多国籍企業のエグゼクティブと言えば、超多忙な毎日。
分刻みのスケジュールで会議や出張を次々こなし、飛行機で世界中を飛び回っています。
そのようなギリギリのスケジュールの中でも、日本と比較して家族との休暇や自分の健康管理・フィットネスなどに使うために使う時間も確保し、同時に仕事でも成果を上げている彼らは、いったいどのような工夫をしながら働いているのでしょうか。
その秘密は、「人生全般における優先順位のつけ方」にあります。
そしてさらにそれは、彼らの「時間の使い方」にすべて凝縮されて表れているのです。
逆に言えば、できる人の時間の使い方を見れば、仕事での成果を上げて(=年収を上げ)、充実した人生を送ることができる、ということが言えるでしょう。
本書の著者は、20年以上にわたって、英国、米国、ベルギー、台湾など、7か国以上の外国人トップエグゼクティブの担当秘書として活躍してきました。
役員たちの時間の使い方を誰よりも間近で見てきた著者が、生産性が上がる行動パターンを「時間の使い方」という視点から分析。
本書ではその要素を、大きく5つの要素に分け、事例を挙げながらわかりやすく解説しています。