本書では、老朽化したITシステムがもたらすリスクを軽減し、未来志向のソフトウェア戦略を構築するための具体的な指針を提案します。サステナブルなソフトウェア開発を通じて、迅速な変化対応力と効率的なコスト管理を実現する方法を徹底解説。企業の成長を支えるIT資産の再構築から、組織全体のデジタルトランスフォーメーション（DX）の成功に至るまで、多角的な視点で解決策を提供します。未来のIT改革を担うすべてのビジネスリーダー必読の一冊です。
出版実績
仕事術・ビジネススキルの本
サステナブルソフトウェア時代 IT産業のニュースタンダードになるもの
- 著者：久保 努
- 定価：1,848円（1,680円＋税10％）
- 発行日：2025年3月21日
- ISBN：9784295410850
- ページ数：208ページ
- サイズ：188×130（mm）
- 発行：クロスメディア・パブリッシング
- 発売：インプレス
目次
はじめに
第1章 日本企業のシステムが抱える構造的ジレンマ
IT関連予算の9割を食いつぶす、既存システム
業務に合わせてシステムを作った日本企業の盲点
トラブルが多い、企業のシステム開発
新規システム開発の壁となる「ブラックボックス化」
不足するIT人材と、限界をむかえる労働集約型のビジネスモデル
DXの本質を理解した先にある、大改革
コラム LaKeel DX開発秘話①
第2章 IT負債を資産に変える、6つのヒント
日本と海外のIT投資の違い
「VUCAの時代」に求められる、DXの形
今、情報システム部門が担うべき4つの役割
「レガシーマイグレーション」でDXを推進
システム刷新の壁となる、データ移行
SaaSによる個別最適では、経営全体の加速は難しい
コラム LaKeel DX開発秘話②
第3章 部品化で実現するサステナブルソフトウェア
停滞するシステム開発の切り札となるもの
技術的負債を資産へと変える、サステナブルソフトウェアの実力
近年、需要が高まる「aPaaS」
aPaaSの特徴と、代表的なプロバイダー
システム開発の在り方を変える「ローコード開発」
「LaKeel DX」が起こす、システム開発革命
システム開発の工数を大幅に減らす、「LaKeel DX」の実力
コラム LaKeel DX開発秘話③
第4章 部品化×AIで実現 “超効率化”された開発がもたらす世界
生成AIが変えるシステム開発の在り方
さまざまな業界で進む、AI分析の導入
AI分析導入のプロセスと、課題
LaKeel BIがもたらす、劇的な生産性向上
まだまだ万能ではない、最新AI
システムエンジニアが担う、新たな役割
コラム LaKeel DX開発秘話④
第5章 LaKeel DX導入企業のイノベーション
住友生命保険相互会社
アース製薬株式会社
日本住宅ローン株式会社
株式会社みずほフィナンシャルグループ
コラム LaKeel DX開発秘話⑤
第6章 2030年、求められるのは“ソフトウェア部品産業”
日本のDXは始まったばかり
誰もがデータを活用できる環境を作る
コンテナ技術の普及で広がる、サステナブルソフトウェアの可能性
目指すは「LaKeel DXエコノミー」
ステークホルダーと共に、明日の日常を創り出す
コラム LaKeel DX開発秘話⑥
