将来への希望も自信もなく、流されるまま日々を送っていた著者を救ったのは、本書でお話しする「人生のハンドルを自分で握る考え方」でした。
その真髄であり、著者がこれまで磨き上げてきた「頑張らなくても目標が達成できる仕組み」について、わかりやすくお伝えするのが、この本の目的です。
▼目標達成に必要なことは、たった3つ
「何で自分ばっかり、こんなに苦しいのかな」
「頑張っても、ぜんぜん報われない」
「この先、どうなっていくんだろう……」
かつての著者は、毎日そんなことばかり考えていました。
中学時代の偏差値は30台で、高校の機械科を卒業。
働いても生活は苦しく、将来の展望も何ひとつ見えない。
周りの目も無関心で、自分をどんどん嫌いになっていったといいます。
でも、あるきっかけから一念発起し、税理士に合格しました。
たとえ成功確率は低かったとしても、「ゼロ」ではありません。
でも、動かなきゃ、やらなきゃ、確率はずっと「ゼロ」のままになってしまうのです。
本書のメソッドの最大のポイントは「管理不要」なこと。
自分を律したり、モチベーションを高めたりしなくても大丈夫。
自然と「やってしまう」「動いてしまう」状態をつくるのがキモです。
著者は「目標を叶えるために大切なことは、たった3つです」と話します。
本書では、その3つ、
①エンディングビジョン
→「人生の終わりに自分がどうありたいか」という究極のゴールイメージ
②ライフセブンミッション
→エンディングビジョンを達成するための「7つの柱」
③即初動
→ビジョンが浮かんだあと「考え込む前に一歩を踏み出す」ための方法論
の各メソッドを中心に、ベースとなる「マインドセット」と、実践的な「行動ノウハウ」の両面から、誰でもできる方法を解説します。












