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「もしも夫が亡くなったらどうしよう?」と思ったら読む本――夫婦で豊かな老後を送るために知っておきたい相続のこと書影

相続は「幸せで豊かな老後を叶えること」が最重要
年間100件以上の相続案件に携わるエキスパート税理士が豊富なケーススタディから
相続の基礎知識から具体的な対応策まで教えます

相続は⼥性にとって、⾮常に難しい問題になることが多いです。平均寿命が延びて、⼥性のほうがより⻑⽣きになり、夫を送るケースが多く、夫のみならずご⾃⾝の両親や夫の両親など、様々なかたちで相続に直⾯することがあるからです。夫を亡くした喪失感や悲しみに暮れるなかで、相続のシビアな問題に直⾯してしまうことも。

⼤切なのは「残された妻(家族)が、その後の⼈⽣を幸せに過ごせるかどうか」ではないでしょうか。

本文では3つのポイントを掘り下げて解説しています。
①「もしも夫が亡くなったら」を具体的に想像し、起こりうる問題を想像して⼼構えをしておくこと
② 相続で起こりうる問題に対して「残された⾃分が⼈⽣を豊かに⽣きる」という視点を最重視して対処すること
③ ①と②を踏まえ、相続の基本の流れを、簡単にでも事前に理解しておくこと

本書は、将来的な相続に備えたい⽅や、すでに相続に直⾯している⽅のために、いかに相続税を節税するかを指南するものではありません。
相続を円満に進めるための「⼼構えと考え⽅」、そして相続の基礎知識や具体的な対応策を解説。「妻」に限らず「残された側=夫」が知っておくべき相続のことを数々まとめているので、様々な⽅にお役⽴ていただける1冊です。

著者紹介
島根猛
島根税理士事務所 代表税理士。
株式会社日本相続支援総研 代表取締役。埼玉県で代々続く専業農家の長男として生まれる。「実家の相続を円満に導きたい」という思いから税理士を志し、24歳で税理士試験に合格。大学卒業後に専門学校での税理士講座講師、某保険会社の営業職を経験したのち、税理士法人にて税理士業務の基礎を学び、27歳で税理士登録。その後は相続税のエキスパートとして年間100件以上の相続案件に携わり、累計は約1000件を超える。円満で豊かな相続を実現する”相続専門税理士”として活躍中。共著に『円満相続をかなえる本』(幻冬舎メディアコンサルティング)がある。
著者:島根猛
定価:1680円(本体価格 1,480 円+税10%)
発行日:2023年01月16日
ISBN:9784295407874
ページ数:192ページ
サイズ:188 x 130(mm)
発行:クロスメディア・パブリッシング
発売:インプレス
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もくじ
はじめに 相続は誰のためのもの?

第1章「万が一のこと」を具体的に考えてみよう
    残された妻が直面する相続の問題とは?
「そのとき」はいつか必ずやってくる
考えることを避けてはいても……
「夫の死」のあとに、何が起こるか
「相続対策=相続税の対策」ではない!?
相続税対策よりも大切なこと
相続の難しさを考える
「財産を均等に分ける」は、はたして正しいのか
相続対策の必要性はわかっていても……
相続をスムーズに進めるための3つの基本

第2章 トラブルの実例に学ぶ
   残された妻や家族を困惑させた5つの相続の話
ひとつとして同じ「相続現場」は存在しない
事例1●「残された妻と子どもたちの相続」のお話
POINT どんなときでも「妻目線」の相続を
事例2●「残された夫の相続」のお話
POINT 妻が先立つ可能性も想定しておこう
事例3●「子どもがいない夫婦で、末っ子長男だった夫の相続」のお話
POINT 子どもがいない夫婦の場合は必ず遺言書を
事例4●「収益物件をたくさん保有する夫の相続」のお話
POINT 財産は夫婦でしっかり共有しておく
事例5●「経営者の夫の相続」のお話
POINT「会社の将来」も「妻の未来」も考える
「残された側」の視点に立って、 元気なうちから相続対策を始めよう
COLUMN「女性経営者の相続」と「おひとりさまの相続」のお話

第3章 10カ月間で、何をどうすればいい?
   相続で「起こること」と「やるべきこと」の基本
相続のゴールを知ろう
夫が死亡した直後のことを想定しよう・その1 ► 銀行口座のこと
夫が死亡した直後のことを想定しよう・その2 ► 支出面のこと
「もらえるお金」をチェックしよう
四十九日までに、夫の財産を洗い出そう
財産把握の注意点を知ろう
四十九日を「相続のスタート」と捉えよう
「法定相続人」「法定相続分」「遺留分」を理解しよう
相続人を確定させよう
遺産分割は、相続人全員で話し合おう
「もめればもめるほどコストが膨らむ」と捉えよう
相続人の配偶者が関わってくる場合のリスクを知ろう
相続税は、10カ月以内に納付しよう
税務調査について知ろう
「基礎控除」の仕組みを理解しよう
配偶者を守る2つの制度を知ろう
相続税額を工面しよう
「相続放棄」という選択肢を持とう
専門家も活用しよう
COLUMN 役所で必要な手続きは?
COLUMN 定期課金のサブスクに注意
COLUMN「遺言書」と「遺言開示」とは?
COLUMN 財産を隠すとペナルティが発生する!
COLUMN 夫の兄弟姉妹の相続税は2割増し!?
COLUMN「準確定申告」とは?
COLUMN 借金がある場合に使える「限定承認」とは?
COLUMN ベストな税理士を選ぶポイントは?

第4章「残された妻の人生を豊かにする相続」を叶えるために
「夫の相続」は、「残された妻の人生」の出発点
生前の相続準備のポイントは?
夫と事前に話し合っておくのがベスト
簡単な財産目録づくりのヒント
遺言書を作成しておくべきか
二次相続対策は必要?
自分の相続で子どもたちがもめないために
どんなに多額の財産も、いずれは先細りしていく
最も効果のある相続対策は、子どもの教育
残された妻は、「自分優先のわがまま相続」でいい
COLUMN デジタル相続対策は必須
COLUMN 残したい人にお金を確実に残す「生命保険の活用」

おわりに

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