広告費をかける前に「ブランド」をつくる。
中小企業が「広告」「価格」「品質」だけで勝負してはいけない。
数々のブランディングを手掛け、デザインとビジネスに精通した著者が教える、
新しい時代の経営の思考法。
モノがあふれ、人の嗜好が目まぐるしく変わる現代、
経営に「ブランディング」の視点は欠かせません。
ただ、「ブランディング」はいろんな媒体で広告を打つことや、
イケてるデザインのロゴや会社案内をつくる「イメージ戦略」ではなく、
「経営戦略」であり、企業の指針を考え、決めることです。
また、多くの人がイメージする社外への発信だけでは不十分で、
社内向けの「インナーブランディング」と両輪がそろって初めて機能し、
「効率化」「人材の確保」「利益の向上」に大きく貢献します。
本書は、主に経営者や経営企画担当者などに向けて、
これらのブランディングの基本的な考え方を
最新の事例を豊富に交えながら解説します。