▼ わずか3%の連続増収増益企業に共通するもの
売上が安定するビジネスをつくりたい。
これは多くの会社経営者の切実な願いだと思います。
たとえ売上が急減しても、固定費である人件費やオフィス・
店舗の賃料は毎月必ず支払わなければなりません。
売上が計画通りに立たないときには、銀行口座の預金残高を見ながら胃が痛みます。
6年以上連続して増収増益を達成できている日本の上場企業は、
約3600社中でたった110社。わずか3%しかないといわれます。
しかし、このわずか3%しかない増収増益を続ける上場企業には、ある共通する特徴があります。
それが本書で紹介する「ストックビジネス(継続的な売上が期待できるビジネス)」です。
▼ さまざまな規模・業種の会社で得たストックビジネスのノウハウ
著者は米国のMBAで経営理論を学んだ後、
コンサルタント・経営者・起業家・投資家という異なる視点から企業に関わってきました。
また、あらゆる規模の会社・ビジネスにおいて、事業立ち上げ、
投資・M&Aなど一連の経営実務に携わっています。
たとえば、外資系・日系の大手企業から、中小・零細企業、ネットビジネスまでです。
本書は、そこで得た「ストックビジネス」のノウハウを初公開します。
ストックビジネス参入法は大別すると2種類に分かれます。
ひとつは社内リソースを活用して自社事業の「ストック化」
や新規事業の「立ち上げ」を行う方法です。もうひとつは「投資・M&A」により
社外リソースを一気に獲得して低リスクで素早く参入する方法です。
本書では、両方の長所・短所を詳細に解説した上で、中小企業に最適な経営戦略として、
主に社外リソースを獲得する後者の参入法を紹介していきます。
本業で稼げている間に、まず安定収益を生む事業を3つつくることが当面の目標です
この本の内容をヒントに、あなたの会社でも、ぜひ「安定経営」を実現させてください。