平成から令和に変わり、ますます先の見えない時代になってきた。
近年、日本史はアニメや漫画などのテーマとしても人気があり、老若男女を問わず関心が高まっている。
そんな中でも、本書は「日本史」と「戦略」という視点で切り込んだ意欲作である。
近代戦争でしか語られてこなかった戦略論を中世を中心にまとめている。

平成から令和に変わり、ますます先の見えない時代になってきた。
近年、日本史はアニメや漫画などのテーマとしても人気があり、老若男女を問わず関心が高まっている。
そんな中でも、本書は「日本史」と「戦略」という視点で切り込んだ意欲作である。
近代戦争でしか語られてこなかった戦略論を中世を中心にまとめている。
目次
はじめに
トップから末端への意思疎通維持の大切さ
ビジョンなき連帯では、まとまらない
型破りなら最後まで型破りで
リーダーとしての大局観
人々の欲求を利用し、戦意を高揚させる
軍事は即断即決のスピード力
時代を読める感性があるか
最小限の投資で最大の成果
武田軍は一部上場企業、上杉軍はベンチャー企業
立場の弱さを逆用して好条件を提示し、味方に引き込む
情報収集・分析こそが、戦いを制する
即時撤退の妙
敵の長所を盗むだけでなく、異なるフィールドでもそれを活かす工夫を
周到な準備と思い切った行動はセットになってこそ活きる
兵糧攻めというシンプルな方法を徹底
「ほう・れん・そう」だけでは勝ち取れない
あらゆるネットワークを掘り起こし、総動員してミッションをクリアする
予想外の絶好機が訪れたとき、自分の力でそれに切り込めるか、他人の力頼りか
人間心理を心得た臨機応変の姿勢が勝利を呼ぶ
状況打破には、まったく違う手を打つ
合議制の主導権をとるには味方を入れるか敵を減らせ
参考文献