 

組織強化やインナーブランディング

組織強化やインナーブランディング

社員研修の教科書として活用して、充実したノウハウやナレッジを共有する

飲食サービス業や販売業など、1日の稼働時間が長く、頻繁に社員研修が行えない業種で、書籍を研修ツールとして有効活用した事例もあります。研修の方法は座学や実践形式など企業によって様々ですが、業界特有の専門知識が必要な場合は、一般的に書籍との相性が良いです。営業やマーケティングなどの体系的な理論やノウハウ、ナレッジをパッケージとして1冊にまとめることで、情報の集約化、ノウハウの体系化と伝達を実現することが可能です。社内向けのインナーツールとしての効果のみならず、誰が読んでも楽しめるような内容に仕上げることで、啓蒙活動やブランディングへの効果も期待できます。

採用応募者、候補者に事業内容や魅力を深く知ってもらう

企業の採用活動においても書籍の効果を期待できます。これから入社する人へ向けて、企業の魅力や事業内容、仕事内容などを深く知ってもらうためのツールとして活用できます。採用パンフレットと同じ活用ではありますが、書籍の場合は、制作の過程でそれ以上に多くのメンバーを巻き込みます。各部署の社員から仕事のやりがいや苦労、嬉しかった出来事、成功体験などをインタビューしたり、創業メンバーの想いやこれまでの変遷を棚卸ししたりしながら、1冊の書籍の原稿を作っていきます。それがきっかけとして、メンバー同士のコミュニケーションが活性化し、社員の愛着度向上に貢献した事例もあります。書籍出版には社内外への効果を期待できるという点で、採用サイトや採用パンフレットにはない強みがあります。

企業理念や経営理念を社内外に浸透させる

業績拡大やM&Aによる大幅な人員増加などによって、企業・事業の方向性に関する認識の乖離や社員間のベクトルのずれが生じてしまうこともあります。その原因のひとつとして、創業期から続く企業理念や経営理念、組織風土を統一出来ていないというケースがあります。その解決手段として、企業理念や経営理念、組織風土など、企業経営に関係する様々な情報を1冊の書籍にまとめ、「経営の教科書」「クレド」として活用する方法もあります。経営陣から創業時の話を聞き、それをストーリーにして伝えることで社員に共感を与え、ベクトル統一を実現した事例もあります。また、これまでの事業の歩みや出来事を改めて振り返ることで、事業の棚卸しにもなり、今後の事業展開を見つめ直す良い機会にもなります。周年や経営陣の交代、組織改編などを機に、社内外とのリレーションを強めたい時に、書籍出版も一つの手段になります。