▼ 生産性を無理なく高め、確実に顧客を増やす方法
・「これ、便利だから会社で使え」と社長が導入したシステムがほとんど使われていない。
・経費の使途には細かいのにテレビ会議で済ませられるような出張・支店視察にバンバン行かせる。
・Web制作・Webマーケティング会社の言いなりにムダ金を払い続けている。
多くの会社でよく見られる風景です。
本書の著者いわく、
「実際に社員の声を聞くと、『社長には言えない現場の声』が多くあります。
私が独自に取ったアンケート調査でも、『このシステム、ホントは使いにくい』『ITを入れたのに手間だけ増えた』などの意見も多い。
こうしたことを経営にうまく取り入れていかないと、ムダが多い非効率な経営になるのです」
いまやITの活用は、経営戦略の重要な柱の一つです。
しかし、消費者心理をつかみ、締める部分は締めて順調に儲けているやり手の社長でも、なぜかムダな金を突っ込んでしまう。
そんなことが多いのが「会社のIT」なのです。
しかし、著者はこう断言します。
「いまでは月に500円前後で、生産性を上げたり、コミュニケーションを促進したりできる優秀なクラウドツールが使えます。
それらを自社の状況に応じていくつか組み合わせれば、生産性向上と顧客の増加で、会社は確実に儲かります」
▼「効率化、人、顧客、リスク」に効く経営戦略
300社以上のIT活用を現場で見てきた著者が語る内容だけに説得力が高く、また企業の成功/失敗事例も豊富に盛り込んでいます。
「残業が多いのに儲からない」「マーケティングがダメなので売れない」「顧客情報が漏れないか怖い」といった多くの会社に向けて、
(1)ムダを削り(業務・時間の効率化)
(2)少ない人数でも無理なく回せて(人・組織の強化)
(3)しっかり稼げる仕組みをつくり(顧客増加、マーケティング)
(4)リスクはできるだけ小さくする(リスクマネジメント)
という4つの分野にそれぞれ効く経営戦略を示す一冊です。
本書で、会社をIT活用で変える具体的方法をぜひ学んでください。