目次
MOREプロローグ
1 本書を手にとって頂きたい方とは
2 相続の本質とは
3 「家族会議」の重要性
本書に登場する家族の紹介
第1章 家族信託の基本について理解しよう
家族信託とはなんですか? ~家族の家族による家族のための財産管理~
家族信託の効果をイメージしてみよう ~委任と成年後見制度と遺言の良いとこどり~
家族信託の3大メリット① ~親が認知症になっても柔軟な財産管理ができる~
家族信託の3大メリット② ~遺産の承継者を何段階にも指定ができる~
家族信託の3大メリット③ ~共有不動産のトラブルリスクを解消できる~
家族信託のデメリットとリスクは? ~家族信託の導入に際し注意すべき点~
家族信託と成年後見、どっちを使う? ~家族信託と成年後見制度の比較~
信託銀行の「遺言信託」とはなにが違う? ~信託銀行の「遺言信託」と家族信託の比較~
信託銀行は財産を託す相手か? ~商事信託と家族信託の使い分け~
受託者の相談相手・お目付役 ~信託監督人を活用した仕組み作り~
第1章のまとめ
第2章 家族信託の実際
信託に関する税務① 信託税務は従来の所有権と同じと考えればOK
家族信託に関する税務② 老親所有の不動産の売却を考える
不動産信託と登記簿の記載 ~不動産登記簿にどのように記載されるか?~
受益者が死亡したときの登記簿 ~家族信託の設計によって異なる不動産登記手続き~
現金の信託と信託専用口座 ~将来の預金凍結に備えた金銭の管理~
賃貸アパートを家族信託で管理する ~賃貸不動産を信託する際の実務上の注意点~
受託者が借金して賃貸物件を建設 ~老親に代わり子主導による相続税対策の実行~
受託者が先に亡くなるリスクを考える ~法人を受託者とする長期的な財産管理~
中小企業の経営に家族信託を活用 ~株式信託を活かしたリスク対策と事業承継~
家族信託の導入費用を考える ~専門家報酬も含めた総費用は高いのか?~
第2章のまとめ
第3章 家族信託を活用しよう
家族信託の活用チェックリスト ~こんなケースに当てはまれば家族信託が効果的~
家族信託導入までのスケジュール ~緊急性があるか? じっくり検討すべきか?~
信託契約を公正証書で作成する ~公証役場で作成するまでの手順~
信託契約後にすべきこと ~契約したら終わりではなく、そこからが始まり~
第3章のまとめ
第4章 事例集――それぞれの家族信託
認知症による資産凍結を回避しつつ相続税対策を完遂したい
子のいない夫婦を経由しつつ財産を孫に渡したい
認知症の妻に財産を遺しつつ次の承継者も定めたい
唯一の不動産を平等相続させつつ将来のスムーズな売却にも備えたい
共有不動産を巡るトラブル防止策
中小企業の事業承継対策と大株主の認知症対策
株式を贈与しつつ経営権を保持する事業承継対策
空き家となる実家の売却と売却代金の有効活用
遺言の書き換え合戦を防ぎ遺産分割の生前合意を有効に
親なき後も障害のある子を支えつつ円満な資産承継を実現したい
第5章 相続対策の様々な手段
相続税ってどのくらいかかるの?
数ある選択肢の中から選ぶのが相続対策
遺言は相続対策の基本
生前贈与を活用しよう①
生前贈与を活用しよう②
不動産を活用して相続税を減らす
賃貸経営の法人化のメリット
生命保険を相続対策に活用する
任意後見は相続対策になるか?
第5章のまとめ