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出版実績

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社会・経済の本
コンテンツ化

コンテンツ化

  • 著者:高瀬敦也
  • 定価:1,925円(本体1,750円+税10%)
  • 発行日:2025年12月5日
  • ISBN:9784295411611
  • ページ数:304ページ
  • サイズ:188×130(mm)
  • 発行:クロスメディア・パブリッシング
  • 発売:インプレス

情報が溢れる現代、求められるのは「誰にでも届く」ものではなく、「特定の誰かに深く刺さる」コンテンツ。本書では、『逃走中』や『伯方の塩』キャンペーンなどの企画・プロデュース経験を持つ著者が、共感を生む企画の裏側とその法則を明かします。生成AIが普及する今だからこそ問われる「なぜつくるのか」という動機にも焦点を当て、人間にしか生み出せない価値を掘り下げます。実践的なメソッドも多数掲載された、クリエイター・マーケター必読の一冊です。

著者紹介

高瀬敦也

企画家。「逃走中」「ヌメロン」「有吉の夏休み」「ノイタミナ」等を企画。国際エミー賞3度ノミネート(日本人最多)。20年前よりコンテンツのIP化を説き、ゲーム「逃走中」100万本、「ヌメロンアプリ」350万DLを達成するなど、マネタイズを前提としたコンテンツ設計を得意とする。「お金のまなびば!」はYouTube登録者数70万人(金融業界1位)。「伯方の塩 二代目声優オーディション」で広告効果10億円のバズ。シカゴ・カブスの今永選手などプロ野球選手100名超をチューニングする「DIMENSIONING」や、AI・web3.0開発の「POST URBAN」等を創業・経営。20社以上で顧問を務める。著書として、『企画 「いい企画」なんて存在しない』『スキル 仕事で使える変な力たち』(以上、クロスメディア・パブリッシング)等、ベストセラーを含む4冊を上梓。オンラインサロン「コンテンツファクトリー2030」主宰。新経済ブランド「日本企業超会議」主宰。

目次

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はじめに

 

 

 

第1章 コンテンツとは何か

世の中のもの、すべてが「コンテンツ」
どこから見るか、誰から見るか
「狭める」とコンテンツ化する
狭めるとは、イメージを明確にすること
コンテンツ化とは「マッチング」である
「コンテンツ」という言葉の誕生がコンテンツを生んだ
「想い」は合理的なエンジン

 

第2章 コンテンツを生む

「アイデアだけの人」が一番多い
すべては「目的」が決める
まず、人と話す
インプットは共通言語をつくるため
コンテンツ化は「制約」があってこそ
既視感を利用する
コンテンツで「投資」する
「選ぶ」という新時代の普遍的価値
やりたいことを言う
信用は「過去」ではなく「未来」に宿る

 

第3章 コンテンツを形作る

ベタが最強
「置き換える」と新しく見える
主語を入れ替える
「気分」に寄り添う
自分というバイアス
「いいカンジ」の言葉を見つける
とりあえず「デカくする」
とりあえず伏線を張る
「フリ」を効かせる
人がうごく4つの普遍的衝動
媚びない
突き放す
気持ちわるいが、いい
ライバルをつくる
子供のコンテンツはつくりやすい
神は細部に宿る
とりあえずやってみる

 

第4章 コンテンツを広げる

誰にでもではなく「誰か」に刺さるもの
ニッチコンテンツとマスコンテンツ
有料コンテンツと無料コンテンツ
「〇〇のヤツ」と呼ばれるように
「マネしやすい」と広がる
悪ふざけするタイミング
コラボの正解は、「事情」ではなく「余裕」
世界観は伝わり方を変える装置である
発信したくなる「ネタ」であること
内容より「画」で届く
ランキングは最強フォーマット
過去に答えがある
変えるし、変えない
キャラクターは、伝わり方の「前提」である
IP化が失敗するわけ
「続ける」ことが生む力
コンテンツの価値は「つながり」の中に立ち上がる

 

第5章 コンテンツとテクノロジー

コンテンツはテクノロジーの進歩と共にある
コンテンツの総量が変える「特別」の意味
人間の生態・構造に合わせる
視覚的であることの意味を考える
コンテンツとメディアの関係
小さな「ムラ」の時代
「つくる」という行為が変わる時代

 

第6章 コンテンツの終わり

コンテンツの究極は「一般化」されること
終わらせたフリをする
コンテンツの終わらせ方
終われないと始まらない
世に出せる環境に感謝する
ハズれたコンテンツなんて誰も覚えていない
発信することは、生きること

 

 

 

おわりに