出版実績

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自己啓発の本
自分で自分のファンになる 世界と私を調和させる「活学」の授業

自分で自分のファンになる 世界と私を調和させる「活学」の授業

  • 著者:並木将央
  • 定価:1,848円(本体1,680円+税10%)
  • 発行日:2025年5月1日
  • ISBN:9784295410904
  • ページ数:272ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

「幸せの形」や「理想の自分」が見えづらい世の中。大きな不安や不満はないけれど、どこか満たされない。何かに夢中になれない自分が、あまり好きではない。本書で紹介する「活学」は、こうした感覚から抜け出すための学問です。自分のビジョンを見つけ、その実現のためのミッションを起こし続ける。目の前のことに夢中になり、マインドの世界とリアルの世界のギャップを埋める。物理学、社会学、哲学、心理学をベースにしたアプローチで、自分のファンになる方法を学んでください。

著者紹介

並木将央

株式会社ロードフロンティア代表取締役。1975年生まれ。東京理科大学大学院工学研究科電気工学専攻博士前期課程修了、日本テキサス・インスツルメンツ株式会社、つくば研究開発センター研究員勤務。法政大学経営大学院イノベーション・マネジメント研究科修士課程修了。株式会社ロードフロンティアを設立し、成熟社会経営コンサルティング、企業セミナーや大学での講演などを幅広く行う。The Japan Times「次世代のアジアの経営者100人 2014」に選出。「価値観が多様化する時代では、個人のビジョンの確立がビジネスを左右する」という気づきから、物理学、社会学、哲学、心理学をベースに、活き活きと生きるためのメソッド「活学」を建学。著書に『成熟社会のビジネスシフト』(総合法令出版)がある。

目次

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まえがき 活学の取り扱い説明書

 

 

活学の全体像

 

第1部 活学の全体像を理解する

「成熟社会」で起きていること
・夢やビジョンの個別化・多様化
・「活力」の低下と「実存的虚無感」
・失われた「魂魄」
・失われた日本人の精神性
・失われた「想像力」と「創造力」
自分のファンになるためのビジョンメイキング
・「自分のファンになる」ために
・「マインドの世界」と「リアルの世界」の概要
・ビジョンメイキング図
・ビジョンを実現するための手順と全体像
活学の土台となる思考法
・片側しか見ない思考法
・相反する思考法
・相反する思考法のメリット

 

第2部 活力の源泉となる「ビジョン」を描く

2つの世界を行き来する
・「マインドの世界」と「リアルの世界」
・「マインド」と「リアル」を一致させる
・2つの「そうぞう力」
・2つの「そうぞう力」が失われた理由
ビジョンのさまざまな形
・正のビジョン
・負のビジョン
・偽りの正のビジョン
・リアルビジョン
存在意義を感じられる「真のビジョン」
・「真のビジョン」を描くとできるようになること
・「真のビジョン」の条件
・ビジョンを見つけるためのワーク

 

第3部 成熟社会の「欲求」を知る

欲求とビジョンの関係性
・「欲求」と「欲望」
・人は欲求を感情に乗せてビジョンを描く
・欲求の自覚がビジョンに与える影響
活学の欲求10段階
・マズローの欲求5段階説
・成長社会と成熟社会の「欲求」の違い
・活学の欲求10段階
・マインドの世界の欲求
時代によって変化する、欲求を満たす順番
・従来通りの欲求の満たし方
・成熟社会で見られるようになった欲求の満たし方
・リアルとマインド両方の欲求を満たす

 

第4部 リアルの世界で「行動」を起こす

「未経験の行動」を阻む機能
・「ホメオスタシス効果」とは
・ホメオスタシスはどのように生まれるか
・ホメオスタシスに引っかからない心理状態とは
・ホメオスタシスへの対応策
・他者との信念対立にも働くホメオスタシス
ビジョンの実現と「価値観・信念」
・「価値観・信念」の生まれ方
・ビジョンが生まれて実現するまで

 

第5部 「感情」のコントロール方法を知る

抑圧される「感情」
・感情の「大きさ」と「種類」
・感情が抑圧される理由
・負の感情も必要な感情
・感情にフタをする「心の電池」
感情をコントロールする3つの能力
①感情の増幅能力
②感情の分解能
③感情の区分け能力
「本来の感情」と「理性的感情」
・「腹」と「頭」にある感情
・感情とビジョンの関係
・「感情のすり替え」による感情の不一致
・「感情の地層モデル」とは
「執着」を手放すために
・価値観・信念の固定化
・執着が生まれる理由
・執着の外し方

 

第6部「負の感情」への対処法を知る

「負の感情」が湧く仕組みと対処法
・「負の感情」が湧く仕組み
・自作自演の負の感情
・負の感情への3つの対処法
「相反する思考法」で切り離す
・相反する思考法による対処法の流れ
・二律背反:「正の解釈」を作り「正の感情」に浸る
・万物流転:矛盾した解釈と感情を同時に見る
・矛盾統合:矛盾した解釈と感情を矛盾統合する
・相反する思考法の限界と有効性
「プルチックの感情の輪」で細かく小さくする
・「プルチックの感情の輪」とは
①どの感情を感じているかを知る
②感情を因数分解する
③細かくなった負の感情を分析してさらに小さくする
④正の感情に移動する
「内観」で根本から消し去る
・内観で取り組むべきテーマ
・内観で負の感情を根本から消し去る仕組み
・内観を行うに当たって
・内観の第1フェーズ
・内観の第2フェーズ

 

第7部 自分だけは自分のファンになる

顕在意識と潜在意識
・フロイトの「心の三層構造」
・ユングの「個人的無意識」「集合的無意識」
・潜在意識のパワー
・顕在意識と潜在意識のリンクを強くする
・価値観・信念のフィルターに穴を開けるには
活学の「共同体感覚」
・アドラーの「共同体感覚」
・活学の「共同体感覚」
・活学の共同体感覚に必要な4要素
「愛」を定義する
・愛とは何か
・「愛」そのものではない心の動き
・「愛」によるものだと勘違いしやすい行動
・愛の正体は「活力」
・無条件の愛はない
自分のファンになる
・負の感情を肯定できることと「愛」の関係性
・「自分」「他者」「世界」の愛し方
・「自分」「他者」「世界」を愛せていない場合
・「自己愛」と「自尊心」の違い
・「自己愛」から脱却し、「自尊心」を高めるには
・愛するための条件を広げる
・「なんでもあり」だと理解する

 

第8部 描いたビジョン通りに世界は変わる

時間概念と因果関係を破壊する
・時間の捉え方
・ビジョンを実現するなら「インタイム」
・「実時間」と「認識時間」
・因果関係の逆転を引き起こすもの
「クリップ理論」と「フィルム理論」
・「クリップ理論」とは
・ビジョンが作るクリップの山
・クリップの山が2つあるとき
・「フィルム理論」とは
・フィルムをつなぎ変えることで未来を変える
・「このフィルムを自分で作っている」という実感
人生というゲームの攻略法

 

 

あとがき 答えはすべて自分の中に